人気女性バイクタレントの勇気ある挑戦
モデルやMCも務める人気女性バイクタレント・下川原リサさん。以前から持ち続けていた夢『バイクで日本一周』を実現すべく、2019年5月に相棒クロスカブ110を駆って出発した。それから4ヶ月・1万9740kmに及ぶ長旅の模様は、WEBヤングマシンでも連載で追い続けた通りだ。本稿では、無事に旅のフィナーレを迎えたリサさんにインタビュー。4ヶ月の貴重な旅を経て大きく成長した彼女の姿をお届けしたい。
下川原リサの『ちょっと日本一周してきます!』#01 [出発前の準備編]
●文:高橋剛 ●写真:高橋克也、下川原リサ ●取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン
何だって叶えられる。やってやれないことはない
甘えん坊の末っ子。お父さんとお母さんに大切に守られて育ってきた。下川原リサさんは、「クロスカブ110で日本一周」なんてキーワードとは、もっとも無縁の存在のように思える。
でも、彼女は決めてしまった。旅に出ることを。
「バイクの免許を取ろうかなって頃に、日本一周をした人たちがいるということを知ったんです。『そんなことする人がいるんだ。スゴーイ!』と思った(笑)。でも自分は超ビビリな性格だから、『無理だろうな』と諦めていたんです」
いざ免許を取ってバイクに乗り始め、どんどんバイクの魅力にハマるにつれて、「やっぱり日本一周してみたいな」という思いが沸き上がってくる。
「やってみたいけどなぁ……。仕事もあるし、やっぱり非現実的かな……」
社会人として葛藤があった。でも、思いは止められない。周りの人との会話の中のノリで「やってみようかなぁ」と口に出してみた。すると「いいじゃん!」「応援するよ」との反応でフッと心が軽くなった。
フリーのタレントとして活躍し、多くの仕事を抱えるリサさんだが、関係者にもすぐに理解してもらえた。
「今行かないと、もう一生行けないような気がしたんです。日本一周に限らず、どんなことでも今できることを先延ばしにしていたら、そういう人間になってしまいそうで」
迷惑をかけることは分かっていたが、「帰ったら今まで以上に頑張って恩返ししよう」と、自分を納得させた。
「やる」と言ったからにはもう戻れない、戻らない。1ヶ月かけて準備を進めた。
〈次ページ〉下川原リサさんのクロスカブで日本一周、江ノ島からついに出発。できるだけ海沿いをグルッと時計回りするルートだ。徐々に旅慣れて肩の力が抜けていくリサさんに、ある変化が訪れる。
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