現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 輸入車だけど嫌味なし! クルマ好きが悶絶する「ツウな」輸入車5選

ここから本文です

輸入車だけど嫌味なし! クルマ好きが悶絶する「ツウな」輸入車5選

掲載 更新 1
輸入車だけど嫌味なし! クルマ好きが悶絶する「ツウな」輸入車5選

 古き良きフランス車が堪能できる一台も!

 今も昔も、輸入車の販売はドイツ御三家ブランドがランキングの上位を占める構図は変わらないが、クルマの多様化は進んだ。どのブランドもSUV比率の上昇が著しく、輸入ブランドのSUVはオシャレで今時っぽいが、「おぉ! ツウだね!」とクルマ好き層が唸るマニアック感は乏しい。

輸入車はベンツ・BMW・アウディだけじゃない! 意識高い系に選んで欲しいドイツ車以外の欧州車4選

 その一方、クルマ好きの琴線に触れる輸入車マニア向けモデルもじつは少なくない。そこで今回は、輸入車ならではの魅力を満喫しながら、嫌味にもならず、現実的に買いやすい価格の注目モデルをピックアップしてみた。

 1)ルノー・ルーテシア ゼン

 典型的な欧州のベーシックモデルの良さが満喫できる1台。0.9リッターの3気筒ターボエンジンは90馬力しかなく、車重は割と重めの1130kgなので、パワーウエイトレシオなどスペック的には頼りなさすぎる感があるが、欧州の実用車らしく数値によるイメージを覆してくれる。

 もっと排気量の大きなNAエンジンのようなトルク感があり、最近の欧州ダウンサイジングターボの出来の良さに驚かされるだろう。MTも5速で十分にこと足りる。格下のトゥインゴよりもさらに安い価格(約208万円)ながら装備や質感に不足はないし、ルノー車らしい骨太感のあるシャーシや作りの良いシートにより、長距離ドライブにも最適だ。

 2)プジョー208スタイル

 これも典型的な欧州のベーシックモデルだ。1.2リッターエンジンはNAの3気筒で82馬力ながら車重は1040kgと軽量。これもスペックのショボさが信じられないほど走りに不満はなく、エンジンサウンドも意外なほど野太くスポーティなので、国産の最廉価小型車にありがちな貧乏くささは皆無。以前はATもあったが、今ではMTしか選べなくなっているのがまた渋い。

 ふにゃっとした手応えの奥にある粘り気の強いグリップ感はまさに「ネコ足」そのもの。185/65R15という穏やかなタイヤサイズも相まって、古き良きフランス車が堪能できる。最近のフランス車は出来が良くなった分、味が薄れた感を残念に思っていた人にオススメしたい。

 欧州生まれの高性能車の実力を存分に味わえる!

 3)アバルト595

 欧州の高性能車は素晴らしいのはわかるけど値段が高すぎて無理、という不満を劇的に解消してくれるのがアバルト。いうほど速くはないがエンジンとシフトのフィーリングは超絶に気持ち良く、ひたすら無駄なシフトチェンジに明け暮れてしまうほどの快感が得られる。

 サスペンションは硬すぎず柔らかすぎずの絶妙な塩梅で、もちろん山道でも楽しいが、高速ダイナミクス性能の高さは超特筆レベルにあり、欧州の高性能車の実力に感銘を受けることだろう。ベースとなっているフィアット500の美点は損なわれていないのでクルマに詳しくない層へのウケ度も高く、また古さを感じさせることもない。この内容と乗り味で300万円は激安。MTは左ハンドルが選べるのもツウっぽい。

 4)フォルクスワーゲン・パサート TSI Eleganceline

 メルセデスCクラスやBMW3シリーズなど、欧州セダン/ワゴン好きのベンチマーク車の高級路線化が進む中、相対的にパサートの質実剛健ぶりが際立つようになってきた。パサートも欧州の競合車と同様にボディサイズはデカく豪華になったが、それでもTSI Elegancelineは約400万円で輸入車のセダンとしては安く、過剰なモノがつかない清々しさは健在。

 内外装の質感や動的質感も申し分なく、大柄なボディを持て余さない1.4リッターターボエンジンも不満は皆無。乗れば乗るほど良いセダンであることが心身に染みる心地良さがある。十分以上に立派な高級車に見える一方、「高級外車を乗り回す輩」という悪意を抱かれることもない。運転支援系の装備も抜かりなく、極めて万能性が高い一台だ。

 5)シボレー・カマロ またはコロラド(並行輸入車)

 クルマのマニアたちから一目置かれる度が意外と高いアメ車。正規輸入モノでも良いが、あえて並行輸入のレア車やレアグレードを狙うとなおマニアックだ。たとえばシボレー・カマロでは4気筒の2リッター搭載車の素グレードLSなら380万円ほどで正規モノより100万円以上安く、しかも6速MTが選べる。

 今のアメ車は昔と違って現地仕様車でも日本で乗りやすい装備や仕様となっており、機械的信頼性も高いのでリスクは少ない。並行輸入車を扱い慣れている業者は少なくなく、また悪徳業者はほぼ淘汰された点も安心材料となる。北米では標準サイズのピックアップトラック、シボレー・コロラドは日本では威風堂々とした巨体で迫力満点。300万円台のクルマとは思えぬバリュー感が楽しめる。

こんな記事も読まれています

白熱する来季F1ドライバー市場、“主役”はレッドブル離脱噂のフェルスタッペン&新規参戦アウディ?
白熱する来季F1ドライバー市場、“主役”はレッドブル離脱噂のフェルスタッペン&新規参戦アウディ?
motorsport.com 日本版
もはや「スーパーカー」!? めちゃ“黒い”トヨタ「ハイエース」登場!“クセ強”1BOXバンが「カッコ良すぎ」と反響集まる
もはや「スーパーカー」!? めちゃ“黒い”トヨタ「ハイエース」登場!“クセ強”1BOXバンが「カッコ良すぎ」と反響集まる
くるまのニュース
『ホールデン・コモドア』国際交流戦に現れ、快走したオーストラリアンV8【忘れがたき銘車たち】
『ホールデン・コモドア』国際交流戦に現れ、快走したオーストラリアンV8【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツ Gクラスの電気自動車がまもなくやってくる?──GQ新着カー
メルセデス・ベンツ Gクラスの電気自動車がまもなくやってくる?──GQ新着カー
GQ JAPAN
入賞枠拡大の新F1ポイントシステム案、ドライバーからは賛否両論「大きな切り傷に絆創膏貼るみたいなもん」との声も
入賞枠拡大の新F1ポイントシステム案、ドライバーからは賛否両論「大きな切り傷に絆創膏貼るみたいなもん」との声も
motorsport.com 日本版
スバル レガシィが生産終了へ──GQ新着カー
スバル レガシィが生産終了へ──GQ新着カー
GQ JAPAN
[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
レスポンス
WECスパ、テストで負傷のハプスブルクが復帰へ。LMGT3クラスのエントリーリストには宮田莉朋の名前も
WECスパ、テストで負傷のハプスブルクが復帰へ。LMGT3クラスのエントリーリストには宮田莉朋の名前も
motorsport.com 日本版
ブリッツのストラットタワーバーにGR86 / BRZ(ZN8/ZD8)のフロント&リア用、『アクア』フロント用が追加
ブリッツのストラットタワーバーにGR86 / BRZ(ZN8/ZD8)のフロント&リア用、『アクア』フロント用が追加
レスポンス
日産新「4人乗り高級ミニバン」4月発売! “VIP”向けの豪華仕様は何がスゴい? 最上級837万円、特徴は?
日産新「4人乗り高級ミニバン」4月発売! “VIP”向けの豪華仕様は何がスゴい? 最上級837万円、特徴は?
くるまのニュース
【MotoGP】「今のMotoGPはTV越しに簡単に見られすぎている」オリベイラ、伝え方に工夫の余地ありと感じる
【MotoGP】「今のMotoGPはTV越しに簡単に見られすぎている」オリベイラ、伝え方に工夫の余地ありと感じる
motorsport.com 日本版
「F-CON V Pro+」の開発をHKSがスタート! 第1弾は先代トヨタ「86」とスバル「BRZ」から。直噴インジェクター制御にも対応
「F-CON V Pro+」の開発をHKSがスタート! 第1弾は先代トヨタ「86」とスバル「BRZ」から。直噴インジェクター制御にも対応
Auto Messe Web
マツダ ルーチェ・ロータリークーペ(昭和44/1969年10月発売・RX87型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト055】
マツダ ルーチェ・ロータリークーペ(昭和44/1969年10月発売・RX87型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト055】
Webモーターマガジン
哀川翔のラリーチームが5年ぶりにアジアクロスカントリーラリー参戦へ。ドライバーは川畑真人
哀川翔のラリーチームが5年ぶりにアジアクロスカントリーラリー参戦へ。ドライバーは川畑真人
AUTOSPORT web
綿貫舞空、EWCル・マンで3位表彰台。中古タイヤの経験を活かし「レースは勝負になると思っていた」
綿貫舞空、EWCル・マンで3位表彰台。中古タイヤの経験を活かし「レースは勝負になると思っていた」
AUTOSPORT web
ボルボっていうよりも……なぜかホンダ感漂うハッチバック「ボルボ480」ってナニモノ?
ボルボっていうよりも……なぜかホンダ感漂うハッチバック「ボルボ480」ってナニモノ?
WEB CARTOP
海外から注目浴びるも、参戦するのはプルシェールのみ。スーパーフォーミュラで外国人が増えるには何が必要?|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
海外から注目浴びるも、参戦するのはプルシェールのみ。スーパーフォーミュラで外国人が増えるには何が必要?|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
motorsport.com 日本版
ドアを開けたら壁とゴツン……の悲劇! クルマのドアエッジを守る手段をアレコレ試してみた
ドアを開けたら壁とゴツン……の悲劇! クルマのドアエッジを守る手段をアレコレ試してみた
WEB CARTOP

みんなのコメント

1件
  • ルーテシアはいいけど、4気筒のインテンスを選びたい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

668.0940.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.01300.0万円

中古車を検索
カマロ クーペの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

668.0940.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.01300.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村