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ハンターカブCT125続報、ハイマウントエアインテークの実装で漂う「ホンモノの雰囲気」

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ハンターカブCT125続報、ハイマウントエアインテークの実装で漂う「ホンモノの雰囲気」

この1週間のダート界隈では、なんといってもハンターカブCT125情報がフィーバー。自らもクロスカブCC110を所有してハンターカブを目指してきたOff1.jp編集部がさらに大量の写真を投下して続報をお届けする。

車体左側のハイマウントエアインテーク
まず、気になっている方も多いだろうエアインテークについて。旧CT110と同様に、キャリアへインテークがつながっていて、水没してしまうような悪路を走ることも想定されていたコンセプトモデルの意匠を継いでいることが、確認されている。また、これはどうやら見た目だけでなくしっかり機能しているものだと推測される。

ホンダ「CT125 ハンターカブ」の写真と予定価格!

アルミ製だと見られるキャリアに、エアクリーナーのダクトがつながっていることが確認されている。

なお、かなりこのキャリアは大型のようだ。CT110はクロームメッキが施されたキャリアだったが、これがまた大型のもので実用性に富んでいた。こういった細かい仕上がりに、オフロードフリーク達は歓喜の声を上げている。

タンデムシートの付き具合も、いかにも旧ハンターカブのしきたり通り。このいなたさこそ、ハンターだ。

ハンドルは、一般的なオートバイと同様にクランプで固定されるタイプ。クロスカブの場合も同じだが、大型のスピードメーターがあるためにブレイスや、ナビをつけづらい傾向にある。

また、メーターはインジケーター付近がモンキー125に酷似。液晶メーターで、小ぶり。アナログなCC110とは差別化が図られている部分だ。

モリワキからは、すでにハンドルまわりのアフターパーツが提案されている。ブレイスをつけると、ナビやスマホを装着しやすくなること請け合い。

TAKEGAWAは、クロスカブ110同様のアクセサリーバーを準備。すっきりしたライダーズビューでこちらもグッド。

テールランプ、ウインカーはいなたい90sデザイン。スクエアな形状だが、LEDであることが想像される。ほぼ同幅のキャリアと織りなすバックビューは、明らかにCC110とは違う。

まるでCT110、だがデュアルパイプ…の超絶カッコイイ、タケガワエキゾースト。こんなのズルイ。

これもズルイなぁ、のモリワキモナカ管。どちらも、このモノホン雰囲気が…。

こちらも推測の域を出ないが、モンキー125同様のパワーユニット。

メインフレーム下はしっかりカバード。このあたりは、さすがに最新の製品らしい作りをしている。

純正エキゾーストは、楕円断面。わりとこぶりに見える。

ここからは、いま現時点で判明していることのおさらいだ。

Honda
CT125ハンターカブ
2020年6月発売予定・44万円前後(税込)予定

クロスカブ110が34万1000円(税込)だから、おおよそ10万円の差である。

まず目につくのが、コンセプトモデルとは作り込みが異なるアップマフラーだ。雰囲気をよせ、まさにCT110の現代版というべき形状。CC110のメッキカバーではなく、耐熱塗装と言うことになるだろうか。現実的な排ガス規制に対応する形状、あるいはタンデム前提の設計を加えた結果と思われる。

エキパイのガードは、触媒の大きさを加味したものになっているのだろう。

フロントブレーキは、1POTから2POTへ変更。コンセプトモデルはフォークのアクスルがブロックのセンターにあるが、製品版(仮)は前方のいわゆる「カブ式」。なお、コンセプトともにABSが装備されていることがわかる。ブレーキディスクのボルト数からいっても、フロントまわりはごっそり変更がかかっている。

同時発表されたC125のフロントブレーキは、これまでどおりの1POT。

コンセプトが発表された際に話題にあがったリアのディスクブレーキ(C125はドラム)は、市販予定車でも継続。タンデムステップが追加されている。

前後ブレーキともに、形状はモンキー125とほぼ同様だ。

ハンターカブの目とも言える、四角ウインカーはクリアレンズで登場。成型も変更されているように見える。コンセプトモデルは、3Dプリンターからの出力だと聞いているが、製品版ではある意味の「いなたさ」が残っていて、かわいらしい。なお、クロスカブ110とは異なり、オフロード用のワッフルグリップを装着している。

鉄タンクを化粧すること無く搭載するシート&タンクは、市販予定車でも健在。もなか合わせの部分を樹脂でガードしてあるのだろうか。より無骨さがあったコンセプトモデルを、洗練した形状だ。

CT110、コンセプトモデルにあったエアクリーナーの吸入口を兼ねたキャリアは、逆向きの写真が入手できず判別できない。アルミ製に変更されているように見える。

なお、今回の市販予定車にはキックペダルが装着済。本来セルだけで必要のないキックが装着されることは、ある意味オフロード、アドベンチャーに特化したことの象徴と言えるのかもしれない(CRFシリーズもセルオンリーになってしまった昨今ではあるのだが…)。

詳しくは、こちらの記事で!

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