メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は、2020年の年頭記者会見において2019年の実績および2020年の展望について会見を行いました。
2019年の新車販売台数は前年実績から1008台少ない6万6523台となり、消費税増税よりも後半の自然災害の影響が大きかったとの見解を示しつつも、単体の輸入車ブランドとしては5年連続の首位を堅持しました。
その要因は2015年から輸入車Cセグメントで販売台数首位の主力車種Cクラスが土台を固め、輸入車最多の8車種を取り揃えるSUVが堅調な推移で下支え。そこにコンパクトクラスの新型3モデルとなるBクラス、Aクラスセダン、CLAと、さらに過去最高の8000台を打ち上げたAMGラインのモデルの販売台数が上乗せされた結果とのことです。
ちなみに今やメルセデス・ベンツ日本の販売台数の3割以上を占めるまでになったコンパクトクラスの購入者の約半数は新規顧客だそうで、将来のステップアップオーナー予備軍の獲得という側面でも貢献していると言えそうです。
気になる2020年の新車は10車種を予定していて、FFベースのコンパクトSUVとして新規モデルのGLBと新型GLAの2車種、上半期に大型SUVの新型GLS、他AMGの35シリーズなどの名前が挙げられました。
他、エコ系では昨年発表されたEVのEQCをはじめ、日本初のクリーンディーゼル搭載のプラグインハイブリッド乗用車「E350 de」、世界初の燃料電池プラグインハイブリッドの「GLC F-CELL」が導入予定。ダイムラー社のCASE戦略の第一歩となる電動モデルの本格上陸となるわけですが、価格含めてその売れ行きにも注目です。
また、2019年から本格稼働したレンタカーサービス「メルセデス・べンツ レント」は、新規顧客以外にも既存顧客の旅先での利用などでも好評を得ているそうで、現在北海道から沖縄までの全国21拠点を今後も拡大していく予定とのこと。今年は今のところ北海道の新千歳空港に新規オープン予定とのことです。
他にも認定中古車を「メルセデス・ベンツCertified(サーティファイド)」と名称変更してブランド強化を図る計画や、ディーラーを10店舗増やす計画などが発表されたメルセデス・ベンツの年頭記者会見。輸入車ブランドがめっきり少なくなった昨年の東京モーターショーにも継続して出展するなど、日本にしっかり根差した感のあるメルセデス・ベンツの様々な戦略は、他の輸入車ブランドとはひと味違うアプローチとも言え、その結果はまた来年の記者会見で確認していきたいと思います。
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