トレメリー工場に新設されたラインは年間12万基の生産能力を確保。競争力強化を図る
フォルクスワーゲンを始めドイツ勢が電動化を推進する中、フランスメーカーも手をこまねいているわけではない。プジョー、シロトエン、DSに加えてオペルの4ブランドを抱えるPSAグループもここにきて電動化に向けて積極的な投資を進め、フランス東部のトレメリー工場に電動パワートレインの組み立てラインを新設。2020年には年間約12万基、2021年までに約18万基の生産が可能な規模へと拡大していく構えだ。
PSAは日本電産との合弁で2018年に日本電産イーモーターズを設立して電動化戦略を進めており、今回の新生産ライン開設もその一環となる。ここで生産された電動パワートレインはPSAの全ブランドの電動化車両に搭載されることになり、最終的には年間90万台規模の生産が可能になるとしている。
トレメリー工場は1979年の開設以来、5000万台近いガソリン、ディーゼルエンジンを生産してきたが、これを機に電動化へと大きく舵を切る形となる。内燃機関の生産も続けるものの、欧州で進む電動化の波にも対応できる体制を明確にすることで、企業競争力を保つ姿勢もかいま見える。
PSAは2025年までにブランド全車でプラグインハイブリッドを含む電動化車両を選べるようにするとしており、その計画達成のためにも大規模な電動化生産ラインは欠かせない。日本企業も加わったラテン系電動車両が日本に上陸する日もそう遠くはなさそうだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
「盗まれた」県が怒りの声明 県道の工事現場から“かなり重い資材”が複数 被害総額300万円超
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超えの「“R36型”GT-R!?」! “匂わせ”デザイン採用の「Hフォース」中国登場へ
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?