■ランボルギーニは、環境問題にも積極的なメーカーだった!?
最新のランボルギーニでドライブする「ランボルギーニ・クリスマスドライブ2019」が、本国イタリアで開催されました。ランボルギーニ本社が主催する特別なドライブとは、いったいどれほどゴージャスなのでしょうか。
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ランボルギーニでは、サーキットや雪上などで最新モデルを堪能するエクスペリエンザを世界中で開催しています。また、数日をかけたグランドツーリングにも力を注いでいます。
今回開催された「ランボルギーニ・クリスマスドライブ2019」のルートは、本社のあるサンタアガタ・ボロネーゼから、北イタリアのブルニコとプラン・デ・コロネスまでのロングツーリングです。
参加したクルマは、「アヴェンタドールSVJ」、「ウラカンEVO」、「ウルス」といった最新モデル10台です。
ドロミテの山々をバックに、アルト・アディジェ地方ワインディングロードは、風光明媚で有名なルートです。
目的地である標高2275mのプラン・デ・コロネス頂上に至るルートは、雪道のため、ランボルギーニの四輪駆動の真価が試されました。ちなみに、プラン・デ・コロネスはスキー場として有名で、麓からロープウェーで登ることができます。
このグランドツアーには、環境問題についての啓蒙がサブテーマとしてありました。
2015年からカーボンニュートラルを実現しているランボルギーニ本社から、イタリアで最も環境意識の高いアルト・アディジェ地方まで、地球環境の持続可能性について信念を持ち、重点的に取り組んでいるイタリア企業や団体を辿るツアーだったのです。
プラン・デ・コロネス頂上にあるレストラン「AlpiNN」では、環境保護活動で知られるミシュラン3つ星シェフのノベルト・ニーダーコフラー氏が提唱する「Cook the Mountain」のコンセプトにインスピレーションを得た料理が振る舞われました。
AlpiNNのインテリアは、南チロル出身のデザイナー、マルティーノ・ガンパー氏が手掛けています。マルティーノ氏がデザインしたチェアに座り、まるで景色の中にいるかのような開放的な空間でノベルト氏の料理を堪能しつつ、環境問題についても考えるというものです。
メニューは、地元の季節の生産物を使い、無駄を最小限に抑え、ジャガイモの皮や野菜の調理に使用する水など、すべてが創造的なレシピの材料として利用されます。基本的にはシンプルでピュアな自然の素材を生かした料理です。
※ ※ ※
ランボルギーニにとって2019年は、販売台数、売上、収益ともに史上最高レベルに達した年でした。
2018年の販売台数5750台は、2019年に8000台を超えました。この躍進にはウルスの販売台数が大きく貢献しているのですが、ランボルギーニの既存オーナーの70%以上の方が、ウルスのオーナーになったということです。その大半が増車とみて間違いないでしょう。
また、デイトナ24時間やセブリング12時間の耐久レースを2年連続で優勝するなど、モータースポーツでも活躍した1年でした。
こうした躍進を遂げつつ、ランボルギーニが環境問題に対しても真摯に対応しているというアピールを内外におこなうために「ランボルギーニ・クリスマスドライブ2019」が開催されたと見てよいでしょう。
とはいえ、さすがプレミアム・スーパーカーブランドであるランボルギーニだけに、環境問題をアピールするイベントも、なんともゴージャスです。
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みんなのコメント
単純に美化転換しただけのこじつけ言い訳、こじつけ&後付けの物は言いようレベル。
これは詐称的だ。
果たして、その山頂レストランで舌鼓を打ちながら環境問題について問題解消策や前向きな具体的な策、議論は交わされた? そしてランボの企業として、オーナー陣としての回答や行動策は決まった?