現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【もうデカい見た目で見栄張る時代じゃない!!】本物のオトナが似合う上質なコンパクトカー5選

ここから本文です

【もうデカい見た目で見栄張る時代じゃない!!】本物のオトナが似合う上質なコンパクトカー5選

掲載 更新 23
【もうデカい見た目で見栄張る時代じゃない!!】本物のオトナが似合う上質なコンパクトカー5選

 小さくても質感の高いモデルは存在する!

 もともとは環境問題のために、燃費の悪い大きなクルマから低燃費なコンパクトカーに乗り換える人たちが増え、「ダウンサイザー」と呼ばれるようになりました。ですが、最近はエコのためというよりもライフスタイルに適したクルマ、身の丈にあったクルマに乗りたいという考えから、コンパクトカーを選ぶ人たちが多くなりました。

「軽は安い」は本当? 同じ車両価格の軽自動車とコンパクトカーの維持費の差とは

 ご近所に見栄を張ったり、無理をして高いローンを払うなんてナンセンスだし、景気回復の兆しも不透明ななか、なるべく維持費だって抑えたい。必要最小限でクルマに乗る方がスマート、という意識が高まっているような気がします。

 そんな、愛車を見直す絶好のタイミングのひとつが、子どもが就職したり、親もとを離れて生活するようになったときじゃないでしょうか。子育て中は、ミニバンだワゴンだと大人数が乗れて荷物もたくさん積めるクルマを選んでいた人たちも、夫婦ふたりだけならコンパクトカーで十分にこと足りますよね。子育てもそろそろ終わりかな、と感じたら、ダウンサイジングを考えてみる好機だと思います。

 ただ、食べ物も服装も、時間の使い方も成熟している大人としては、いきなりそこでチープなクルマに乗り換えるのは、ちょっと気が引けるかもしれません。リーズナブルなのはいいけど、心がショボくなるような質感や乗り味じゃ、ちょっと寂しいものですよね。

 でも、酸いも甘いも噛み分けた大人が満足できる、上質感のあるコンパクトカーもちゃんとあります。今回はそんな5台をご紹介したいと思います。

 1)レクサス CT

 まずは、わかりやすいところでインテリアの仕立てやカラーコーディネートが上質な、レクサスCT。ドアを開けた瞬間にワァ、とうっとりしてしまうようなコンパクトカーと言えば、国産車ではコレが筆頭でしょう。

 登場からやや年数が経っているので、設計の古さは否めませんが、オレンジとブラウンのレザーをたっぷりと使ったツートーンのシートをはじめ、ドアトリムまで一貫したコーディネートに仕上げてあるインテリアは、きっと上級クラスのクルマからダウンサイジングしても、引けを取らないレベルだと思います。

 レッド×ブラックのインテリアもスポーティななかに華があり、きっと満足感が高いと思います。ハイブリッド専用モデルなので、走りの方もスムースで上質です。

 2)マツダ MAZDA2

 次に、インテリアのなかでもっとも質感の違いを感じるシートのデキが良く、乗り心地のよさもコンパクトクラスでは際立っているのが、マツダのデミオあらためMAZDA2。少し前にマイナーチェンジを施し、シートのフレームは変更がないものの、中身は劇的に進化して座り心地がかなりアップしています。

 上級グレードには、運転席にシートメモリー機能付き6wayパワーシートが標準装備なので、適正な運転ポジションが取りやすくなり、長距離ドライブも快適になりました。また、サスペンションも改良して、段差を乗り越えた際のショックや音もものすごく良くなっているので、もっと大きなサイズのクルマに乗っているような錯覚さえおぼえるほど。乗車中はずっと座っているシートですから、これがしっかり作ってあるクルマは、満足度が高いと思います。

 隣の人とは違う個性を求めるなら輸入車という選択もアリ

 3)トヨタ カローラスポーツ

 そして、インテリアの上質感と乗り心地の良さをバランスよく備えているのが、トヨタ・カローラスポーツ。

 こちらもキャメルとベージュやレッドとブラックのツートーンレザーシートが設定されていたり、ダッシュボードがステッチ使いだったり、上質感が高いです。その上、身体に程よくフィットするサポート形状で、しなやかな足まわりの乗り心地もかなり上質。これなら長時間のドライブでも楽しめるはずです。

 また、カローラは会話するように音声でさまざまな機能が使える、コネクティッドカー。家でアレクサなどを使いこなしている人にもピッタリだし、万一の際にもオペレーター直通でサポートしてくれるのも安心ですね。

 4)メルセデス・ベンツ Aクラス

 さて、ここからは輸入車です。やはり、コンパクトクラスでもっともエレガントかつ、上質感が高いのはメルセデス・ベンツAクラスでしょう。外観からして、ジュエリーをちりばめたようなフロントグリルが目を惹きます。

 インテリアには好きな色が選べるアンビエントライトがあり、夜にはムーディに手もとなどを照らしてくれるほか、リッド付きの収納スペース、シャンデリアのようなルームライトなど、とても凝ったデザインと便利装備が揃っています。ルーフが低いデザインのため、後席が狭いのではと思いがちですが、足もともゆったりしていて、優雅な気分で乗れる1台になっています。

 5)DS DS3クロスバック

 そして最後に、ちょっと人とは違う個性的な上質感を求める方には、DSのDS3クロスバックがオススメ。DSは、もともとシトロエンの別ラインとして、前衛的なデザインを最大の特徴とするクルマをラインアップしていたのですが、少し前にDSというひとつのブランドとして新たにスタートしました。

 もう、そのアクの強さは外観やインテリアを見てもらえれば、一目瞭然。パリの精緻な伝統文様クル・ド・パリを描くセンターコンソールや、ダイヤモンド型のスイッチ、時計のベルトを思わせる凝ったレザーシートなど、ほかのどのクルマにも似ていない、独創的な世界観に圧倒されることでしょう。

 テーマごとに3つのタイプのインテリアが用意されているのも、心踊ってしまいます。またDSは、見た目だけでなく乗り味からもラグジュアリー、コンフォートを感じてもらうことを徹底している作りに定評があるので、この世界観がお好きな人ならば、きっと大満足できると思います。

 というわけで、どれもこれまでのコンパクトカーの概念を打ち破る、作り手の想いが溢れているクルマたち。値段が安いからチープだとか、走りや乗り心地がよくない、なんてことは決してありません。むしろ、小さいことを誇れるような、小さいからこそ充実したドライブができるような、そんなコンパクトカーもあるんです。もう、無理して大きなクルマに乗る時代じゃないのです。夫婦ふたりの時間にぴったりのクルマを、もう一度選び直してみてくださいね。

こんな記事も読まれています

ヤマハ、復活へ向けて本腰。MotoGPスペインGP翌日のヘレス公式テストで”ニューマシン”をテストへ
ヤマハ、復活へ向けて本腰。MotoGPスペインGP翌日のヘレス公式テストで”ニューマシン”をテストへ
motorsport.com 日本版
駐車枠の予約に詳細な満空情報! 普段見慣れたSA・PAがもの凄い勢いでいま進化している
駐車枠の予約に詳細な満空情報! 普段見慣れたSA・PAがもの凄い勢いでいま進化している
WEB CARTOP
マツダ「和製スーパーカー」実車公開! 「ロータリー・ミッドシップ」降臨に衝撃! 斬新「RX500」幕張に登場で反響集まる
マツダ「和製スーパーカー」実車公開! 「ロータリー・ミッドシップ」降臨に衝撃! 斬新「RX500」幕張に登場で反響集まる
くるまのニュース
フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリングを変更。2種類のブルーを取り入れたスペシャルバージョンを導入へ
フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリングを変更。2種類のブルーを取り入れたスペシャルバージョンを導入へ
AUTOSPORT web
苦戦から一転。RBリカルド、F1中国GPでは「速さを感じていた」決勝ではあえなくストロール追突でリタイア
苦戦から一転。RBリカルド、F1中国GPでは「速さを感じていた」決勝ではあえなくストロール追突でリタイア
motorsport.com 日本版
カワサキ、2024年限りでWSBKのファクトリー参戦終了。復活するビモータにエンジン供給
カワサキ、2024年限りでWSBKのファクトリー参戦終了。復活するビモータにエンジン供給
motorsport.com 日本版
「岡山環状道路」2024年度延伸へ! 2本の国道結ぶ「南西区間」開通で岡山港方面も便利に
「岡山環状道路」2024年度延伸へ! 2本の国道結ぶ「南西区間」開通で岡山港方面も便利に
乗りものニュース
セゾン自動車火災保険、10月から「SOMPOダイレクト損害保険」へ
セゾン自動車火災保険、10月から「SOMPOダイレクト損害保険」へ
日刊自動車新聞
Uターン苦手なバイク初心者も大歓迎! ライディングを基礎から学ぶ「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!
Uターン苦手なバイク初心者も大歓迎! ライディングを基礎から学ぶ「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!
バイクのニュース
“メルセデス・ベンツの大定番”はどう進化? 新型「Eクラスステーションワゴン」公道での印象は? “人気低迷中のワゴン”でも人気が衰えない秘密とは
“メルセデス・ベンツの大定番”はどう進化? 新型「Eクラスステーションワゴン」公道での印象は? “人気低迷中のワゴン”でも人気が衰えない秘密とは
VAGUE
トヨタが「新ランドスケープ」発売! 685万円のゴツ×アゲな「クロスオーバー」公開! みんなの声は?
トヨタが「新ランドスケープ」発売! 685万円のゴツ×アゲな「クロスオーバー」公開! みんなの声は?
くるまのニュース
「カワサキ プラザ奈良」がグランドオープン!広い店内にゆったりと、新型車を中心に展示!  
「カワサキ プラザ奈良」がグランドオープン!広い店内にゆったりと、新型車を中心に展示!  
モーサイ
125ccスポーツ「ホンダCB125R」がマイナーチェンジ、フルカラー液晶メーターを新採用し52万8000円で4月25日発売
125ccスポーツ「ホンダCB125R」がマイナーチェンジ、フルカラー液晶メーターを新採用し52万8000円で4月25日発売
モーサイ
【絶賛発売中!】学校で自慢できる知識が盛りだくさん!マイナーなクルマが多いから大人まで楽しめる!『満タン豆チシキ!すごいクルマ事典』
【絶賛発売中!】学校で自慢できる知識が盛りだくさん!マイナーなクルマが多いから大人まで楽しめる!『満タン豆チシキ!すごいクルマ事典』
月刊自家用車WEB
排気量別でルート検索!?カーナビのパイオニアからバイク用音声ナビ「MOTTO GO(モットゴー)」がAndroidで公開
排気量別でルート検索!?カーナビのパイオニアからバイク用音声ナビ「MOTTO GO(モットゴー)」がAndroidで公開
月刊自家用車WEB
「F1は唯一無二。そして今や黄金期」ウイリアムズ、ポストコロナのF1旋風がスポンサー獲得の追い風に。コマツとの提携にも寄与
「F1は唯一無二。そして今や黄金期」ウイリアムズ、ポストコロナのF1旋風がスポンサー獲得の追い風に。コマツとの提携にも寄与
motorsport.com 日本版
Hyundai IONIQ5のハイパフォーマンスモデル「IONIQ5 N」を発表 EVになっても感動と操る歓びを味わう
Hyundai IONIQ5のハイパフォーマンスモデル「IONIQ5 N」を発表 EVになっても感動と操る歓びを味わう
Auto Prove
スバル「レガシィ」生産終了へ 「フラッグシップセダン」36年の歴史に幕… SUV&電動化にシフト 北米法人が明らかに
スバル「レガシィ」生産終了へ 「フラッグシップセダン」36年の歴史に幕… SUV&電動化にシフト 北米法人が明らかに
くるまのニュース

みんなのコメント

23件
  • こういう見出しは、
    記事を書くための便利な言い回し。

    どうせ違うクルマを忖度するときは
    すぐ掌返しするから真に受けない方がいいよw
  • 車で見栄張る時代じゃない、とか、車格なんて無いとか言ってるヤツは、自分に言い聞かせて安心したいのだろうと思う。買えないヤツのひがみ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

386.9488.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

42.5486.9万円

中古車を検索
CTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

386.9488.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

42.5486.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村