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GT-Rは777万円から2000万円超に! 意外とあるぞ高額国産モデル5選

掲載 更新 46
GT-Rは777万円から2000万円超に! 意外とあるぞ高額国産モデル5選

■国産スーパーカーは価格もすごかった!

 1等前後賞合わせて10億円と、高額な賞金が魅力の年末ジャンボ宝くじ。「もし1等が当選したら、憧れのあのクルマも買える」などと考えたことはありませんか。

ガソリンなんて気にしない! 国産車燃費激悪ランキングワースト3!

 1990年に初代ホンダ「NSX」が発売されたときは、価格が800万円(消費税含まず)でした。当時はそれこそ宝くじでも当たらないと買えないと思うほど、ものすごく高額に感じましたが、現在のクルマと比べるとそれほどでもありません。

 そこで、新車で販売中の高額な国産車を5車種ピックアップして紹介します。

●日産「GT-R NISMO」

 日産を代表する高性能車「GT-R」は、2007年に777万円(消費税5%込)で登場しました。現在はいくつかのグレードがありますが、その頂点に位置する「GT-R NISMO」は、チューニング用部品の設計・製造・販売および、レース活動などをおこなう「NISMO」が手掛けたコンプリートカーです。

 GT-R NISMOはレース専用車両「GT-R NISMO GT3」に搭載されている新型ターボチャージャーを採用。タービンブレードの枚数を減らして最新の流体・応力解析によって形状を変更することなどで、最高出力を600馬力、最大トルクを66.5kgmに向上させています。

 公道でこの大出力をフルに使うことはできませんが、ナビと連動してスピードリミッターをカットすることが可能で、サーキットなどであれば最高速度は300km/h以上に達します。

 現在販売されている最新モデルは、2019年10月に発売された2020年モデルで、カーボンルーフ、NISMO専用カーボンフード、NISMO専用カーボンフロントフェンダーなどの採用で軽量化が図られたほか、RECARO製カーボンバックバケットシートも新規装備となりました。

 GT-R NISMOの価格(消費税10%込、以下同様)は、2420万円です。

●ホンダ「NSX」

 1990年から2006年まで販売されていたホンダ「NSX」の2代目となる現行NSXは、先代の2シーター、ミッドシップレイアウトは引き継ぎつつも、ハイブリッドの4WDとなって2017年に復活しました。

 リアミッドシップに縦置きで搭載される3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、F1にもエンジンを供給していた英国のコスワースと共同開発し、製造もコスワースがおこなっています。

 併せて搭載される、ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」は、エンジンをアシストするダイレクトドライブモーターを1基、前輪を左右独立で駆動するモーターユニットを2基搭載。

 出力はエンジンが507馬力、ドライブモーターが48馬力、前輪のモーターがそれぞれ37馬力で、システムの最高出力は581馬力、最大トルクは65.9kgmを発揮します。

 2019年5月に改良モデルが発売されましたが、2019年12月5日より2020年モデルの受注が開始されており、2020年4月の発売を予定。

 NSXの価格は、2420万円からとなっています。

●トヨタ「センチュリー」

 トヨタだけでなく、日本を代表するショーファードリブン・カー(オーナーではなく運転手が運転するクルマ)の「センチュリー」は、1967年から販売されている最高級乗用車です。

 現行の3代目は2018年6月、実に21年ぶりに実施されたフルモデルチェンジで、大いに話題となりました。

 現行型はトヨタのTNGAではなく、4代目「レクサスLS」のロングボディのシャシを、新型センチュリー用に最適化させたものを採用。電子制御エアサスペンションの採用などにより、センチュリー伝統の乗り心地の良さを継承しています。

 先代は国内の乗用車で唯一のV型12気筒エンジンを搭載していましたが、新型ではV型8気筒の自然吸気エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車です。

 5リッターのエンジンは381馬力と排気量の割にマイルドな出力ですが、アシストするモーターは224馬力もあり、トータルのシステム出力は431馬力になります。

 また、製造方法も特殊で、多くの工程を「匠」と呼ばれる熟練の専任作業者による手作業でおこなわれています。

 センチュリーの価格は、1996万2963円です。

■国内最高額のミニバンとは!?

●レクサス「LS500h エグゼクティブ」

 レクサスのフラッグシップセダンとなる「LSシリーズ」は、1989年にアメリカで初代が登場し、日本国内ではトヨタ「セルシオ」として販売されました。

 現行の「LS500h」は5代目にあたり、「h」はハイブリッドモデルを示します。

 その最上級グレードとなる「EXECUTIVE(エグゼクティブ)」グレードは、助手席420mmロングシートスライド、22Way調整式リヤパワーシート、助手席ヘッドレスト電動可倒式や電動オットマン (伸縮機構付/後左席)、プリセットポジション (後左席)など、後席に乗員、とくに左側の快適性を極限まで高めるためのシートを装備。

 パワーユニットはシステム最高出力359馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒エンジン+マルチステージハイブリッドシステムを搭載し、高級サルーンに相応しいパワフルさを実現しています。

 全グレードに2WD(FR)と4WDが設定され、価格は2WDモデルが1670万9000円、4WDは1711万7000円です。

●トヨタ「アルファード/ヴェルファイア ロイヤルラウンジ」

 多人数乗車できることが魅力のミニバンですが、トヨタ「アルファード」には、2列シートの4人乗りモデルがあります。

 トヨタ車向けカスタマイズパーツの企画販売などをおこなうモデリスタが、コンプリートカーとして「アルファード/ヴェルファイア ロイヤルラウンジ」を製作。

 ベース車のアルファード/ヴェルファイアが持つ広大なリアキャビンを2席のみとし、これまでのVIPセダンでは考えられないほどの頭上空間と足元スペースを確保しました。

 2017年12月に発売されたモデルでは、前席と後席を完全に分離するパーテーションに、24インチ液晶ディスプレイとJBLプレミアムサウンドシステムを全車標準装備し、よりプライベートで落ち着きのある空間を実現しています。

 発売当時の価格は、アルファード/ヴェルファイア ロイヤルラウンジ共に、ガソリン2WD車が1531万1160円からハイブリッド車(E-Four)が1578万5280円です。

※ ※ ※

 現行モデルで国産乗用車の最高額は、前述のNSXとGT-R NISMOですが、海外では極少数しか作らないモデルで、数億円というクルマがあります。

 さらに、ロールスロイスやフェラーリなどは、顧客のリクエストにより世界で1台だけのモデルを作ることがあり、価格は天井知らずです。

 ただし、だれでもお金を積めば作ってくれるわけではなく、とくにフェラーリは、これまでの購入実績や、誰もが認めるコレクターの人に限られるようです。

 いずれにしても、庶民には関係の無い話しですが。

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みんなのコメント

46件
  • もし1等が当選してもあのミニバンを買うことはないでしょう
  • 3.5Lミニバンが1500万円か…。クルマって、高くなったなぁ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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