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最新ワゴンは超絶美しい!? 国産ステーションワゴン3選

掲載 更新 25
最新ワゴンは超絶美しい!? 国産ステーションワゴン3選

■スタイリッシュな国産ステーションワゴン

 近年、ミニバンやSUV人気の影で数が減ってしまった国産ステーションワゴンですが、2019年9月にトヨタ「カローラツーリング」が発売され、復権の兆しがあります。

見かけたら思わずうっとりしちゃう!? 美しすぎるステーションワゴン5選

 なかでも、現行モデルのステーションワゴンは、かつてのようにバンとボディを共有していたころとは違い、デザインも洗練されるようになりました。

 そこで、最新国産ステーションワゴンのなかから、とくにスタイリッシュなモデル3車種ピックアップして紹介します。

●ホンダ「ジェイド」

 現在、ホンダのラインナップでステーションワゴンは「シャトル」と「ジェイド」があります。なかでもジェイドは、低い全高で美しいデザインの3列シート車という特徴があり、いまではレアな存在です。

 ジェイドは2015年に発売され、当初は3列シートの6人乗りのみでしたが、2018年に2列シートの5人乗り仕様を投入し、ワゴンのイメージを強めて新たな需要を喚起することになりました。

 また、パワーユニットもデビュー時は1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド仕様だけでしたが、最高出力150馬力とパワフルな1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを追加し、スポーティさを強調しています。

 さらに、ジェイドの魅力は、低い全高と優れた足回りがもたらす走りの性能です。

 サスペンションは、現在のFF車では少数派の4輪独立懸架で、リアにダブルウイッシュボーンを採用しており、重心の低いボディと相まって、ワインディング・ロードで威力を発揮。

 また、使い勝手という点では1540mm(RSグレード)という全高は、ほとんどの機械式駐車場に駐車が可能で、現行モデルの3列シート車では唯一ジェイドだけとなっています。

●トヨタ「カローラツーリング」

 2019年9月17日にセダンのトヨタ「カローラ」とワゴンの「カローラツーリング」がフルモデルチェンジして登場しました。カローラシリーズとしては7年ぶりの刷新で、通算で12代目となります。

 カローラツーリングは全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mmと、シリーズ初の3ナンバーサイズになりましたが、車体外装部品を国内専用品とすることで、グローバルモデルと比べると全長は-155mm、全幅は-45mm小型化されています。

 パワーユニットは2018年に発売された5ドアハッチバックの「カローラスポーツ」と同じ、116馬力を発揮する1.2リッター直列4気筒ターボエンジンと、1.8リッター直列4気筒自然吸気エンジン、1.8リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド仕様の3種類から選べます。

 なお、1.2リッターターボエンジン車のトランスミッションは6速MTのみで、ATは設定されていません。

 サスペンションはフロントがマクファーソンストラットでリアがダブルウイッシュボーンと、先代のトーションビームリア・サスペンションから4輪独立懸架にグレードアップされたことで、走りの質を向上させています。

 なお、従来型の「カローラフィールダー」もグレードを限定して、現在も併売されています。

■スポーティなステーションワゴンの老舗といえば!?

●スバル「レヴォーグ」

 日本にステーションワゴン文化を根付かせた立役者はスバル「レガシィ」シリーズですが、いまではセダンの「B4」とクロスオーバーの「アウトバック」のみです。

「インプレッサ」もスポーツワゴンがなくなり、現在はインプレッサとプラットフォームを共有する「レヴォーグ」に集約されています。

 レヴォーグは欧州でも販売されていますが、もともとは日本専売モデルとして開発され、ボディサイズなど日本での扱いやすさが重視されています。

 搭載されるエンジンは1.6リッターと2リッター水平対向4気筒ターボです。

 全グレードが4WDかつ運転支援システム「アイサイト」が装備されるのはスバルらしいところで、スポーティなハンドリングと高い安全性が両立されています。

 荷室の使い勝手が良いのもレガシィで経験を積んだスバルならではで、リアゲートの開口部を広く取り、荷室のホイールハウスを小さくするなど、細かい部分までステーションワゴンとしての機能を追求しています。

 なお、2020年にはフルモデルチェンジが予定されており、東京モーターショー2019では新型レヴォーグプロトタイプが初公開されました。

※ ※ ※

 ファミリー層に絶大な人気があるミニバンですが、子育てがひと段落した家庭ではSUVや軽ワゴンに乗り換るケースが増えているといいます。

 その流れから、よりドライビングプレジャーに優れたステーションワゴンへの乗り換えもありえるのではないでしょうか。

 そうした需要が確認できれば、ステーションワゴンの復権も、十分あり得ます。

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みんなのコメント

25件
  • そもそも、選ぶも何も
    もう国産ステーションワゴン自体が数えるほどしかないんですが。
  • ジェイド好きなんだけと、ビックリするくらい売れてないんだよねー

    だから、結構高年式のクルマでも安いってのは魅力的なんだけども。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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