■マジでカッコイイ! スポーティなピックアップトラック
トラックというと無骨なデザインで、荷物の運搬に特化したクルマというイメージがあります。
やはり出てきた「ジムニートラック」! スズキが「ジムニーシエラ」ピックアップ仕様を出展!
しかし、海外に目を向けると、デザインがスタイリッシュなトラックが多数存在。そこで、海外で販売されているカッコいいトラックを3車種ピックアップして紹介します。
●ホールデン「ユート」
オーストラリアには100年以上の歴史を持つ「ホールデン」という自動車メーカーがあります。
ホールデンはGMの傘下で、これまで数多くの魅力的なクルマを作ってきました。かつてはマツダが提携して、プレミアムセダンの「プレミアー」をベースにロータリーエンジンを搭載し、マツダ「ロードペーサー」として販売していたこともあります。
このホールデンには、スタイリッシュなピックアップトラック「ユート」があり、高性能なエンジンを搭載するなど、スポーツカー顔負けのトラックとなっていました。
2007年に発売されたモデルの上級グレードでは、6リッターV型8気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTが設定され、ドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」でも、その俊足ぶりを発揮しました。
しかし、ホールデンは徐々にオーストラリアでの生産を縮小していき、2017年をもって国内生産を終了。現在はすべてのラインナップを他国で生産し、輸入して販売しています。
現在、ユートは海外生産されず、残念ながらラインナップから姿を消してしまいました。
●メルセデス・ベンツ「Xクラス」
2018年に販売が開始されたメルセデス・ベンツ「Xクラス」は、同社がラインナップする初のダブルキャブ・ピックアップトラックです。
ベースとなったのは日産のピックアップトラック「NP300 ナバラ」で、ルノー・日産アライアンスと共同開発というカタチで誕生しました。
NP300 ナバラの兄弟車にルノー「アラスカン」があり、両車は単にフロントフェイスなどのデザインが異なるのみですが、Xクラスでは50mm室内幅を拡大するなど、多くの部分が専用設計となっています。
内外装にはメルセデス・ベンツのデザインが反映され、「スリーポインテッドスター」を掲げるフロントフェイスや、インパネまわりもメルセデス・ベンツ流のデザインとなり、ピックアップトラックでありながら高級感が漂うクルマに仕立てられているのです。
一方で、純粋に荷物を運ぶ商用車として使われるための「ワークメイト」も用意されています。
なお、Xクラスに搭載されるエンジンは2.3リッター直列4気筒ディーゼルターボ、2.3リッター直列4気筒ディーゼルツインターボ、3リッターV型6気筒ディーゼルターボの3種類で、一部地域ではガソリンエンジンもあります。
■日本車にもカッコいいトラックがある!?
●日産「NP200」
日産のピックアップといえば、かつて販売していた「ダットサントラック」や「サニートラック」(通称サニトラ)が有名でしたが、日本ではそれぞれ2002年、1994年に販売を終了してしまいました。
いまでも北米や東南アジアを中心にピックアップトラックを販売し続けていますが、南アフリカではサニートラック(現地名は「1400バッキー」)が2008年まで販売されており、通算で37年間も販売されていたことになります。
その後継車としてモノコックボディのピックアップトラック「NP200」が、南アフリカで生産・販売されています。
NP200は2種類の1.6リッターガソリンエンジンと1.5リッターディーゼルエンジンをラインナップ。最大積載量は800kgで、発売当時はクラス最大の室内空間と荷台スペースを誇りました。
生活に密着したピックアップトラックとして、仕事用にはもちろんのこと、レジャー用としても人気で、数々のアクセサリーが用意されています。
現地価格は日本円で約135万円からとなっており、比較的リーズナブルなのも人気の秘訣です。
※ ※ ※
日本ではかつてのRVブームの頃、レジャー用途として各メーカーがピックアップトラックをラインナップしていました。
しかし、現在ではトヨタ「ハイラックス」のみとなっており、ほかのモデルとなると、中古車か並行輸入車を手に入れるしかない状況です。
しかし、毎年車検であったり、大きいボディサイズの問題がクリアされれば、日本でも再び市場が活性化するかもしてません。
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