■最新「007」の撮影舞台裏から見る、新型ディフェンダーの実力とはいかに!?
ランドローバーは、「007」シリーズの第25作となる最新作「NO TIME TO DIE」に登場する新型「ディフェンダー」の撮影シーンを公開しました。「007」に登場する新型ディフェンダーは、どのような仕様なのでしょうか。
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これまで先代「ディフェンダー」は、「007 スカイフォール」や「007 スペクター」などの劇中車として登場したことがあります。ボディカラーはブラックで、悪役が乗るワイルドな仕様でした。
2019年に新型へとモデルチェンジしたディフェンダーが「007」シリーズに登場するのは今回が初めてです。
ランドローバーのデザインチームは、スペシャル・エフェクト、アクション・ビークル・スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏と協議を重ね、劇中車のディフェンダーの仕様を決めました。
サントリーニ・ブラックの最上級グレードである「ディフェンダーX」をベースに、ダークカラーのスキッドプレート、20インチのダークフィニッシュホイールを採用し、タイヤはオフロードタイヤを装備しています。
ちなみにこのディフェンダーは、スロバキアのニトラにあるジャガー・ランドローバーの新工場で作られた最初の新型ディフェンダーです。
今回公開された特別映像では、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏と、女性スタント・ドライバーのジェス・ホーキンス氏が登場し、映画の撮影舞台裏が収められています。
リー・モリソン氏は次のようにいいます。
「ボンド・シリーズのアクション・シーンの設計やコーディネーションに妥協は許されません。敵との激しい攻防線や急勾配な坂を走破したり、河を渡ったりと、あらゆることに耐えうるクルマが求められています。
そして選んだのが新型ディフェンダーでした。新型ディフェンダーが大きな進化を遂げて帰ってきたことに驚きを隠せません!」
また、ランドローバーのグローバル・コミュニケーション・ディレクター、リチャード・アグニューは次のようにコメントしています。
「『NO TIME TO DIE』の凄まじいカーチェイス・シーンで新型ディフェンダーが使われるのは、その類まれな走破能力を証明するのに最高の舞台となるでしょう。EON Productionsとの関係を継続し、壮大なシーンの制作に協力できることを非常に嬉しく思います。」
ジャガー・ランドローバーは、1983年の「オクトバシー」で劇中に登場した「レンジローバー・コンバーティブル」から制作会社のEON Productionsとパートナーシップを結んでいます。
「NO TIME TO DIE」では、ほかに「レンジローバー・スポーツSVR」、「ランドローバー・シリーズIII」、「レンジローバー(クラシック)」が登場します。
※ ※ ※
「007」シリーズの最新作「NO TIME TO DIE」の監督は、キャリー・ジョージ・フクナガ氏が担当します。
ジェームズ・ボンド役は5度目の出演となるダニエル・グレイグ氏です。
「NO TIME TO DIE」は全世界での公開となり、英国では2020年4月2日、アメリカ合衆国では2020年4月10日に公開、日本では2020年4月に公開予定です。
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