■創業者の誕生日に28年ぶりの1-2!!
2019年11月17日(日)にブラジル・インテルラゴスサーキットで開催されたF1ブラジルGP決勝レースで、1位をAston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペン選手が、2位をRed Bull Toro Rosso Hondaのピエール・ガスリー選手が獲得した。これにより、ホンダ製エンジン搭載車が1-2フィニッシュを達成。
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決勝レースが開催された11月17日は、本田宗一郎氏の誕生日にあたる(1906年11月17日生~1991年8月5日(84歳)没)。
今期3勝目(つまりホンダエンジンも3勝目)をあげたフェルスタッペン選手(写真左)と、2位表彰台を獲得したガスリー選手
ホンダエンジンがF1GPで1-2フィニッシュを決めたのは1991年の日本GP(1位がゲルハルト・ベルガー選手、2位がアイルトン・セナ選手)以来28年ぶりとなる。また、ブラジルGPでの勝利は、同じく1991年、アイルトン・セナ選手が母国優勝を飾って以来の快挙となった。なお当時マクラーレン・ホンダとチャンピオンシップを争っていたのはウィリアムズ・ルノーのナイジェル・マンセル選手。
フェルスタッペン選手はポール・トゥ・ウィンを達成。これでコンストラクターズランキングは(1位メルセデス、2位フェラーリに次いで)レッドブルが3位、ドライバーズランキングも(1位ルイス・ハミルトン、2位バルテッリ・ボッタスに次いで)フェルスタッペンが3位となった
■喜びのコメントと勝因
以下、田辺豊治氏(HONDA F1テクニカルディレクター)のコメントを引用する。
「アイルトン・セナ選手の母国初優勝となった1991年以来のブラジルGP優勝を果たすことができました。
チームの素晴らしい戦略と合わせて、フェルスタッペン選手の本当に果敢かつ冷静なレース展開の判断により勝ち取った勝利だと思います。シーズン終盤での3度目の優勝はまた一つ、私たちに大きな力をくれると思っています。
また、初表彰台となったRed Bull Toro Ross Hondaのガスリー選手についてもすべてを出し切り、チームに今年2度目となる表彰台を獲得してくれました。終始力強い走りで、最後はハミルトン選手を振り切っての2位は我々、そして彼にとって大きな自信につながるものだと思います。特に今シーズンは苦しんできただけに、本当におめでとうという思いです。
今回は両チームが非常にコンペティティブなマシンを仕上げてくれたことはもちろんですが、我々のパワーユニットもドライバーに力を与えることができたと思っています。
今日は次の最終戦、そして来シーズンにつながる非常にいいレースになりました。この結果を今日が誕生日の本田宗一郎さんに捧げます。最後に、表彰台を獲得したマクラーレンにもおめでとうの言葉を送ります。」
続いて、マックス・フェルスタッペン選手のコメントは以下。
「今日このような形で勝てたことは素晴らしい気分ですし、チームの努力のたまものだと思います。今日はクレイジーなレース展開でいろいろなことがありましたが、僕は常にいいペースで走行でき、大事なところで何度もメルセデスをオーバーテイクすることができました。簡単なレースではなかったですが、チームが適切な戦略を立ててくれました。
特に終盤のセーフティカー中のソフトタイヤへのスイッチは今日僕たちが勝つために大きなキーになりました。僕はいつも完璧を目指して仕事をしていますし、チームもいつも完璧なピット戦略とともに戦おうと努力をしていますが、今日はそれが完全にかみ合ったと感じています。
昨年の(惜しくも勝利を逃した)レースを思うとよかったという部分もありますが、それ以上に完璧なレース展開と全員で勝ち取った勝利という意味で素晴らしい勝利でした。HondaのPUについては、今日だけでなく週末を通して非常にいいパフォーマンスを見せていました。また一歩前に進むことができたので、Hondaのみんなに感謝しています。アルボン選手とチームにとっては最後に表彰台を逃すことになり非常に残念でしたが、一方でガスリー選手とToro Rosso、そしてHondaにおめでとうの言葉を贈ります。」
文/ベストカーWeb編集部 写真:HONDA
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