「大排気量エンジン=高性能」の時代を象徴
昭和の国産車には、「ロングノーズ・ショートデッキ」と呼ぶボディを持つクルマが数多く生産された。フロント部やボンネットが長く、乗車するデッキ部が短いこの車体スタイルは、当時「スポーツカーの代名詞」的な意味合いを持ち、現代も古典的で魅惑的なプロポーションに多くのファンが魅了している。
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20世紀半ばまでの高性能モデルの多くは、排気量の大きなエンジンを積んでいた。排気量が大きいほうがパワーとトルクを出しやすく、スピードを出せるからという単純明快な理由である。
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