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業界ニュース 2019.11.17

【ヒットの法則58】5代目パサート ヴァリアントはプレミアムブランドに負けない内容を持っていた

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2005年春、スタイリッシュ&エモーショナルな方向へ大転換して注目を集めた5代目パサートに、スポーティなスタイリングを実現したヴァリアント(ワゴンモデル)が登場した。それまで実用性を優先して地味なイメージもあったパサートが完全に新しいクルマとなった瞬間だった。その発表時の模様を振り返ってみよう。(以下の記事は、Motor Magazine 2005年8月号より)

プレミアムな雰囲気を持ったワゴンの人気は高かった
アコードやアベンシス、あるいはプリメーラなどが属するDセグメントのステーションワゴンは、日本ではミニバンの台頭で影が薄くなってしまっている。しかしドイツを中心とするヨーロッパ市場では、ワゴンはまだまだ安定した人気を保っている。

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その理由はこのクラスに多いカンパニーカーにワゴンを望む声が少なくないこと、また一般ユーザーにとってリッチな雰囲気を持ったワゴンは、ライフスタイルを支えるツールとして欠かせないものであることが挙げられる。

それゆえにアウディA4アバント、BMW3シリーズツーリング、そしてメルセデス・ベンツCクラスワゴンなど、プレミアムブランドに人気が集まっており、これらのモデルにおけるワゴン率は全生産台数の30%近い。

ところが、フォルクスワーゲン パサートの場合、そのワゴンバージョンであるヴァリアントの割合は、なんと60%を越える。これはパサートヴァリアントが一般向け超実用車として定着していることを意味している。

しかし、今年6年ぶりに現れた新型パサートセダンは、この実用域からの脱出を狙ったエモーショナルなデザインのモデルで、ヨーロッパマーケットでもポジティブな反応を得ている。そして今回、その新生パサートにも「ヴァリアント」が追加された。

このワゴンの特徴はワンランクアップグレードされた内容で、そのサイズを見ても全長4770mm、全幅1820mm、全高1520mm、そしてホイールベース2710mmと、旧モデルを凌駕している。その結果、荷室の容量はリアシートを立てたままで最低603L、また畳んで天井まで積めば1731Lと、このクラス最大を誇る。

さらに、このリアカーゴルームは分厚いカーペットに包まれた豪華な雰囲気を持っており、冒頭に述べたプレミアムブランドへの進出を狙っていることがわかる。

一方、インテリアはセダンと同様にウッドとレザーアプリケーションを持ち高級感を醸し出している。用意されるエンジンはガソリン仕様が1.6L(102ps)、1.6L FSI(115ps)、2L FSI(150ps)、2L TFSI(200ps)、そして3.2L V6 FSI(250ps)だ。

日本導入について公式アナウンスはまだないが、東京モーターショー(2005年)で一般公開され、早ければ2006年モデルとして販売が開始されるだろう。(文:木村好宏/Motor Magazine 2005年8月号より)

ヒットの法則のバックナンバー

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント 2.0FSI(2005年)主要諸元
●全長×全幅×全高:4770×1820×1520mm
●ホイールベース:2710mm
●エンジン:直4DOHC
●排気量:1984cc
●最高出力:150ps/6000rpm
●最大トルク:200Nm/3500rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FF
●サスペンション:前ストラット後4リンク
※欧州仕様

[ アルバム : フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント はオリジナルサイトでご覧ください ]

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(Webモーターマガジン Motor Magazine編集部)

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