稲妻カラーと幻想的なライティングパーツで魅せる!
絶対にクラシュできないドリフト仕様!?
「現行型シビックのFRドリフト仕様、現る」心臓部はK24改940馬力仕様!【SEMA SHOW2019】
『スーパーサンダーゴールド』と名付けられたオリジナルカラーをまとい、さらに内外装の各部にライティングカスタムが施されたド派手なS13シルビア。手がけたのはジーコーポレーション。元々はタイムアタック用として開発したため、最軽量時はなんと車重がたったの950kgしかなかったという驚異のライトウェイトマシンだ。
現在はドリフト仕様となっており、過度な軽量化はエンジョイドリフトには向かないという理由から燃料タンクをノーマルに戻すなどのリバウンド作業を敢行。それでもたったの1020kgしかないという超軽量ぶりだ。ロールケージなどをシッカリ装備した上でこの重量なのだから恐れ入る。
エンジンはHKS製87φピストンを使ったSR改2.1L仕様だ。タイムアタックからドリフト仕様へと移行するにあたり、EXマニをトルク重視の非等長にするなど改良しているが、それでも最高出力は430psをマークしている。
インタークーターはクラッシュ対策で中置きレイアウト。本格的なワイヤータックは行なっていないが、配線はなるべく見えない位置に隠してエンジンルームをスッキリ見せている。
サスペンションはRG製の特注ショート車高調をインストールしてローダウン。ホイールはワーク製ヴァリアンツァT1Sの19インチで派手なボディカラーとの調和を取る。なお、エアロパーツは全てジーコーポレーションのオリジナルとなっており、ワイド化も図られている。
そしてアピール度抜群のドレスアップ。まず、なんといっても圧巻なのは『スーパーサンダーゴールド』のボディに描かれた稲妻模様。これは全てエアブラシによる手書きだ。
よく考えてみると、この特徴的な稲妻はボディパネルの境界線を完全にまたいでいる上、そもそもこんなにラメとメタリックの入ったボディカラーは部分補修じゃ色合わせが不可能だ。つまり、ちょっとしたクラッシュでも綺麗に直すためには即オールペンが必要というデンジャラス仕様なのである。
得意のライティングカスタムも徹底。フロントは3連プロジェクターユニットにブルーCCFL管×4/プロジェクターブルー加工/ストロボ6発埋め込みなどの加工を施す。ウインカーはアウディ風スモールLED&レッドウインカーのダブル加工となる。
テールランプはLEDをセンス配置したワンオフだ。さらにホイール内部にもLEDをインストールしてドレスアップしている。
メインメーターは、オリジナルの超高輝度フルLED仕様としてオールド感を完全払拭。指針までも加工されているため、その輝きは想像以上だ。また、センターパネルに配備したデフィ製メーターは一度バラしてバックライトをカラーチェンジ。ピンク/グリーン/パープル/オレンジの4色で組み合わせた。
ドレスアップコンテスト用のショーカーならまだしも、このマシンは本気で走るために製作されたチューンドだ。とくにステージがドリフトなら、クラッシュ率は跳ね上がる。それにも関わらず、あえてここまでやってしまうのが“凝り性チューナー”のジーコーポレーション中村代表なのである。昼と夜で全く違う表情を見せるS13シルビア、ハンパではない。(OPTION2 2012年5月号より)
●取材協力:ジーコーポレーション 千葉県船橋市小野田町1509-1 TEL:047-457-0001
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