【ヒットの法則49】アルファ147はフェイスリフトとは思えないほどの変身ぶりだった

Cセグメントのスポーティなハッチバックとして人気を集めていたアルファ147が、2005年（欧州では2004年）にフェイスリフトを行なっている。フロントグリル、ヘッドライト、テールライトのデザインが一新され、精悍な「ブレラ顔」となって登場、それとともに細部の改良、精度の向上、プレミアム化が進められている。果たしてこのフェイスリフトは成功となったのだろうか。（以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年7月号より）

改良セレスピードとコンフォートサスで走りはさらに進化
156シリーズとともにアルファロメオブランド復活の原動力となった147シリーズ。

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後期型147のホワイトエディションに乗っています。イタリアではパトカ―に使われるような普通のCセグメントカ―ですが、エンジンの音でまずヤラレます。ジウジアーロの手によって、手直しされたアングリーアイ（いわゆるブレラ顔）も、見慣れると案外格好良いと思えます。セレスピードは消耗品ですが(笑)、後期型だとMT車と同じ要領で運転すると、案外普通です（2ペダル車なのにドライバーの技量が試させられるところが、笑える）。今乗ると「20世紀のジドウシャ」という感じですが、そこがまた面白いです。リアサスペンションがマルチリンクで凝った構造なので、MiToよりも車格が上だなぁと感じます。信頼のあるお店でしっかりと整備をしてもらってから（とは言っても、余裕でアンダー100万円で上がると思います）ツインスパークエンジンを楽しみましょう！。