■前回を大きく超える入場者数
2019年10月24日~11月4日に開催された東京モーターショー2019。BMWやアウディ、フェラーリやランボルギーニといった輸入車メーカー本体が出展しなかったこともあり、入場者数が前回(2017年開催、入場者数約77万人)よりもさらに減少してしまうのではないか、と懸念されていたが、フタを開けてみれば(週末が好天に恵まれたこともあり)連日大盛況。
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週末は大変な人だかりで、展示がよく見えなかったお客さんも多かった。成功ではあるが、もちろん課題もあった。個人的には、「どんな出品車なのか」を解説してくれる、博物館や美術館のような音声ガイド(有料でいいので)がほしい
初参加となったキッザニアや大規模出展となったトミカ、未来体験を前面に押し出したMEGAWEB、ドローンレースやeスポーツ大会の同時開催、そしてなにより連日のテレビCM攻勢が奏功し、累計入場者数は前回を大きく超える130万9000人となった(11/5に自工会が公式リリースを発表)。
この結果を踏まえて、自工会の会長である豊田章男氏(トヨタ自動車社長)が以下のようにコメントを発表。全文を紹介したい。
今回、トヨタブースではあえて「未来のモビリティ」に絞って展開。アミューズメント施設のような作りで大人気だった
■次回は2年後、2021年!!!
第46回東京モーターショー2019が無事に終了いたしました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。
これまで何度も東京モーターショーにお越しいただいていた方もいらっしゃったと思います。
クルマやバイクを、ずっと好きでいてくださり、ありがとうございます。
「今回はいつもと少し違うな…」と感じられたかもしれません。
これから大いに変わっていく部分と、これからも大切にし続けていく部分とがクルマやバイクにはあります。
変わっていく部分にもワクワクしていただけたならば…嬉しく思います。
初めて東京モーターショーにお越しいただけた方もいらっしゃったと思います。
モーターショーに行ってみよう! と思っていただけたこと、先ずは、ありがとうございます。
楽しいと思えるなにかに出会えたでしょうか?
「来てみてよかった!」、「楽しかった!」と言っていただけたなら嬉しいです。
「また来たい!」と言っていただければ、もっと嬉しいです。
2020年、今回の会場のまわりはオリンピック・パラリンピックの選手村になります。
そこでは、今回見ていただいたような未来のモビリティたちが走りはじめます。
さらに、その1年後の2021年には、次のモーターショーを予定しています。
今回、見ていただいたモノたちが、これからの2年でどれだけ進化をするのか? 皆さま、想像してみてください。
我々は、その想像を遥かに上回るようなモノを2年後のモーターショーで、また提案したいと思っています。
皆さまの驚く笑顔を想像しながら、我々はもっと頑張って、ものづくりを進めてまいります。
もし今回、「楽しかった」「来てよかった」と思っていただけたなら、2021年の東京モーターショーにも、ぜひご期待ください。
2年後、またのご来場をお待ちしております。
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