ライフケアビークル(福祉車両)4台を展示
日産自動車とオーテックジャパンは、11月14日(木)から11月16日(土)までの3日間、福岡県北九州市の西日本総合展示場で開催される「第21回 西日本国際福祉機器展」に、同社の福祉車両ブランド「ライフケアビークル」のうち、セレナやノート e-POWERなどをベースとした車両4台を出展する。
駐車違反にならないって本当? 「車いすマーク」の真の意味とは
日産では、ユーザーの生活のいろいろなシーンで役に立つという意味合いから、自社の福祉車両を「ライフケアビークル(Life Care Vehicles)」と名付け、個人ユースはもちろん、施設での利用まで幅広いニーズに対応する車両をラインナップしている。
それらの中で、今回展示される車両は、まず8月にマイナーチェンジした新型「セレナ チェアキャブスロープタイプ・車いす2名仕様」。
フラットで広々とした車いすスペースが特徴の同モデルは、大型の車いすでも載せられ、また走行中に横に介助する人などが着座することが可能。スライド式スロープや車いすの乗降をアシストする電動ウインチなど、使う人の利便性を考えた様々な装備を備えている。
また、「ノート e-POWER 助手席回転シート」も展示。100%モータードライブの電動パワートレイン「e-POWER」を搭載するノート e-POWERをベースとした同モデルは、助手席が回転し、高齢者や障がい者でも乗り降りが楽にできる。
同モデルには、さらに衝突被害軽減ブレーキのインテリジェント エマージェンシーブレーキや、踏み間違い衝突防止アシストなど数々の先進安全運転機能も装備。同社が掲げるクルマの「電動化」、「知能化」に向けた技術開発を推進する取り組み「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」を具現化したモデルとなっている。
その他では、「NV350キャラバン・チェアキャブ車いす1+1名仕様」や、「NV100クリッパーリオ・チェアキャブ」も展示される予定だ。
なお、今回のブース出展は、日産自動車と福祉車両などの製作を手掛ける日産グループ傘下のオーテックジャパンが共同で実施する。
*写真はイメージです。
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