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業界ニュース 2019.11.3

トヨタ「プリウス」に強敵登場! カローラの新旧併売で販売ランキングに波乱が起きる?

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■王者「プリウス」に元祖王者「カローラ」が牙をむく?

 世界初の量産ハイブリッド車として、1997年に登場したトヨタ「プリウス」。現行の4代目モデルは、2015年から発売され、4年経ったいまでも人気モデルとして、販売好調です。

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 しかし、2019年9月に登場した12代目の新型「カローラ」がプリウス人気に影響を与えるのではないか、といわれているのです。プリウスとカローラにはどのような関係があるのでしょうか。

 初代のプリウスは、世界初の量産ハイブリッド車として1997年に発売。その後、2代目(2003年)、3代目(2009年)、そして現行モデルとなる4代目(2015年)とハイブリッド性能の進化や時代に合わせたデザインへの改良とともに歴史を重ねています。

 対するカローラの初代モデルは、1966年に誕生しています。その後、国内登録車販売台数ランキングにおいて1969年から33年連続で1位を獲得します。その後も、2003年から2007年に1位になるなど、トヨタブランドをけん引する存在でした。

 そして、前述の3代目プリウスが登場したすると、カローラは首位の座を奪われます。とくに、年間の販売台数において、3代目プリウスは2010年(31万5669台)、2012年(31万7675台)と過去にもあまり例がない30万台超えを2度も達成するなど、「トヨタ=プリウス」「プリウス=ハイブリッド車」といえるほど、世界的に人気なモデルとなったのです。

 現行モデルのプリウスは、登場時に外観デザインが奇抜なデザインだったこともありユーザーから不評だったことや、電動パワートレインe-POWERを搭載した日産「ノート」やトヨタのハイブリッド専用車「アクア」など社内外にライバルが現れたことで販売台数が伸び悩み、2018年には日産「ノート」が初の販売台数1位になります。

 プリウスは2018年12月にビッグマイナーチェンジをおこない、外観デザインや安全性能に手をいれました。その結果、2019年上半期(1月から12月)では首位に返り咲きます。

 プリウスの販売状況について、トヨタの販売店スタッフは次のように説明しています。

「プリウスが久しぶりに販売台数で上位にきたのには、いくつか理由があります。とくに大きな要素としては、2018年12月のマイナーチェンジで、デザイン変更と『トヨタセーフティセンス』を全車標準装備したことです。

 ユーザーにとって、デザインはクルマを選ぶ上での重要なポイント。さらに、近年注目される安全装備も充実したことで販売台数が伸びているといえます。

 上記をふまえて、2019年4月の販売台数が伸びたもうひとつの理由は、法人のお客さまが会社の決算期が変わったことで、社用車などを新調するなど切り替わりのタイミングだったことが大きいです」

 このように大幅に手をいれたことと、法人需要が重なったことによりプリウスの販売は好調だったようです。しかし、そこに待ったを掛けるのが新型カローラです。

 2019年9月17日に発売された新型カローラは、セダン(車名:カローラ)とワゴン(車名:カローラツーリング)がフルモデルチェンジされました。

 しかし、先代モデルとなるセダン「カローラアクシオ」とワゴン「カローラフィールダー」は、引き続き販売されるといいます。新型モデルと併売する理由について、トヨタは次のように話します。

「法人のお客さまを含めた幅広いニーズに対応するため、先代モデルのカローラアクシオとカローラフィールダーは、設定グレードや一部の装備を見直して、引き続き販売します」

※ ※ ※

 カローラは、法人向けに先代モデルを残すとしています。前述の国内登録車販売台数ランキングでの統計方法は、「国産メーカーの同一車名を合算したもの」としています。

 そのため、プリウスは「プリウス+プリウスPHV+プリウスα」となり、カローラでは「カローラ+カローラツーリング+カローラスポーツ+カローラアクシオ+カローラフィールダー」という形で合算されることから、今後カローラシリーズの販売台数がランキングに大きな影響を与えるかもしれません。

■カローラだけじゃない! プリウスを脅かすライバル車とは

 2019年9月の販売台数ランキングでは、1位トヨタ「シエンタ(1万3558台)」、2位ノート(1万3183台)、3位プリウス(1万1158台)、4位カローラ(1万1046台)、5位トヨタ「ヴォクシー(1万0178台)」の順になっています。

 従来、人気コンパクトハイブリッド車アクアや日産の人気ミニバン「セレナ」などが名を連ねていましたが、TOP5には入らず代わりにトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が首位にランクインしました。

 シエンタは、同年8月にも首位になっていますが、なぜ突然販売台数ランキングで1位になっているのでしょうか。

 シエンタが人気な理由について、トヨタの販売店は次のように話します。

「シエンタは、ファミリー層から多くの支持を頂いているコンパクトミニバンです。トヨタには、ミドルサイズのヴォクシー/ノア/エスクァイアや、アルファード/ヴェルファイアといったラージサイズのミニバンがあるなかでも、シエンタはサイズ的に扱いやすいのが人気です。

 2018年には、お客さまから要望が多かった2列シート車が加わったことにより、多人数乗車でのお出かけやアウトドアなど、さまざまなニーズに応えられるようになりました。

 直近で販売台数が伸びた正確な要因はわかりませんが、ここ最近はひとつ上のボディサイズのヴォクシーやノアから乗り換える人が多い印象があります」

 また、2019年上半期までは常に販売台数ランキングのTOP3に位置していたアクアが順位を下げている要因について、前述の販売店スタッフは次のように説明します。

「アクアは手頃な価格と低燃費をウリにしています。しかし、2019年5月にはライバル車ともいえるホンダ『フィット』が東京モーターショー2019で発表するというアナウンスがすでにニュースで出ていました。

 また、夏頃にはトヨタのコンパクトカー『ヤリス』が年内に出るのではないかという噂も出ていたことなどが影響していたこともあり、アクアの買い控えがあったように思えます」

※ ※ ※

 世界初の量産ハイブリッド車として、初代プリウスが登場して22年。いまでは、新たに販売される多くのモデルにハイブリッド仕様が設定されています。

 2020年2月に発売予定の新型ヤリスでは、現在市販されているハイブリッド車を超える低燃費を実現しているともいわれ、今後もプリウス人気を脅かす社内外のライバルが多くなりそうです。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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