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業界ニュース 2019.11.2

「400メートルを9秒1で走破するECR33スカイライン!」RB25 ベースで900馬力オーバーを発生!

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FR最速を目指したタイプMの戦い

RB25改2.8Lフルチューンに2.5キロのブーストかける!

    「400メートルを9秒1で走破するECR33スカイライン!」RB25 ベースで900馬力オーバーを発生!

ストックボディのゼロヨンマシンとして国内最上位に位置するのが、関西地区屈指のパワーチューナー“ガレージ伊藤”が手がけたECR33スカイラインだ。

仙台ハイランドでは9秒155を記録し、トラクションのかかりにくいセントラルサーキットでも9秒585をマークしているトップガンだ。

エンジンはRB26DETTではなく、あえてRB25DETをベースにチューニング。腰下にHKSの2.8LキットSTEP3を投入し、ヘッドもガレージ伊藤の手によりフル加工が施される。カムは東名パワードのハイリフト(270度/10.5mmリフト)を投入する。

組み合わせるタービンはT88-38GK。このビッグシングルに2.5キロというハイブーストをかけてダイノジェットで925ps/97kgm(レースガス使用時)をマーク。なお、タービンは後にEFRに変更されている。

吸気系には、オーストラリアのハイパーチューン社製スロットルとサージタンクを使用。サージタンクはインジェクターを各ポートに上下から2本セットできるものだ。ちなみに容量は上側が1000cc、下側には850ccが組み込まれている。

制御にはモーテックの上位モデルM800を使用。インジェクターのマルチドライブや、ブースト圧の車速&ギヤ対応コントロールなどタイムを出すための特殊な制御に行なっている。

もともとはストリート仕様だった車両だが、ステップアップを重ねるうちに競技専用のドラッグスペシャルになっていったという。車検の制約がないため、効率重視のサイド出しマフラーも気兼ねなく装着できるわけだ。

フロントサスペンションは軽量化のためにストラット式に変更。直進性向上を目指し、ピロアッパーは調整機構を前後方向に組んでキャスター角を目一杯寝かしている。

15インチのタイヤでトラクション性能を高めるべく、ブレーキは低グレードの片持ちキャリパーを使用する。

タイヤはフージャーのストリート規格(DOT)のドラッグラジアル。サイズは315/60-15(R)と特殊なものだ。トラクション向上のためにクァンタムのドラッグダンパーは高めにセットし、オーバーフェンダーを使って極太タイヤを収めている。

ダッシュボードはガレージ伊藤オリジナルのカーボン製、メーターにはデフィのマルチモニターDSSCを採用する。

駆動系は、ホリンジャーの6速シーケンシャルミッション→カーボンプロペラシャフト→OS技研スーパーロックLSDという構成。ファイナルは4.6:1の設定だ。

走行抵抗を落とすためのドラッグウイングと、減速をアシストするドラッグシュート(パラシュート)は、ハイクラスなドラッガーの証だ。

ゼロヨンタイムを考えるなら、4WD+RB26DETTというパッケージのGT-Rに分がある事は明白だ。それでも、エンジンまで含めてタイプMに拘って走り続けるオーナーと、その思いを汲み取ってカタチにするガレージ伊藤の技術力には感服するばかりだ。(OPTION2 2013年8月号より)

●取材協力:ガレージ伊藤 大阪府茨木市島3-3-20 TEL:072-637-8511

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(web option web option編集部)

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