カーグッズライターの浜先秀彰が東京モーターショーで気になった話題をレポート。クラリオンはサーバーを介して家電品のコントロールができる機能の開発に積極的だ。REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)
クラリオンのカーナビはスマホを介してサーバーから情報を取得できる通信機能を標準搭載。地点検索やルート探索などに役立つわけだが、それ以外になんと家電のコントロール機能を実現しているのだ。
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Googleの技術を活用したボイスコントロール「Intelligent VOICE」の「Nature Remo連携」では、音声によって自宅のエアコンや扇風機、照明などのON/OFF操作が行える。これを利用すれば自宅に帰る頃に最適な室温にしておいたり、長期間留守にする場合に防犯対策として照明を点灯させられる。
そしてさらに進化させた形となるのが、今回東京モーターショーでお披露目されたロボット掃除機「ルンバ」や床拭きロボット「ブラーバ」との連携。これはiRobot社のサーバーとナビを接続するもので、ON/OFF操作を音声で行える。デモではナビに話しかけると画面上には操作を受け付けたことがわかるコメントが表示され、離れた場所に置いてあったルンバが自動的に清掃を開始。レスポンスもよく、認識間違いが起きることもなかった。
この機能が実現するのはもう間もなくで、2020年春を予定しているという。現行型のクラリオン製カーナビでプログラムのアップデートにより利用できるようになる。
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