2019年10月31日、ビー・エム・ダブリュー(BMW)はコンパクトハッチバックの1シリーズをベースにした4ドアクーペ、「2シリーズ グランクーペ(BMW 2series Gran Coupe)」を発表、発売した。車両価格は369万円~665万円で、2020年4月以降のデリバリーを予定している。
BMWブランドでもっともコンパクトなグランクーペ
これまでのFRレイアウトから一転、FFレイアウトベースとなった3代目の1シリーズは2019年8月29日に発表された。スタイリングは塊感のあるスポーティなものに刷新された一方で、駆動方式変更によるBMWらしいスポーティさがどう進化したのか、注目を集めている。
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1シリーズのデリバリー開始は2019年11月頃と言われるが、これを目前に控えた2019年10月31日にBMWは派生モデルとなる4ドアクーペ「2シリーズ グランクーペ」を日本で発表・発売した。
グレード展開は大きくわけてふたつ、1.5L直3ターボ(140ps/220Nm)を搭載するFFの「218i」と、2L直4ターボ(306ps/450Nm)を採用する4WDのMパフォーマンスモデル「M235i xDrive」で、車両価格は369万円~665万円となる。ボディサイズは全長4526×全幅1800×全高1420mm(欧州仕様値)と、いくつかあるBMWグランクーペの中でもっともコンパクトである。
2000年代にデビューした5代目3シリーズ(先々代にあたるE90型)が4525×1815×1425mmというサイズで日本でも人気を得ていたが、これとほぼ同等の2シリーズ グランクーペもまたサイズ感や取りまわしやすさという意味においても日本市場で受け入れられることだろう。
横方向へ伸びたキドニーグリルやフロントバンパーなど、フロントまわりは新型1シリーズに準じたデザイン。一方のリアは、BMW伝統のL字型テールランプや水平基調のラインを配してワイド&ローなイメージを演出し、さらにトランクリッドをダックテール風に跳ね上げるなど、クーペらしいスポーティさを強調している。
前述のとおりこの2シリーズ グランクーペは前輪駆動を採用するが、コーナリング時に軌跡が外側に膨らんでしまうFF特有の現象(アンダーステア)を大幅に抑制する「ARB(タイヤスリップ コントロール システム)を搭載している。
これは新型1シリーズにも採用された機能で、タイヤがスリップしている状況を感知するとその情報・信号を直接エンジンに伝達する。DSC(ダイナミック スタビリティコントロール)を経由する従来の方式よりも、約3倍の速さで制御が可能になり、ドライバーが意図した走りをより忠実にトレースするという。
同時に発表された「M235i xDriveグランクーペ」は、最高出力306ps/5000-6250rpm、最大トルク450Nm/1750-4500rpmを発生する2L直列4気筒ターボエンジンを搭載するMパフォーマンスモデル。FFをベースにした4WDで、機械式トルセンLSDを組み合わせることでスポーティで俊敏な走りを実現する。さらにデザイン面では、メッシュ風のキドニーグリルや大型エアインテーク、台形デュアルエキゾーストテールパイプを採用することで、アグレッシブなエクステリアとなっている。
BMW 218i グランクーペ 主要諸元(欧州仕様値)
●全長×全幅×全高=4526×1800×1420mm
●ホイールベース=2670mm
●車両重量=1350kg
●エンジン= 直3 DOHCターボ
●排気量=1499cc
●最高出力=140ps/4600-6500rpm
●最大トルク=220Nm/1480-4200rpm
●駆動方式=FF
●トランスミッション=8速AT
BMW 2シリーズ グランクーペ 車両価格
218i グランクーペ:369万円
218i グランクーペ Play:410万円
218i グランクーペ Mスポーツ:448万円
M235i xDriveグランクーペ:665万円
(すべて右ハンドル仕様)
[ アルバム : BMW 2シリーズ グランクーペ はオリジナルサイトでご覧ください ]
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