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業界ニュース 2019.10.30

SUVもいいが、やっぱりワゴンも捨てがたい! 新型BMW 3シリーズ ツーリング試乗記

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BMWはこれまであった3/5/7シリーズにくわえ、SUVの「Xシリーズ」や4ドア・クーペの「グランクーペ」などさまざまな派生モデルを市場に投入している。とはいえ、全ラインナップにおける主力は今も昔も3シリーズだ。

3シリーズのなかでも、2代目(E30)より設定されたツーリングはセダンに次ぐ人気ボディ形状。世界で3番目に3シリーズが販売されているイタリアでは、全販売台数の2/3がツーリングというから驚きだ。

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Fabian Kirchbauer Photography新型3シリーズのボディは全長4709mm(先代比プラス76mm)×車幅1827mm(先代比プラス16mm)×全高1445mm(先代比プラス8mm)。Fabian KirchbauerSUVが台頭する今、ステーションワゴン市場は縮小傾向にあるというが、そうしたなかにあっても3シリーズのツーリングは、一定の需要があるという。ゆえに、新型(G20)にもツーリングが設定された。

新型3シリーズ ツーリングのボディは全長4709mm(先代比プラス76mm)×車幅1827mm(先代比プラス16mm)×全高1445mm(先代比プラス8mm)。ホイールベースは2851mm(プラス41mm)に拡大された。

Fabian Kirchbauer Photographyホイールベースは2851mm。Fabian Kirchbauer剛性強化のため、リアセクションが重くなりがちなワゴンボディでありながら、前後重量配分は48:52と、セダン同様“ほぼ”50:50を守っている。

基本的なディメンションはセダンとほぼ同値。ホイールベースの延長は、リアシートの足もとスペース拡大のためが主たる目的という。先代モデルのややタイトな印象は払拭されている。

エクステリアは先代と比べ、リアウインドウ幅が20mm拡大され、リアスポイラーのデザインが変更され、よりスタイリッシュになった。メディア向け資料には「ドライビング・プレジャーと機能性に優れた、プレミアムミドルサイズの“5ドアモデルの3シリーズ”」と、記されていた。機能性とともに優れた走行性能をアピールするのが3シリーズ ツーリングらしい。

Fabian Kirchbauer PhotographyFabian Kirchbauerよく考えられたラゲッジルームリアウインドウが単体で開くガラスゲートは、新型にも継承された。重量増の問題から採用見送りも検討されたというが、利便性やユーザー・ニーズも考慮し、標準化したとのこと。

ガラスゲート以外も、ラゲッジルームは利便性や使い勝手を高める機構が複数ある。電動開閉式のリアゲートは、バンパー下につま先をスッと入れるだけで、開閉可能な機構付き。

Fabian Kirchbauer Photography先代モデルとおなじく、リアウインドウの開閉機構は標準。Fabian Kirchbauerラゲッジルーム容量は通常時500リッター(先代比プラス5リッター)。リアシートのバックレストをすべて格納すると(40:20:40の分割可倒式)、ラゲッジルーム容量は1510リッター(先代比プラス10リッター)に拡大する。

ラゲッジルームのフロア下には、パーティション・ネットやトノーカバーなどを収納出来るスペースもある。

Fabian Kirchbauer Photographyリアシートのバックレストは40:20:40の分割可倒式。Fabian Kirchbauerラゲッジルームのフロアにはユニークな仕掛け「アンチスリップレール」(オプション)を搭載した。ラゲッジルームフロアに装着された複数本のレールに内蔵されたゴムが、走行中、2mm上昇することで、その上に置いた荷物が動きにくくなるという。

エンジン・オフかバックドアを開ければ、ゴムは自動で格納され、荷物が出し入れしやすくなるという。実際走行中、レール上においた大きなバッグはほとんど動かなかったから、確かに効果はあった。

Fabian Kirchbauer Photographyラゲッジルーム容量は最大1510リッター(先代比プラス10リッター)。写真モデルのフロアは「アンチスリップレール」付き。Fabian Kirchbauer走りはいかに?パワートレーンは、ガソリン、ディーゼルから選べるほか、2020年夏頃にはPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)モデルの「330e」も投入される予定。駆動方式は、FR(後輪駆動)以外に、「320d」「330d」「330i」は電子制御式4WD「xDrive」も選べる(ハイパフォーマンスグレードの「M340i」はxDriveのみ)。

今回、試乗したグレードは「330dxDrive Mスポーツ」。Mスポーツは、電子制御式のアダプティブMスポーツサスペンションやMスポーツディファレンシャル、バリアブルステアリングなどを装着する。

Fabian Kirchbauer Photography駆動方式はFRと、電子制御式4WD (xDrive)が選べる。Fabian Kirchbauerツーリングはセダンに対し約100kg重い。けれども、3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボ・エンジン(最高出力265ps/4000rpm、最大トルク580Nm/1750~2750rpm)に8ATを組み合わせた試乗車は、幅広い領域において十二分な厚みのあるトルクと加速性能が得られる。しかも、高い動力性能をタイムラグなく感じられる点も魅力的だ。

試乗コースは、ドイツ・ミュンヘン郊外。制限速度が幾度となく変わる場面でも思い通りの加減速が可能。静粛性は、エンジンおよびロードノイズともによく抑えられている。

Fabian Kirchbauer Photography搭載するエンジンは、3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボ(最高出力265ps/4000rpm、最大トルク580Nm/1750~2750rpm)。Fabian Kirchbauer乗り心地は電子制御システムに助けられている部分もあるだろうけれど、走行モードが「スポーツ」「コンフォート」ともに、さまざまな場面でフラットに保たれる。装着タイヤはピレリ社製の「P7 CintuRato」の18インチ(BMW認証タイヤ)。

電子制御式4WD(xDrive)は、コーナーでは積極的に後輪へ駆動力をまわしFR(後輪駆動)が基本のBMWらしいハンドリングを得やすくし、さらにMスポーツディファレンシャルによって鼻先がコーナーの外に向かおうとするアンダーステアを抑える。コーナーもある一般道のカントリー路では無駄な動きのない、快適なドライブフィールを楽しめた。

Fabian Kirchbauer Photographyインテリア・デザインは3シリーズ・セダンとおなじ。Fabian KirchbauerFabian Kirchbauer Photographyトランスミッションは8AT。Fabian Kirchbauerセダンと遜色ない走行性能と快適性にくわえ、高い居住性&積載性を得た新型ツーリングは、きっと売れ筋グレードになるのは間違いないだろう。

文・飯田裕子

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(GQ JAPAN 飯田裕子)

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