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業界ニュース 2019.10.31

VWの新世代EV、『ID.3』…11月4日に量産開始へ

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フォルクスワーゲンは10月28日、新世代EVの『ID.3』(Volkswagen ID.3)の量産を11月4日、ドイツ・ツヴィッカウ工場で開始すると発表した。

フォルクスワーゲンが電動化攻勢の中心に据えるのが、「ID.」ファミリーだ。最初の市販モデルとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEVのID.3を2020年に発売する。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する予定で、さらにMPVの『ID. BUZZ』を順次、市場に導入していく。

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◆電動車専用の「MEB」車台がベース

ID.ファミリーとして、最初に生産を開始し、2020年に発売されるのが、フルコネクテッド機能を備えたコンパクトEVのID.3だ。ロングホイールベースと短いオーバーハングが特長で、内燃エンジンが搭載されていないため、前後アクスルを車両のより外側に配置することを可能にしている。

ID.3には、電動車専用に新開発された「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)車台を使用する。最大出力204psを発生するモーターがギアボックスとともにリアアクスルに組み込まれ、後輪を駆動する。モーターからリアアクスルへのパワーの伝達は、1速ギアボックスを介して行われる。

◆航続は最大550km

ID.3では、バッテリーが他のコンポーネントとともに、車両のフロア下に効率よく搭載される。蓄電容量は、45kWh、58kWh、77kWhの3種類のバッテリーが選択できる。新しい燃費基準のWLTPモードにおいて、330~550kmの航続を実現する。

ID.3のユーザーは、フォルクスワーゲンの充電アプリ「We Charge」に対応した充電ステーションに加えて、欧州全域で可能な限りエコ電力の供給を行う急速充電ネットワーク「IONITY」を利用することができる。出力125kWhの急速充電システムを利用すると、30分以内にバッテリー容量の80%を充電できる。

なお、最も容量が少ないバッテリーを搭載したベースモデルのドイツ価格は、3万ユーロ(約363万円)以下となる予定だ。

◆ドイツの老舗工場を100%EVの工場へと転換

フォルクスワーゲンはこのID.3の量産を11月4日、ドイツ・ツヴィッカウ工場で開始する。フォルクスワーゲンは、ツヴィッカウ組み立て工場を段階的に、100%内燃エンジン搭載車から100%EVの工場へと転換している。ツヴィッカウ工場はもともと、アウディの前身のホルヒ社が1900年代の初頭、本社工場として稼働させたのがルーツだ。

フォルクスワーゲンにとって、このような転換作業は、今回が初めてという。EVへの切り替えは、2018年初頭に開始しており、3年以内の2020年末までには完了する予定。ボディショップとペイントショップは、ID.3を量産するための準備を整えた。2つの最終組み立てラインのうち、第1ラインも完成している。

フォルクスワーゲンは11月4日からID.3の量産を開始した後、生産台数を段階的に増加させる計画だ。工場敷地内には合計12の完全に新しい建物や、一部の建物を建設する。既存のプレスショップを拡張する工事だけで、合計7400万ユーロを投資する。

これにより、2021年からMEB車両の主要なボディパーツを、ヴィッカウ工場ですべて製造できるようになる。また、ツヴィッカウ工場の第2組み立てラインは、2020年の夏から転換作業を開始し、2020年中に稼働を開始する計画だ。最終的には、2021年からフォルクスワーゲングループの3つのブランドの6車種のMEBをベースにしたモデルが、ツヴィッカウで生産される予定。同工場の生産能力は、現在の年間30万台から33万台に引き上げられ、欧州最大かつ最も効率的なEV工場になる、としている。

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(レスポンス 森脇稔)

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