見た目も性能面も考えトータルバランスに配慮
オリジナル「PRIDE」ブランドによるパーツ展開やハーフカウルキットを初め、数々のカスタム/整備/チューニングメニューで知られるアメリカンドリーム。根底には“お客さんのバイク生活がより楽しいものになるように”という思いがある。
一方で代表・松田さんはカワサキZ2が好き。そこから多くのZカスタムも手がけてきた。時にはお客さんと鈴鹿サーキットでの走行会に行き、自らも走ることでZの走りを磨いてきた。
カワサキの新型250cc「Ninja ZX-25R」その詳細に迫る!
このZはそんな同店でサーキット走行を楽しむための足まわりグレードアップを主として、手を入れた1台。とは言えカスタムらしいトータルバランスも考え、ホイールや外装の配色にも気を遣ってパーツチョイスを行っている。
「軽量化とデザインの両面から、ホイールはマルケジーニM7RSを選択。PRIDEステムで剛性も高め、オフセットを33mmとして17インチに応じた旋回性も得ました。スイングアームはウイリー製で下側スタビを追加。フレームもレイダウンや13カ所の補強を行って、全体のバランスも得られるようにしています」(松田さん)
エンジンもZ1クランクとワイセコφ73mmピストンによって746から1105ccにまでスープアップ。TMRφ36mmキャブと“軽さと整備性抜群で、何よりパワーがあります”(松田さん)というPRIDE手曲げチタンEXとでレスポンスも高めている。
ほかにもフロントアクスルが純正品のφ17mmからハヤブサ用の25mmにアップされる、前後サスはセッティング幅を考慮してのオーリンズを選択するなど、しっかりと路面を捉えさせてパワーを伝えようという仕様は続く。
そんな走行会重視でいながらも、タンデムステップブラケット取り付け部(現状ではボルトが入る)やカウルステーマウントも装備し、きちんとストリートカスタムとしての部分に手を抜いていないのも、好感が持てる。さらにこの後にもエンジンやフレームのレストアとグレードアップが考えられているという。
いつでも、どこでも乗れてカスタムらしく、かつきちんと性能も作り込んでいく。Zと、走ることが好きな同店ならではというこの仕上がり、ぜひ参考にしたいところだ。
Detailed Description 詳細説明
取材協力:アメリカンドリーム
記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ
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