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業界ニュース 2019.10.30

じつは首都高はブルガリアまで続いていた? 壮大なのにあまり知られていない「アジアハイウェイ・プロジェクト」とは

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 日本からトルコまでを繋ぐ計画が進行中!

 アジアハイアェイと聞くと、TVで見るような混沌とした感じで、崩れ落ちそうなトラックや家族で1台のスーパーカブに乗っているのが、ワサワサと走っているイメージだろうか。

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 しかしこの構想は、じつはアジアハイウェイ・プロジェクトとして、欧米のような高速道路ネットワークを作ろうと、国連アジア極東経済委員の提唱によって1959年に始まったもの。日本政府も協力して援助を行なう(参加自体は2003年から)などして、その拡大に力を入れている。と、ここまで聞いても、やっぱりアジアの奥地に高速道路を作ろうというプロジェクトなのだろうと思うかもしれない。

 じつはそうではなく、もっと大規模なもので、アジア全体に高速道路網を作り上げて、地域ごとの交流や経済発展を促そうというのが目的だ。

 そもそもアジアというと、日本からインドあたりまで、と思うかもしれないが、正確には日本からトルコまで。ロシアも含むことがあるなど、かなりの大きさ。ここを高速道路で網羅しようというのだから、凄い計画だ。

 日本にあるアジアハイウェイ「AH1」はブルガリアに続く

 これから建設するものもあるのだが、基本的には今あるものをつなげている部分が多い。しかも、きれいに繋がるわけではないので、途切れていたり、途中フェリーだったりと大雑把なところも多々あり。

 ということで、日本にもアジアハイウェイはあって、AH1。つまりアジアハイウェイ1号線は東京が起点で、福岡まで行ってフェリーで韓国の釜山に渡ってどんどんと進んでいく。ただ、そのまま行くと北朝鮮なので事実上途切れていたりはするが、それを飛び越すと今度は中国を進み、最後はブルガリアの国境手前まで行くという壮大すぎる規模。

 つまり首都高はブルガリアまで続いているのだ……。ちなみにAH1からAH87まであるので、地図上は網の目のようにビッチリ。それもそのはず、アジアのほとんどとなる32カ国が参加して、総延長はなんと約14万2000kmと途方もない距離。ちなみに全線走破した人はいるのか、気になるところではある。

 首都高の環状線などにはAH1という看板も出ていて、見るだけでも「飛んでイスタンブール」じゃないけど、なんだか気分はアジアに飛んだ感じがしてワクワクする。さらに今後も建設計画もあって、認定のための建設規格も定められている。なんとなくコンセプトだけの提唱じゃないところが凄い。

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(WEB CARTOP 近藤暁史)

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