現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > WRC第13戦ラリーカタルーニャ、トヨタのタナックがドライバーズタイトルを獲得【モータースポーツ】

ここから本文です
業界ニュース 2019.10.28

WRC第13戦ラリーカタルーニャ、トヨタのタナックがドライバーズタイトルを獲得【モータースポーツ】

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年10月24~27日、 WRC(世界ラリー選手権)第13戦ラリーカタルーニャがスペインのバルセロナ近郊のサロウをベースに開催され、2位に入ったトヨタのオイット・タナックがドライバーズタイトルを決めた。優勝はヒュンダイのティエリー・ヌーヴィル、マニュファクチャラーズタイトルはヒュンダイがリードを保ったまま最終戦までもつれることになった。(写真はラリーカタルーニャで2位に入りドライバーズタイトルを決めたトヨタのオイット・タナック)

ライバルが早々に脱落、慎重に順位を上げタナックがチャンピオンに
第12戦を終えた時点で、ドライバーズチャンピオンを巡る戦いはトヨタのタナックとシトロエンのセバスチャン・オジェ、ヒュンダイのヌーヴィルの3人にしぼられた。

    【東京モーターショー】ダイハツのブースに市販予定のコンパクトSUVがサプライズ出展!

こうして迎えた第13戦ラリーカタルーニャは、WRCで唯一のグラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)の両方があるミックスラリー。

波乱はグラベルの初日、ラリー開始直後のSS2で起きた。ランキング2位のオジェの駆るC3 WRCに油圧トラブルが発生。パワーステアリングとパドルシフトが使えなくなり、続くSS3も含めて3分以上のタイムロスを喫して早くも実質的に「終戦」。

これで楽になったタナックはグラベルでは不利な先頭スタートで初日こそ遅れを取ったものの、土曜日からのターマックステージで徐々に順位を挽回して3番手に浮上。これは日曜日の最終パワーステージで首位ヌーヴィルのひとつ下でフィニッシュすればタイトルが確定するポジションだった。

その最終ステージ、上位3台のスタート順は通常上位のドライバーほど遅く走るところ、選手権争いを盛り上げるために主催者判断で異例の2番手ソルド、首位ヌーヴィル、3番手タナックのオーダーに。

まずはこの日終始タナックより速いタイムを刻んでいたソルドが、そこまでのベストタイムを刻んでいたエバンスには及ばないタイムでフィニッシュ。続くヌーヴィルもエバンスのタイムをわずかに上回れず2番手タイムに留まる。

そしてタナック。ステージ半ばのスプリットタイム計測地点を首位で通過したヤリスWRCは、圧倒的なベストタイムをマーク。ソルドを抜いてラリーを2位でフィニッシュ+パワーステージ首位のポイントで、見事2019年のワールドチャンピオンを決めて見せた。

タナックはエストニア出身として初のタイトル獲得。トヨタのドライバーとしては実に1994年のティディエ・オリオール以来の戴冠となった。

ヒュンダイが初王座に王手、トヨタの自力連覇が消滅
ドライバーズ選手権はトヨタのタナックに決まったが、スタートからラリーを支配したのはヒュンダイだった。

トヨタに8点差に迫られたマニュファクチャラーズ選手権を死守するため、今回はエースのヌーヴィルに加え、地元スペインのソルドと過去このラリーで8勝を誇る9冠王者のセバスチャン・ローブという最強布陣で臨み、ラリー初日からトヨタを圧倒して1-2-3態勢をキープ。猛追するタナックに最終ステージで2位まで浮上されたものの、1-3フィニッシュで40点を獲得した。

これでトヨタとの差は18点に。トヨタは最終戦で1-2フィニッシュを果たしてもヒュンダイに3位と5位に入られれば逆転不可能となり、連覇が厳しい情勢となった。

なお、トヨタ・ヤリスWRCで2戦目の参戦となった日本の勝田貴元は、土曜日午前にギアボックストラブルに見舞われて大きく順位を果たしたものの、無事、目標通りの完走を果たしている。

WRC最終戦ラリーオーストラリアは11月14~17日、ニューサウスウェールズ州コフスハーバーをベースに開催される。

2019 WRC第13戦ラリーカタルーニャ 結果
優勝11 T.ヌーヴィル(ヒュンダイ i20クーペ WRC)3h07m39.6s
2位 8 O.タナック(トヨタ ヤリス WRC)+17.2s
3位 19 S.ローブ(ヒュンダイ i20クーペ WRC)+17.6ss
4位 5 K.ミーク(トヨタ ヤリス WRC)+53.9s
5位 33 J.ラトラバ(トヨタ ヤリス WRC)+1m00.2s
6位33 E.エバンス(フォード フィエスタ WRC)+1m14.2s
7位 3 T.スニネン (フォード フィエスタ WRC)+1m47.6s
8位 1 S.オジェ(シトロエン C3 WRC)+4m20.5s
9位 23 M.オズベルグ(シトロエンC3 R5) +8m24.6s
10位 56 E.カミリ(シトロエンC3 R5)+8m47.2s

2019 WRCドライバーズランキング
1位 O.タナック (トヨタ ヤリス WRC) 263ポイント
2位 T.ヌーヴィル (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 227ポイント
3位 S.オジェ(シトロエン C3 WRC) 217ポイント
4位 A.ミケルセン(ヒュンダイ i20クーペ WRC) 102ポイント
5位 E.エバンス(フォード フィエスタ WRC)102ポイント

2019 WRCマニュファクチャラーズランキング
1位 ヒュンダイ 380ポイント
2位 トヨタ 362ポイント
3位 シトロエン 284ポイント
4位 M スポーツ フォード 218ポイント

[ アルバム : WRC第13戦ラリーカタルーニャ はオリジナルサイトでご覧ください ]

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します