車どころか免許も持っていなくても東京モーターショー2019(10月24日より一般公開中)は、楽しめるのでしょうか? 答えは、“YES”です。部外者だからこそ現実から離れてシュールな体験ができるのです。今回、東京モーターショー2019で体験した、おすすめのアトラクションをご紹介します。
【Vol.1 東京モーターショー2019 辛酸なめ子のコンパニオン批評】
・Hitachi Metals
日立のモーター技術を紹介するブース。ステージに上がり、半透明のスクリーンに投影された、モーターの部品を操作するゲームが体験できます。
通りがかったら、「ローターに磁石を入れてみよう!」というミッションのもと、若い男性が手を激しくまわしていて、あまりのシュールさに立ち止まったら勧められ、トライしてみることに。
私のミッションは「ステーターにエナメル線を巻きつけよう!」。何のことかまったくわかりませんが、とりあえず手をぐるぐるまわし「もっともっと!」と、煽られたりしながら無事に達成できました。
しかし身体がなまっていて腕を激しくまわすのがキツかったです。コンパニオンのお姉さんが、ポーズを取りながらかわいくまわしているのを見て反省。
手をぐるぐるまわすアトラクションが魅力のHitachi Metals。・JAF
デジタルモータースポーツの体験機が展示され、レース競技が出来るようになっていました。リアルな映像と振動で富士スピードウェイを走れます。
「免許持ってないので途中でリタイアするかもしれませんが良いですか?」と、念のためスタッフの女性に確認し、さっそくレーススタート。
いきなり中央分離帯に乗り上げてしまいました。また、何度もコースの壁に激突。JAFを呼ぶ前に死んでいます……。リスタートしながら2分半かかってもゴール出来ず、結局タイムアウト。運転の難しさを思い知りました。自動車はまだまだ遠い存在です。
JAFのブースでは、富士スピードウェイの走行をヴァーチャル体験出来る。・ASV
まじめそうな女性スタッフにアンケートを呼びかけられ、そのままの流れで試乗体験することになりました。国土交通省のブースで「ドライバー異常時対応システム」というものでした。
バスのドライバーが急に意識喪失した場合、乗客がボタンを押すことで安全に停止出来るシステムです。実際のバスに乗って体験できるとのことで、バス乗り場に行き乗車。運転手さんが臨場感あふれる演技をするのか期待していたのですが、とくに変わった様子もなく、淡々とボタンが押され、スーッと停車。それよりも警告音やホーンが危機感をかきたてました。
体験の乗客は落ち着いて何のリアクションもなく「以上になります」と終了。システム自体は安全のためぜひ普及してほしいです。(以上、ビックサイト会場でした)
・キッザニアのKDDIブース
青海会場は「キッザニアコーナー」や子どもが遊べる「トミカコーナー」もあり、親子連れにもおすすめです。キッザニアにはトヨタのレーシングドライバー体験やメカニック体験、マツダの金属磨き職人の仕事、日野自動車のトラック・プロデュース体験など魅力的な体験の数々が。
そのなかで挑戦したのがKDDIの、遠隔操作による災害復旧の仕事。すぐ横にジオラマのガレキとショベルカーがあり、モニター越しにボタンの遠隔操作で道路のガレキを移動させるというミッションです。
男性スタッフに「右です」「うしろに下がってください」と、アドバイスされながら道路のガレキを撤去することができました。ショベルカーが下がるとき、トラックにぶつかった気もしますが、災害復旧に微力ながら貢献できた感が。疑似体験でしたが、承認欲求が満たされました。
災害復旧の仕事を体験出来るキッザニアのKDDIブース。ショベルカーを遠隔操作し、ガレキを撤去する。日本の自動車産業は無限の可能性を秘めていて、技術も進化しているということが実感できました。
これからも東京モーターショーで車文化を体験していきたいです。
【Vol.1 東京モーターショー2019 辛酸なめ子のコンパニオン批評】
文とイラスト・辛酸なめ子 写真・大音安弘
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