2019年11月後半に導入を予定する、アルピーヌ「A110」のハイパフォーマンスモデル「A110S」が東京モーターショー2019(10月24日より一般公開開始)に出展された。
A110Sは、現在販売中のA110よりパワフルなエンジンを搭載するのが最大の特徴だ。
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搭載するエンジンは、1.8リッター直列4気筒ターボ。最高出力292ps/6400rpm、最大トルク320Nm/2000rpmを発揮する。ボディカラーはホワイト、ブルーのほかマット仕上げのグレーが選べる。A110Sが搭載する1.8リッター直列4気筒ターボエンジンは、最高出力292ps/6400rpm、最大トルク320Nm/2000rpmを発揮する。A110と比べ、最高出力は40ps向上した(最大トルクはおなじ)。
静止状態から100km/h到達までに要する時間は、A110の4.5秒に対し0.1秒短縮され4.4秒。最高速は250km/hから260km/hに向上した。トランスミッションは、A110とおなじデュアル・クラッチタイプの7ATを搭載する。
足まわりはA110S用に専用チューニングされている。横滑り防止装置の制御も専用プログラムに変更された。タイヤ(フロント:215/40R18、リア:245/40R18)は、ミシュラン社製の「パイロットスポーツ4」を履く。
タイヤはミシュラン社製の「パイロットスポーツ4」。ルーフはカーボンファイバー製。内外装は、A110S専用品がいくつかある。ルーフはカーボンファイバー製に、ブレーキ・キャリパーはオレンジに変更。マット仕上げのボディカラーは専用の「グリ トネール マット」と呼ぶグレーもオプション(40万円高)で選べる。
インテリアは、A110と異なるカラー(オレンジ)のステッチが特徴。ルーフライニングやサンバイザー、ドアパネル、サベルト製のシート表皮は、人工皮革「DINAMICA」を使う。インテリアパネルの一部はカーボンファイバー製になる。
ステアリング・ホイールは、本革×合成皮革のコンビタイプ。シートはサベルト製(オレンジステッジ入り)。センターコンソールの一部は、カーボンファイバー製。A110Sの価格は899万円。A110 ピュアに対し73万~94万4000円高、A110リネージに対し42万4000~54万6000円高。
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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