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業界ニュース 2019.10.25

新アフリカツインをめぐる冒険 vol.1 モーターショウで開発者が語る「日本人の望むADVの姿」

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いよいよ、新アフリカツインCRF1100Lが東京モーターショーでお目見え。ホンダの誇るアドベンチャーバイク第二世代(NXR時代からすれば、もっと長い世代が連綿とつながるのだが…)が、どういう方向性を向いているのか。同車を深掘りすべく、Off1.jpは冒険の旅へ出る。出発点は、東京モーターショーだ。

CRF1100Lアフリカツインの開発責任者である、森田健二氏に話を伺った。2018年モデルのマイナーチェンジされたCRF1000Lから、同職位に就いている。

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明確に二分化された新生アフリカツイン
オフロード VS ロングツアラー

森田氏は、この新アフリカツインの開発コンセプトについて「アフリカツインの『どこまでも行ける』という基本コンセプトは変わっていないのですが、これまでもビッグタンクを装着したアドベンチャースポーツと、スタンダードモデルとグレードを分けていたところ、明確にこの二者を棲み分けしました。

スタンダードは、どちらかというとアグレッシブにオフロードを楽しんでもらうモデル。アドベンチャースポーツは、旅、つまりツーリングに特化したモデルになります」と説明する。

ぱっと見た感じは、旧モデルの棲み分けと似たり寄ったりだが、まずスクリーンがまったく異なることに注目しよう。

ロングツーリングよりも、オフロードにおける運動性能や、視界の広さに着目。ショートスクリーンに変更し、思い切ったスポーツ性への舵を切った、スタンダードモデル。

対して、アドベンチャースポーツは、可変ロングスクリーンを搭載。どちらかといえば、CRF1000Lに多かったのではないかとおもわれる「ロングツーリング」性能を、担った仕様だ。スクリーンは、上下で角度も変わり、高さ以上の風防性能の違いが生まれそうだ。



風防の違いは、実はカウルの構成もまったく違うことに驚かされる。アドベンチャースポーツは、CRF450RALLY由来のスリットによる整流がおこなわれるカウルだが、スタンダードモデルはスリットの位置が違う。



加えて、アドベンチャースポーツにはコーナリングランプが装着されることもあって、そもそも顔つき自体が違うのだった。



ホイールも、アドベンチャースポーツはロードラジアルの使用を考えたチューブレスを採用する。森田氏が言うように、旧アフリカツインよりもその棲み分けは明確だ。

足付きが圧倒的に向上
そして、また明確に旧モデルとコンセプトを異にするのが足付き性能だ。簡単に表にしてみたい。

[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]

旧CRF1000Lでは、ロングストロークのサスペンションを得た代償として、スタンダードでも870mmmのシート高だった。そして、発展版だった後発のアドベンチャースポーツでは、さらにサスペンションをオフロード向きに改良(そう、アドベンチャースポーツは、旧モデルにおいてはさらなるオフロード性能の追求版だったのだ)したため、890mmまでアップ。それでは乗れる人を限定してしまうと言うことで、LD(ローダウン)バージョンが用意され、830mm。

さて、新型はと言うと830mmなのである。森田氏は、足付きについてこう語る。

「サブフレームを別体式のアルミ製にすることで、シートとの干渉をさけることができ、結果的にシートからまっすぐ足をおろせる形状になったことで、足付き性を向上しています。これは、グローバルで同じです。

海外モデルでは、スタンダードもアドベンチャースポーツも、870mmのシート高としました。国内モデルはどちらもサスペンションで830mmに下げています。シートを差し替えれば810mm、ローシートを装着すればさらに下がります(805~785mm)。日本では870mmの車体は販売しません。

販売店や、ユーザー様の声を反映して、こういった設定になっています。旧モデルのアドベンチャースポーツは、LDのほうが売れ行きはよかったのです」と。

より、本格的なオフロードモデルになればなるほど、サスペンションは長くなるのがオフロードの常だ。だが、競技を楽しむライダーにおいても、サスペンションは性能を犠牲にしても短くしたほうが、より乗りやすく、結果的にタイムもよくなるという判断をするライダーは多い。車重のあるアフリカツインでは、さらにその傾向が強まるだろう。アフリカツインの主だたるユーザーにマッチさせた足付き設定は、英断とすべきか…その判断はインプレッションまで待たれることになりそうだ。

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(webオートバイ 稲垣 正倫)

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みんなのコメント

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  • ovt*****|2019/10/25 12:40

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    今まで気づかなかったが
    よく見たらかわいい顔やないか笑
  • fzr*****|2019/10/25 08:05

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    よくデザイナーや開発者の思いを熱く語ったりしますが、世間一般に望んでいないものを熱く語られてもそれは開発者の自己満足で、空回りする場合が多いような気がします。
    乘る側、使う側の話に耳を傾けてくれれば、自ずと売れるものになるでしょう。
    いくらハイテクを入れ込んでも、スマホを使いこなせないのと同じ。
    人は結局アナログなのだから。

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