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業界ニュース 2019.10.20

セロー250のクラッチを、ダイレクトにしてくれるリテーナーまとめ記事

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今年に入って、セロー250を買った。知ってたけど、ものすごく良いバイクで、売れる理由もよくわかる。そんな僕がいつものようにフェイスブックを回遊していたら、物欲がふつふつ沸きまくった。こいつは、きっとセロー史上でも、相当な銘パーツになる予感がする。(※旧記事に、インプレを追加したものです)

そう、クラッチのスプリングリテーナーなのだ。

    東京モーターショー2019のヤマハブースはすごいことになりそう!

クラッチは、調整するものだ。知ってた?



こちらのパーツを開発、販売している北村さんは、いつか取材したいと思っている「クラッチのスペシャリティ」だ。トライアルライダーが、こぞって北村さんのところにクラッチの調整に訪れるという。セローの場合、クラッチのリテーナーにこんなにクリアランスがあるんだけど、見ての通り、高精度のリテーナーが正確なクラッチのストロークを実現する。

トレールだから、このくらいのものでも十分な効果があるそうだ。精度をあげると、クラッチに曖昧なところがなくなることで、よりシャープにつなげることができるようになる。ウーポンもうまくいくってスンポーだ。

原理的には、クラッチの振動(ジャダー)を消してやることで、つながるまでの時間を短縮することができ、熱も持ちづらくなるとのこと。耐久性も上がるそうだ。



本業(?)のクラッチ調整の具合はこんなかんじ。

普段KTMのレーサーにのっていると、クラッチの曖昧さという意味はよくわかる。つながる部分にダンパーがあるような感じがして、タイミングをこっちでずらしてあげないと、思ったつながり方をしない。僕はステアを超えるような遊びはしないけど、クラッチがレーサーっぽくなったらどんなに走りやすいかは、想像に難くない。

YAMAHA SEROW250 WR250R(X.F) YZ250F(FX) YZ125 SY250F 用クラッチリテーナー
こうぼうきたむら
YAMAHA SEROW250 WR250R(X.F) YZ250F(FX) YZ125 SY250F等用 クラッチリテーナー
6000円

早速、ぽちっと1セット購入させていただいた。

2018年、真夏のJECライツにセローで挑戦した記録
仕事場であるスタジオに、おもむろにセローを寝かせる俺。そう、クラッチにリテーナーをインストールするのだ。セローは、2017年に妻の通勤バイクとして買ったもの。土の上で使っているのは、100%俺。俺様です。

これが、クラッチのスプリングリテーナー。純正より精度が出ていることで、クラッチが正しく動作するというシロモノ。

たしかに、KTMに普段乗ってて、トレールに乗り換えた時に感じるのって、パワーや軽さもあるけど、クラッチのだるさが大きい。しゃきっとしてくれれば、絶対気持ちいいはずなので、ずっといれたかったのだ。実に楽しみ。

セローはクラッチカバーって概念がない(右クランクカバーを全部あける)ので、結構交換が手間だった。いま思い出したけど、オイルライン繋ぎ忘れてるわ。

(リテーナーと関係ないので、気に入らないあなたは次ページへGO)

かくしてあっという間におとずれた、JEC Lites。群馬にある日野カントリーオフロードは、若干標高が上がるとは言え、温度計は32-38度の間を指すくらいの猛暑日。本当に暑い。

話は変わるが、サウナが空前のブームだ。我らが二輪業界でも、トリシティとサウナのコラボレーション企画が通ったりするほど。僕は、このサウナブームに完全に巻かれる形でアマチュアサウナ―から、いまミドルサウナ―くらいになった感じ。親友は、テントサウナ(野外でサウナができるもの。20万円弱する!)を買ってしまったし、大江戸温泉のサウナは若者で溢れかえってる。

水風呂のために、バイクで走る
一体なんの話をしているのか。いや、エンデューロだ。

サウナは、ご存じ90~100度の高温の室内で暖を採るもの。でも、実はその醍醐味は水風呂にある。だんだんサウナレベルがあがると、水風呂を見るだけでヨダレが出るようになる。ほてりきった体で水風呂に入る、温冷交代浴こそ、サウナの気持ちよさ。

そうなのだ。真夏のオンタイムエンデューロで体は強烈に火照る→井戸水のプールにざぶん。これだよこれ。

ちなみに温→冷で、自律神経が整うことでトランス状態になる。サウナトランスと呼ばれていて、古来はこのサウナトランスをもとめてシャーマンが水風呂に入ったという。最近では「ととのう」と言う(参照:『サウナ道』タナカカツキ著)。

まじめに、1周ごとに僕はととのった。熱中症とはまったく疎遠だった。1周ごとのディープリフレッシュ。真夏のエンデューロは、プールがあればサウナになるのだ。

JEC Litesの限りなく低い敷居
全日本エンデューロ、を頂点とする日本のオンタイムエンデューロのなかで、最も敷居の低いイベントのうちの一つが、このJEC Lites。オンタイム制の説明は散々他のところでやっているし、ここでつらつら書いてもおもしろくあるまい。

オンタイムの何が面白いのか。

これは、テストで集中しきって走れることに尽きると思う。ルートをゆっくり走ってきて、テスト区間だけ全開。クロスカントリーの、マラソン的なバトルは、もちろん好きだ。人間を思いきり問われるし、アスリート的な要素も多い。でも、この集中しきって走る行為もおもしろい。とにかく僕はこんな職業をしていながら、バイクがまったくうまくならないことで有名だ。でも、それでも存分に楽しめるのだから敷居の低さがよくわかると思う。

なんせ、最大の難所でもコレ。どう? ちょっと頑張れば、出れるでしょ?

鈴木健二の教えを守り、積極的にレブらせる。レブはこわくない、友達
ここのところ、取材をする上で気にかかっていたことがあった。鈴木健二さんの言葉だ。「全開でレブにあたっていれば、そこからパワーが盛り上がることがないので、すごく安定した状態なんです。ヒルクライムでまくれちゃうのは、まだその先でパワーが出るような状態で、スロットルを操作するから。あけきっちゃえば操作は簡単ですよ」

健二さんの場合、これをYZ450FXだろうがYZ125Xだろうが車種を問わずやるので、これはさておき。でも、レブこそ安定するというのは面白い考え方だと思っていた。

レブこそ安定するっていうから、ほとんど1速で走った。ただ、セローの場合、レブに突っ込むと頭打ち感が強くて失速するから、レブのほんの少し手前を狙う。そうすると、スロットルを戻すこと自体が少なくなるので、スピードが落ちることも少ない。わりといいぞ、っていうかかなり攻めてる気分になれる!

セロー250は、ご存じの通りすこぶる扱いやすい。ただ、足の長い僕には足を出してからステップに乗せる動作がかなり辛かった。足の長い僕には。今度出るなら、ハイシートとワイドステップを調達しよう。

なお、事前に組み込んだきたむら工房のクラッチリテーナーは、絶好調。意識して走ると、思った以上に自分がクラッチを使い分けていることがわかる。

ちょっとした上り返しでフロントが浮きぎみになりそうな時に、ほんの少しクラッチを切ることで駆動を殺したり、逆に回転をあげてミートしたい時の半クラも、2パターンくらい使い分けている。こういう細かな動作が、リテーナーをいれたことで明快にわかるようになるし、たぶんミスも少しは減っているのだと思う。セローのような特にダルなクラッチには、覿面効果があるはずだ。

丸太超えれば、もっとわかっただろうにな。ははは。

雑なまとめになったけど、リテーナーの効果はセローに乗り込んでいるライダーなら、如実にわかると思う。その後、1年ほどリテーナーを入れっぱなしにしているが、ストリートユースだと少しシャープすぎるフィーリングだ。慣れれば問題ないのだけれど、いいすぎかもしれないが若干レーサーのようなかっちり感が出る。

様々なところで語られていることだが、やっぱりフロントアップに対してのコントロールの自由度が高くなる。スタンダードのクラッチでは、クラッチをためて、離した時に、明らかに力が逃げる感覚がある。その特性は一定なので、慣れていれば問題がないものなのだけれど、リテーナーのかちっとした感覚は、ダイレクト感が増すのだ。

トライアルライダーは、クラッチを離すフィーリングも、何段階にも使い分けると言うが、おそらくそういうレベルに達するとさらにメリットがでてくるはず。

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(webオートバイ 稲垣 正倫)

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