現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 市販間近の新型SUVをなぜ見せない? チラ見せされた2020年登場の電動SUV「ID.CROZZ II」とは

ここから本文です
業界ニュース 2019.10.19

市販間近の新型SUVをなぜ見せない? チラ見せされた2020年登場の電動SUV「ID.CROZZ II」とは

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■怒涛のEV攻勢を始めるフォルクスワーゲン

 2019年9月に開催されたフランクフルトモーターショー2019で、フォルクスワーゲンブースのメインステージには、EVシリーズの「ID.ファミリー」のコンセプトカーが、一堂に展示されていました。すでに、他のショーなどで公開済のモデルとなっていましたが、EVへの関心の高さからか、来場客の注目を浴びていました。

    トヨタ新型カローラは「VWゴルフに勝った!」 車名で避けるのはもったいない実力とは

 今回のショーの目玉モデルとしてワールドプレミアとなったのは、ID.ファミリー第1弾となるコンパクトEVの「ID.3」です。フォルクスワーゲンブースでは5台以上、実際に乗り込める展示車両が用意され、発売間近であることを強く印象付けていました。

 しかし、ID.3が注目を浴びるなか、ブース内の隅にはガラスで囲われた場所があり、そこでは「ID.ファミリー」第2弾のSUV「ID.CROZZ II」のプロトタイプがひっそりと展示されていました。目立たない展示方法となったID.CROZZ IIは、どんなSUVなのでしょうか。

 フォルクスワーゲンは、これまで「ゴルフ」や「up!」など、既存のモデルのバリエーションとして、EVをラインナップしてきました。

 しかし、エンジンとトランスミッション、排気系などを備える従来のガソリン車をベースとして開発されたEVでは、バッテリーやモーターというシンプルな構成のEVならではの良さを、完全に実現することは難しいでしょう。

 そこで、フォルクスワーゲンから投入されるのが、新開発したEV用プラットフォーム「MEB」を導入するID.ファミリーとなります。

 ID.ファミリーは、これまでのガソリン車と同様に、コンパクトカーやミニバンなど、ライフスタイルに合わせたさまざまなモデルの投入が予定されています。

 ちなみに、同じドイツ勢では、BMWは「i3」、「i8」、メルセデスベンツは「EQC」、「EQV」などがあり、これらのモデルがガソリン車のラインナップとは別のファミリーとしてEVモデル群を構成しているのと同じ流れとなっています。

 現在公表されているID.ファミリーは6つのモデルです。

●第1弾:コンパクトカー「ID.3」 2020年発売予定

●第2弾:SUV「ID.CROZZ II」 2020年発売予定

●第3弾:ミニバン「ID.BUZZ」 2022年発売予定

●第4弾:高級サルーン「ID.VIZZION 」 発売未定

●第5弾:「ID.BUGGY」 発売未定

●第6弾:大型SUV「ID.ROOMZZ」 2021年中国発売予定

■プロトタイプとなった「ID.CROZZ II」はより現実的なデザインで登場か

 フォルクスワーゲンのID.ファミリー第2弾となるID.CROZZ IIのプロトタイプは、来場者でも、ほとんどの人が気が付くことがないような不思議な演出がなされていました。

 正面から見ると、単なるガラスの壁のように見えますが、左上の方に「The next ID.」 とのサインが書かれています。

 そして、通常はガラスの壁に見えますが、定期的に、フラッシュが発光して、一部透明な部分から、見えるような演出になっているため、光っていないときに前を通った人は、この存在に気が付かない状況でした。

 なぜこのような演出になったのか、正しい回答は得られませんでした。

 しかし筆者の推測では、今回のフランクフルトモーターショー2019では次期型の「ゴルフ」も展示できるタイミングではありましたが、今回はIDを前面に押し出したい意図からゴルフは見送られたとの情報もあり、今回の主役はあくまでID.3ということで、ID.CROZZ IIもチラ見せに留めるという判断がなされたのではないかと思いました。

 チラ見せなので、きれいに全貌を見ることはできませんでしたが、ガラスのショーケース内を四方から観察したところ、「ID.CROZZ II」のプロトタイプの概要が見えてきましたので、ご紹介します。

 スタイルは、以前発表されたコンセプトカー版の「ID.CROZZ II」のような雰囲気が感じられるものの、コンセプトモデルが、量産モデルの「ID.3」になったように、ドアミラーや灯具類など、コンセプトカー「ID.CROZZ II」のパーツが、より、現実的な量産モデルとして仕上げられているということがわかりました。

 スタイリッシュではありますが、実用面では不利なクーペのような流麗なルーフラインは改められ、実用性が高いリアハッチが立ち上がった定番のSUVになっています。あわせて、スライドドアも採用が見送られたように見えます。

 本来「ID.CROZZ II」をワールドプレミアする次のモーターショーとして、東京モーターショー2019が最適のタイミングかと思われますが、残念ながら東京モーターショー2019へのフォルクスワーゲンの出展は見送られています。

 値ごろ感と実用性が高そうなSUVのID.CROZZ IIは、2020年には登場するといわれており、発売が待たれます。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(くるまのニュース くるまのニュースライター yokohama)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します