1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
スズキ RG50 1977年1月
パイプフレーム、タコメーター、フロントディスクブレーキという豪華な車体に6.3馬力を発揮する新設計のエンジンを搭載して、RGの名に恥じない力強い走りを実現した。
カワサキ Z1000 1977年
他メーカーから出現したライバルたちに対抗して、Z900のボアを広げて排気量を1015ccにまで拡大してパワーアップを図ったモデル。単に排気量を上げただけにとどまらず、クランクシャフトのウエイトを重めにしてトルク重視の設計としたのをはじめ、各部で細かな熟成も進められた。
ヤマハ DT250M 1977年2月
モトクロスでセンセーションを巻き起こし、「空飛ぶサスペンション」とも呼ばれたカンチレバー式のモノクロスリアサスペンションを採用。それに伴ってフレームも一新され、前後ホイールはバネ下荷重軽減のためにアルミリムとなった。エンジンは先代モデルから変わっていないが、ハンドリング向上でパフォーマンスは飛躍的に高まった。
ヤマハ GX750 1977年 5月
DOHC3気筒エンジン、シャフトドライブ採用など、独特の路線が特徴だったヤマハのナナハン・GX750が大きくマイナーチェンジ。2本出しマフラーの採用、エアクリーナーの容量アップ、点火方式や燃焼室形状、バルブタイミングの変更などエンジンまわりの改良が主で、最高出力が67PSにまでパワーアップされた。
ホンダ ベンリイCB125T-I 1977年 3月
エンジンからフレーム、外装まで全面刷新。レッドゾーンが1万2000回転からの高回転高出力型OHCツインエンジンに注目が集まった。
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※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)
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