ロールス・ロイスが車両の内装に使っている上質な革で作ったラグビーボールを製作

ロールス・ロイスは、車両の内装で使用されているレザーを用いたラグビーボールをアジア太平洋地域限定で製作した。

レザーはロールス・ロイス本社の職人が厳選して選んだ、上級グレードの、柔らかくて洗練された 本革。

ボールには、車両のヘッドレストと同様のロールス・ロイスの「RR」マークの刺繍が あしらわれている。

色は、ロールス・ロイスのブラック・バッジをイメージした黒い革に白い 刺繍、イングランドの国旗をイメージした白い革に赤い刺繍、日本限定として、日の丸をイメージ した紅白の革に赤い刺繍の 3 つのデザインがある。

ロールス・ロイスの革について

「A グレード」という最上級の革から一番優れているものを厳選し、 グッドウッド工場の職人が目と手の感覚で確認しながら、使用する部分を決めて加工して いる。革は、オーストリアやスイスの牧場で育てられた牡牛のものを使用。

牧場は、 皮膚に傷が付かないよう蚊が飛ばない標高の高い場所に位置し、柵には有刺鉄線を使わない など、ストレスや障害を与えない環境になっている。

カラーは 150 色以上設定されており、 ビスポークの特注も可能。過去には、ビスポークのロールス・ロイスを注文した女性が愛犬のレッドセッターとともにグッドウッド本社に来社し、車両の内装を毛の色に合わせたいと リクエストした例もあった。この依頼を受けた職人が愛犬の毛を特別な装置でスキャンして 革の色を新規開発した。

関連情報：https://www.rolls-roycemotorcars.com/en-GB/home.html

構成／DIME編集部