営業車が80年代のUSカスタム仕様に大変身!
リヤシートは6:4分割できるレガシィ用を移植!
「ハイラックス風味の異色プロボックス!?」アメリカンなパーツチョイスで営業車が大変身!
ビレットグリルやアルミバンパーをまとったその装いは、まるでアメリカの西海岸あたりを流しているハイラックスを彷彿とさせる。このプロボックスらしからぬカスタムを施したのは、どこぞのプロショップではなく個人オーナーだ。
「免許取り立ての頃、100万円の予算で買えるエアロ&車高調付きのワゴンを探していて、このクルマに出会いました。車名すら知らずにカッコいいと思って飛びついたので、4ナンバーと後から知ってビックリしましたね」。
それから、 “パーツがないのを何とか工夫しながらイジる”プロボックスの魅力にハマりまくり。カローラ用の社外ドアミラーを流用したり、内装パネルをラップ塗装するなど自分流のドレスアップを楽しんでいるとか。
各部を見ていく。エクステリアは、一世を風靡したピックアップトラックを再現。マッキーズのUSルックバンパーにメッキシートを貼り込み、それっぽさを強調。ビレッドグリルはステップワゴン用の社外品をカットして流用した。なぜかプロボックス用の設定があったというノーズブラも、良い味を出してる!
フェンダーマーカーはスムージング処理して、スッキリとした仕上がりに。ホイールは90年代にハヤったアメリカ製のエリート・デルレイをチョイス。メッキ化したバンパーやドアノブと絶妙なバランスを見せる。秀逸なコーディネイトだ。
センターコンソールにラップ塗装を施し、ピラーには迷彩柄の生地を貼り込んだ。ステアリングやシフトノブはUSテイスト満載のポップなデザインに。またムーンアイズのクルクルハンドルに交換するなど、楽しげな室内空間に仕上げる。
以前はヴィッツRS純正を流用していたが、みんから仲間からラッキースターのシートを譲り受けた。オーディオカスタムにも力が入っており、ロックフォードのアンプやアルパインのスピーカーをセット。臨場感のあるサウンドを楽しめる。
そんな異端なプロボックスで注目したいのは、リヤシートの背もたれに6:4分割できるレガシィ用を流用していること。横幅がほぼ一緒なので、ホームセンターで入手したヒンジの延長加工のみで装着できたそう。これなら荷物の積み込みも便利だし、ヒジ掛けまで付いてくると一石二鳥。これは真似したいオーナーもきっと多いハズだ。
SPECIFICATIONS
■エンジン:アペックス パワーインテーク/ビーフリーマフラー ■足回り:ラルグス車高調/F:MAQSスプリング(12kg/mm)、R:スウィフト(8kg/mm) ■内装:ムーンアイズ340φステアリング/ROLLING ROCKビールサーバーノブ/ラッキースターシート/レガシィ純正リヤシート背もたれ流用/オートゲージタコメーター/自作ウーファーボックス ■外装:マッキーズUSルックバンパー/自作ビレッドグリル/オーリス純正リヤスポイラー/サイドマーカースムージング/ムーンアイズノーズブラ、ラバーアンテナ/ヘッドライトHID化/自作テールランプ ■ホイール&タイヤ:ELITE DELREY(7.5J×17+42)/ハンコック ヴェンタスV8 RS(165/40-17) ■その他:タワーバー/シートレールバー
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