1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に紹介したい。今回は1983年の第25回ショーを振り返った。
実現性の高い新技術を搭載したモデルが目立つ
自動車産業がハイテク化を背景に輸出を伸ばして好景気に沸いた1983年の第25回ショーは、各社が実現性の高い新技術を搭載した多くのコンセプトカーやプロトタイプを展示し、近未来に向けた提案性に満ちたショーとなったのが特徴だ。
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