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業界ニュース 2019.10.13

「DS3クロスバック」は唯一無二のプレミアム感 コンパクトSUV市場に旋風を巻き起こすか

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■フランスの高級ブランド「DS」のSUV第2弾

「DS3クロスバック」は、グループPSA(旧名PSAプジョー・シトロエン)の高級ブランド「DSオートモビル」のコンパクトSUVです。日本では2019年6月26日から発売が開始されました。

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 DSブランドのSUVとしては、2018年7月に日本に上陸した「DS7クロスバック」に次いで2番目のモデルとなります。

 全長4120mm×全幅1790mm×全高1550mm、ホイールベースは2560mmと、サイズ的にはBセグメントSUVというジャンルにカテゴライズされる1台です。

 パワートレーンには130馬力/230Nmを発生する新開発の1.2リッター3気筒ターボ「ピュアテック」エンジンに8速ATの「EAT8」を組み合わせ、燃費はWLTCモードで15.9km/Lという数値を記録します。

 グレードは3種類。マニュアルエアコンながら17インチアルミホイールや7インチデジタルインストルメントパネル、8エアバッグが装備された「ビーシック」は304万5000円(消費税込、以下同様)、オートエアコンやフルLEDリアライト、フロントソナーやバックカメラが標準になる「ソーシック」は363万6000円、レザーシートに18インチアルミホイール、ヘッドアップディスプレイやFOCALのHiFiスピーカーなどが標準装備される「グランシック」は411万5000円となります。

 試乗したモデルは最上級グレード「グランシック」。ボディ色は8色を用意しますが、試乗車はDS3クロスバックのイメージカラーであるブルーミレニアム(オプション:5万9400円)で、3色用意されるルーフ色は、ノアールオニキス(オプション:2万5000円)に色分けされています。

 実際に目にすると、DS3クロスバックの外観は妖しい雰囲気に包まれています。ソリッドなボディラインは、昼間の太陽の下、夕方、そして夜と、見る時間によって雰囲気を変えていきます。姿カタチはたしかにSUVなのですが、どのクルマとも似ていないデザインです。

 鍵をポケットに入れたままクルマに近づくと、ドアハンドルが自動的にポップアップし、ドライバーを出迎えます。

 ドアを開けて車内に入ると、外観以上にオリジナリティあふれる内装が待っています。ダイヤモンドパターンのスイッチとクロームのベゼル、ダイヤモンドステッチの本革シートなど、すべてが高い質感です。

■内外装の印象とマッチした、しっとりとした走り

 スタートボタンを押してエンジンを始動、シフトセレクターをDにして出発します。

 新型1.2リッター直列3気筒(直3)ターボエンジンは、しっとりと速度を上げていくジェントルな印象です。ほかのプジョー/シトロエンモデルに採用される1.2リッター直3ターボエンジンは、低速域でのトルク感が薄めで、結果としてエンジン回転を上げてしまいがちになるのですが、DS3クロスバックのエンジンは、そのあたりが解消されています。

 130馬力/230Nmですが、不足感を覚えることはありません。8速ATもなめらかに変速していきます。任意でスポーツ/ノーマル/エコの3モードに選択でき、エンジンレスポンスやシフトスケジュールなどを統合制御しますが、3モードそれぞれにきちんとした差があり、選ぶ楽しみが味わえます。

 パドルシフトも標準装備されています。8速と多段化されているため、ひとつシフトダウンしてもエンジンブレーキがかかりづらいのは最近の高級車の常であり、このDS3クロスバックも同様です。

 高速走行では、非常に静かな室内を保ちます。遮音に優れていて、速度を上げていってもエンジンノイズは室内に届いてきません。この静けさはプレミアムな走りを際立たせます。

 シートの座り心地も抜群で、身体にゆったりとフィットしながらコーナリング時のホールド性も確保するという、なんとも不思議なテイストを実現しています。

 DS3クロスバックの走りで、特筆すべき点は「ハンドルを切ったら切ったぶんだけ曲がる」というところです。これは当たり前のことのように思えますが、とくにこのクラスのSUVにはない良さといえます。

 これは、プジョー/シトロエンなど「グループPSA」で初採用となる新世代プラットフォーム「CMP」の採用が大きいと思われます。従来のプラットフォーム「PF1」比で約30kgの軽量化を実現しながら、剛性は約30%向上、さらにクリップによるパーツ固定のかわりにビス止めの比率を10%アップさせ、ノイズの軽減も実現しているそうです。

※ ※ ※

 BセグメントのSUVといえば、日本車でいえばトヨタ「C-HR」やホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-3」、輸入車ではルノー「キャプチャー」やシトロエン「C3エアクロスSUV」プジョー「2008」など、日本だけでなく世界的にもライバルがひしめく激戦区になっています。

 そんななか、今回試乗したDS3クロスバック「グランシック」は、411万5000円という車両価格です。最上級グレードとはいえ、BセグメントSUVで400万円台は「高い」と感じてもおかしくありません。

 ですが、実際に試乗してみると、外観、室内、走り、どれを取ってみてもすべてが作り込まれていて、すべてが質感高く仕上がっています。

 コンパクトモデルというのは、一般的にはどんなに豪華なオプションを装着しても走りがガサツだったりと、どう頑張ってもネガティブな部分が目についてしまうのですが、DS3クロスバックに限っていえば、そうしたネガはいっさい感じることがありません。

 プレミアムという言葉は一見、「コンパクト」と相反するもののように感じますが、DS3クロスバックに乗ると、まさに「プレミアム・コンパクトSUV」という呼び名にふさわしく思えてきます。ほかに似たクルマがない外観も、きらびやかななかにも落ち着いた印象がある内装も、オシャレなフランスのモデルらしいアバンギャルド(前衛的)なプレミアム感に包まれています。

 DS3クロスバックは、ほかの人とは違った、豊かなカーライフを送りたいという人におすすめなモデルです。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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