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業界ニュース 2019.10.12

カナダの女王が、日本のエンデューロタイヤEN91をチョイス。「公道用であることを意識せずに戦えた」

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レクシ―・ピショウは、カナダ出身のAMAエンデューロクロスチャンピオン(ウィメンズクラス)だ。日本との親交が深く、2016年に初来日、JEC日高ツーデイズエンデューロに出場してウィメンズクラスを2年連続優勝。3年目の2019年は、男子に混じってNAクラスにエントリー。IBクラスでも3位入賞できるタイムで2日間を走り切った。Husqvarna FE350に、ちょうどデビューしたばかりのダンロップのFIM規格エンデューロタイヤ GEOMAX EN91とEN91Fを装着。カナダでも、ダンロップを使用する彼女から帰国後届いたインプレッションをお届けする。

DOTタイヤ
この新しいFIMエンデューロタイヤは、今年のHTDEで初めて使用しました。北米では、公道走行できるタイヤのことを「DOT(Department Of Transportation 運輸局)タイヤ」と呼んでいますが、FIM規格のエンデューロタイヤもその中に含まれます。一般道路を走るための安全性、耐久性、またいろいろな路面に対応しなければならないことから、ブロックは接地面積が比較的大きく、コンパウンドもハードなものが多いですね。タイヤによりますが、60~80%がオンロード、40~80%がオフロードのための性能という感じです。もちろん、タイヤにはそれぞれ目的としている使用状況があります。

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DUNLOP
EN91F

EN91


あらゆる路面で信頼できたし、公道用タイヤであることを意識する必要がない
今回は、HTDEという競技で、最高の成績を残すことが目的でした。一般道路からハイスピードなグラベルロード(砂利道)、森の中のシングルトラック、川、ロックセクション、サンド、草地、そしてマディ(泥)、ありとあらゆる路面状況があります。

走行距離は1日160km近くあり、耐久性も必要ですが、同時に、スペシャルテスト(タイム計測区間)では速く走らなければなりません。私は、2日間の競技中、これがDOTタイヤであるということをまったく意識することがなく、そのグリップ力を信頼して走ることができました。今まで使用したことがあるタイヤの中で、これほど感銘を受けたものはないほど、EN91とEN91Fは素晴らしいタイヤでした。

ソフトよりのコンパウンドながら、しかし耐久性は充分
オフロード用タイヤとしては、中間ぐらいのコンパウンドで、FIMエンデューロタイヤとしては柔らかい部類だと思います。これがとても調子が良くて、HTDEで多い、テクニカルセクションで完璧な仕事をしてくれます。特に、木の根が露出したシングルトラックや、河原のロックセクションで素晴らしいトラクションを発揮しました。

それでいて耐久性は充分です。私は1日目の走行終了後に、後輪だけタイヤ交換をしてからバイクをパルクフェルメに入れましたが、実際には摩耗は少なく、まだまだ性能は落ちていなくて、無交換でも問題なかっただろうと思っています。

柔軟性と排泥性の良さが両立している
HTDEのような競技では、厳しいコンディションでどれだけライダーを助けてくれるかが重要です。EN91のフロントに関しては、新しい台形状のブロック形状が、柔軟さと、泥での強いグリップの両方で優れています。リアは、ブロックが進行方向に傾斜していてグリップ感が強く、しかも排泥性が良好です。特に2日目に雨でコース全体がひどいマディコンディションになった時に完璧なトラクションを発揮してくれました。スピードが必要な時は、まったく躊躇することなくスロットルを開けることができました。現場にいた人ならわかると思いますが、本当にすごい雨で、林間のシングルトラックも、草地のクロステストも深いワダチだらけになりました。

EN91は、FIMエンデューロタイヤとしても、排泥性の高いアグレッシブなトレッドデザインで、今回の2日目では敵無しだったと思います。ブロックが柔軟でロックや木の根で乗りやすいのに、泥にも強いというのは、新しいブロック形状とトレッドデザインのおかげでしょう。

ムースはボリュームを調整して使用した
私のHusqvarna FE350に装着したEN91は、140/80-18サイズで、ムースもダンロップです。HTDEで使用するには、ムースが少し硬すぎると感じたので、チームはムースに適度に肉抜きの穴を追加してボリュームを調整してくれましたが、これも完璧なセッティングでした。ソフトでグリップが良く、かつ充分ハイスピード走行にも対応する剛性がありました。サイドウォールが柔軟でタイヤの脱着が容易なのも好きですね。

探し求めていた性能
このタイヤはデビューしたばかりですが、私と同じようにこのタイヤのファンになった人は多いと思います。ロングライフで、いろいろな路面で性能の高いタイヤを探しているレーサーには特におすすめできます。また、主にオフロードユースだけど、道路も走ることがあるという人にも。FIM規格のタイヤが必要なイベントに出場するなら、EN91を選んで間違いありません。

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(webオートバイ BIGTANK MAGAINE 春木久史)

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みんなのコメント

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  • mug*****|2019/10/12 17:41

    違反報告

    山道を競技用タイヤで走るからではないが、一部ではワダチからガレ場になってしまった山道が多くある。修復するものがいない林道はタイヤが路面を削り露出させる事によって、水溜りが雨天時、川の様になり表面が流されてガレ場となる。
    10年、20年後も同じ様に走れる山道であって欲しい。

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