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思わず笑みが! 意外とあるぞ、走りが楽しい国産ホットハッチ5選

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思わず笑みが! 意外とあるぞ、走りが楽しい国産ホットハッチ5選

■ヨーロッパでは絶大な人気、そもそもホットハッチとは?

 ホットハッチという言葉を耳にすることはありますが、ハッチバックとは何が違うのでしょうか。端的にいうと、スポーティな走りに特化したハッチバックのことをホットハッチといいます。

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 欧州で人気のあるホットハッチですが、そのルーツとされるのは1976年に発表されたフォルクスワーゲン初代「ゴルフGTI」とされています。
 
 ゴルフGTIの成功が刺激となって、そのほかの欧州メーカーも高性能なハッチバックをリリースしました。日本車の元祖ホットハッチをあげるとしたら、ホンダ初代「シビックRS」でしょう。

 現在、国内の各メーカーには、日本のみならず海外でも人気のあるホットハッチがラインナップされています。また、日本の道路事情にピッタリの軽自動車のホットハッチのラインナップもあります。今回は、そのなかから新車で買えるおススメのホットハッチを5車種、紹介します。

●トヨタ「ヴィッツGR SPORT ”GR”」

 トヨタのGRシリーズには「ヴィッツ」のラインナップも加わっています。
 
 専用のスポット溶接で強化されたボディ剛性は高く、足回りなどもスポーツ仕様となっています。デザインは外装・内装共にスポーティな仕上がりになっており、街乗りでも注目を浴びること間違いなしです。
 
 また、ヴィッツには150台限定の「GRMN」モデルが存在しており1.8リッター直列4気筒DOHCスーパーチャージャーが搭載されたマシンとなっています。
 
 GRMNは400万円オーバーの限定車で、すでに受付が終了しているので手に入れることは難しいですが、一度は乗ってみたいホットハッチの1台といえるでしょう。

・型式:DBA-NCP131
・エンジン型式:1NZ-FE
・エンジン:直列4気筒
・総排気量:1496cc
・最高出力:109馬力/6000rpm
・最大トルク:138Nm/4400rpm
・ミッション:5速MT/CVT
・駆動方式:FF
・新車価格:229万2840円から(消費税8%込み)

●ホンダ「シビックタイプR」

 日本のホットハッチのルーツともされる初代ホンダ「シビックRS」ですが、現行の5代目「シビック タイプR」は2017年より販売されています。
 
 真っ先に目がいくのは独特なエアロフォルムです。「風を制して、道を制する」をコンセプトに、あらゆるテストコースで何度も空気抵抗を測定し、完成したのがこのフォルムです。
 
 超高速域で強力なダウンフォースを得ることができ、ホットハッチでありながら本格的なスポーツカーに負けないくらいのハンドリングが可能となっています。

・型式:DBA-FK8
・エンジン型式:K20C
・エンジン:水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ
・総排気量:1995cc
・最高出力:320馬力/6500rpm
・最大トルク:400Nm/2500rpmから4500rpm
・ミッション:6速MT
・駆動方式:FF
・新車価格:450万360円から(消費税8%込み)

●スズキ「スイフトスポーツ」

 2017年より現行の4代目が販売されているスイフトスポーツは、970kgと徹底的に軽量化された車両重量が大きな特徴です。
 
 シンプルなデザインは、コンピューターシミュレーションによる風洞実験と解析によって導き出された、最大に空気抵抗を低減できるデザインといわれています。
 
 1.4リッター直噴ターボエンジンは低速域から高速域まであらゆる場面でパワーを発揮できる仕様となっているうえ、JC08モード燃費はAT車は16.2km/L、MT車は16.4km/Lと、高い燃費性能も備えています。

・型式:CBA-ZC33S
・エンジン型式:K14C
・エンジン:水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ
・総排気量:1371cc
・最高出力:140馬力/5500rpm
・最大トルク:230Nm/2500rpmから3500rpm
・ミッション:6速AT/6速MT
・駆動方式:FF
・新車価格:183万6000円から(消費税8%込み)

■軽だって十分にホットハッチ! 腕さえあれば格上にも勝負が挑める!

●スズキ「アルトワークス」

 軽自動車のホットハッチといえば、スズキ「アルトワークス」がもっとも有名です。
 
 車体の軽い軽自動車だからこそ生み出せる加速性能は、普通車をも上回る性能となっています。

 VVT付ターボエンジンは、エキマニ一体型シリンダーヘッドの採用により更に軽量化を実現しています。また、スポーティな走りを可能にするためワークス専用のエンジン制御プログラムを採用し、ターボラグを最小限におさえて加速性能を高めています。JC08モード燃費で22.0km/Lから23.6km/Lという燃費性能の高さも人気です。

・型式:DBA-HA36S
・エンジン型式:R06A
・エンジン:水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
・総排気量:658cc
・最高出力:64馬力/6000rpm
・最大トルク:100Nm/3000rpm
・ミッション:5速MT/5速AGS
・駆動方式:2WD/4WD
・新車価格:150万9840円から(消費税8%込み)

●日産「ノート NISMO S」

 日産のワークスチューナーといえばNISMOですが、「ノート」からもNISMO仕様が登場しています。
 
 直系ワークスチューンであるため、SUPER GTなど数々のモータースポーツで培った技術がいたるところに注入され、高い走行性能や正確なハンドリングを発揮します。
 
 見た目ではわからない、NISMO仕様の「サスペンション」「強化スタビライザー」「ブレーキシステム」「ボディ強化」など、とにかく走りをとことん追求した設計が採用されています。

・型式:DBA-E12改
・エンジン型式:HR16DE
・エンジン:水冷直列4気筒DOHC
・総排気量:1597cc
・最高出力:140馬力/6400rpm
・最高トルク:163Nm/4800rpm
・ミッション:5速MT
・駆動方式:FF
・新車価格:232万8480円~(消費税8%込み)

※ ※ ※

 街乗りでも便利なサイズ感ながら同排気量のスポーツカーと同等かそれ以上の走行性能を発揮するホットハッチは、「走り」好きのユーザーに根強い人気があります。

 また、比較的手が出しやすい価格設定というのもホットハッチの人気の理由です。走り好きの若者がまず最初に愛車として手に入れるクルマとしてホットハッチを選ぶのは、いまも昔も変わらないようです。

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