スズキとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ハンドル形電動車いす「セニアカー」の状態をIoTでリアルタイムに確認し、異常を知らせるサービスの実証実験を実施する。
「セニアカー」とは、日常の移動手段として利用可能な「ハンドル形電動車いす」で、スピードは最高で時速6km。ハンドル形電動車いす「セニアカー」を製造・販売するスズキは、「セニアカー」のさらなる安心安全の実現に向けてIoT技術の活用に着目した。一方、NTT ComはIoTをはじめとするICTを活用して次世代の交通環境を実現する「Smart Mobility」の実現を目指し、技術開発やビジネス創出を推進している。
今回両社は、「セニアカー」利用者とその家族により安心して使ってもらうため、IoTでリアルタイムに「セニアカー」の状態確認を行い、利用者を見守るサービスの実証実験を行う。「セニアカー」の位置情報と傾きデータを、GPS、車載器センサーとSIMカードによって取得し、NTT Comのクラウド上に収集。転倒などの異常な傾きを検知した場合、あらかじめ登録された利用者の家族などにメールで知らせる仕組み。
■主な検証項目
位置情報通知の適切な動作
車載器センサーの適切な動作
異常アラーム通知の適切な動作
通知サービスの使い勝手 など
■本実験における各社の役割
スズキ :「セニアカー」の提供、実験参加者の募集
NTT Com:データ収集・蓄積機能(車載器センサー、IoT SIM、IoT Platform、クラウドサービスなど)、および通知機能の提供
■エリアおよび台数
全国で数十台を予定
■期間
10月末までの検証を予定
今後は、収集対象を加速度情報などへと拡大し、例えば、登録されたエリアから離れた事を検知・通知するサービス、異常な走行を検知・通知するサービスなどへの拡充を検討していく。
高齢者の移動手段確保が社会的課題となる中、電動車いすへの注目が高まっている。両社は、「セニアカー」とその利用者の状態を見守るサービスを通じて、高齢者が安心して移動できる社会の実現に貢献する。
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