初観戦の全日本モトクロス!「ジャンプとコーナーでのアクションが凄い!」「かっこいい!!」
9月14・15日に奈良県の名阪スポーツランドで行なわれた「全日本モトクロス第6戦近畿大会」を観に行ってきたのですが、初めて生でモトクロスを観た私には、圧巻の迫力でした。
モトクロスの1番の迫力はやはりジャンプ!
カワサキ「Z900RS」/元WGPワークスライダーによる試乗インプレ
名阪スポーツランドはアップダウンの激しいコースだと聞いていたのですが、実際に登ってはジャンプして、たくさんの場所でジャンプしていて、そんな姿を見ていると「本当にあの乗り物はバイクなの!?」と疑いたくなるほど!
しかも、土の上を走るのでコーナーのアウト側を走っている時の砂の跳ね具合や、バイクの傾きなどから伝わる迫力がまた凄くて…
想像はしていましたが、やはり生観戦は想像以上の迫力で、圧倒されている内に長時間観ていました。すごく楽しかったです( › ·̮ ‹ )♪
思っていたのと、ちょっと違うモトクロス観戦
モトクロスを観戦するまでのイメージは土の上でのレース。きっと砂ボコリを巻き上げて走り、凄い迫力でかっこいい! オーバーテイクも迫力満点!と思っていたのですが、意外とオーバーテイクの瞬間はあっさりとしていて、コーナーをインから攻めるかアウトから攻めるかのライン取りで決まる事が多く、インから抜くときは砂ボコリなどはほとんどなく、思っていたのとは少し違いました。
でも、ずっと同じくらいのスピードでバトルしていると、同じタイミングでジャンプしたり、その跳躍距離やタイミング、またインからアウトにラインを取るのと、アウトからインにいくライバルとのクロスラインがとても面白く、目が離せなくなるほど見入ってました。
ジャンプのポイントもですが、個人的に気に入ったポイントは加速しながら少し下り、そこからヘアピンを曲がり下っていくこのポイントと…
坂を登っていくこのポイント(わかりずらくてスイマセン)。
登り坂は、どこでアクセルを開けているのか遠くから見ていてもわかりやすく、急激な加速はテレビゲームでアイテムを使って速くなる、あの感覚に近いかも♪
また、ここも選手によってライン取りが大きく違うので、そんな様子も見応えがありました。
あと、競技中転倒してしまった時に、狭いコースやアップダウンで見えにくい中、マーシャルさんが一生懸命旗を振ってスピードを落とすよう合図するのですが、そこでライダーさん達はしっかりスピードを落として走っていて「よくあの環境で旗に気がつけるなぁ」凄いテクニックだなと感じました。
あのコースを走るだけでも凄いのに、そこで勝つ為にスピードをのせるライン取りをし、ジャンプしたり、減速してコーナーを回ったりしながら先の見えにくそうな所でも、しっかりマーシャルさんを見てバトルできる。
なんて頭の回転が早く、瞬時の対応が素晴らしいのだろうと感動してしまいました。
モトクロスライダー、とってもかっこいいヽ(〃v〃)ノ!!!
スタートの迫力と大切さ。
ロードレースでもそうですが、モトクロスでも一斉にスタートするあの迫力と音にドキドキ・ワクワクしちゃいます。
それと同時にモトクロスの場合はスタート直後からその時に出る砂埃が後ろにいる選手にかかっていたり、ジャンプでぶつからないのかな?って思ってしまったりでハラハラ、ドキドキ。
この写真だとコース幅が広く見えますが、ここはスタートの時だけの場所なので広いのです。
上から観るとこんな感じです。
レースによってはほとんどオーバーテイクがない事もあり、スタートが上手く決まらないと30分+1周(※周回数はクラスによって異なります)という時間の中では、バトルする事も難しいんですね。
思っていた以上にスタートが重要で、誰がトップをとり、そこにどれだけついていけるかがポイントになる。スタートの大切さを凄く感じました。
チームで戦う姿に興味津々!
練習走行の最初にスタートだけの練習時間があるのですが、これはライダーだけではなくチームで戦っているという感じがしてとても面白かったです。
スタート前にはライダーの近くにチームスタッフ1人がいて、どこからスタートするかポジションを決めたり、マシンを上下に動かして相談をしているようでした。
あと、モトクロスではサインボードを出す場所が決まっていて、チームスタッフさんはレーススタート後から指定の場所で待機をしているのですが、モトクロスのサインボードは普通に言葉が書かれている事があるのです!
残り○分などのイメージですが、この写真の後ろの人のボードを見ると「まだポイント圏内」「体使う」などのライダーへのメッセージも書いてあるのです!
これはモトクロスならではの光景ではないでしょうか。みんなどんなボードを出しているのか、途中から気になって仕方がなかったです。
後はライダーが通るたびに一生懸命タオルを回しているチームスタッフさんもいました。
片手にボード、片手は大きく回しライダーを激励しているのですが、この猛暑の中、ライダーはもちろんですが、ずっとここにいて毎周エールを送るチームスタッフさんの熱い気持ちも素敵です!
観客席の声援も熱いんです!
実は先程の写真でタオルを一生懸命回していたチームは、今回2位になった#8.TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING の岡野聖選手。
岡野選手はポイントランキングでは3位で、ポイントランキング1、2位はホンダのライダーの成田亮選手と山本鯨選手なんです。
岡野選手は三重県出身なので、ホーム戦になったこの名阪スポーツランドは、選手だけではなくチームや観客の熱量も他の選手と違っていたように感じました。
岡野選手が通るたびに「たかしー!」「たかしー、頑張れー!」の声援が!!
観戦場所によって通過しているコースが見えない所もあるのですが、山本選手と岡野選手で1位2位争いをしていると「きゃー、頑張れ!」「あ!あ!」など、どの辺でバトルしているのか、見えなくてもわかるほどでした。
今回の観戦ルートは、じっくり考えた結果…
今回、初めて観に行った名阪スポーツランドは、観戦ポイントが4ヶ所ありました!
まず初日の朝、コースに着いたら500円で買える公式プログラムを購入し、タイムスケジュールと観戦ポイントをチェック☆
クラスも国際A級のIA-1、IA-2、国際B級のオープンクラスに女性クラス、小学3年生以下のチャイルドクラスと9歳~15歳のジュニアクラスと6クラスに加え、エキシビジョンの2ストクラスまであるので、たくさんの選手がいて、どこに注目するか、どこで観るかをある程度決めてから動きます。
今回観戦したところで驚きの観戦ポイントが2つありました。
1つ目はココ! 「ダンロップヒルズ」と呼ばれる、崖のような観客席。
上の方が観客がいる場所なのですが、ここまで行くのに坂を登り、なるべく高くて広く見渡せそうな場所に行こうと思ったら、急な傾斜もよじ登らなくていけないのです!
帰りは滑りそうになって焦りました。笑
歩きやすい運動靴で観戦する事をお勧めします。この日は暑かったんですが、登ると風が吹いていて気持ちよく、コースも広く見渡せるので満足感が高かったです♪
もう1つは、KSPストレートからデンソージャンプにいく前のイン側にある観戦ポイント。
「6」の所です!
実はどこからこのエリアに行けば良いのか分からず、1日目は迷ってしまい辿り着けなかったのです。でも、2日目の日曜日には、周囲の観客の方に行き方を教えてもらい行ってみると、なんとコースを横断!!!
ここを通らなければ、目的の観戦ポイントに行けないみたいで、レースとレースの合間の少しの時間で通らなければならないんです!
まさか、コースを横断できるとは!!!!
レースで使うコースを歩けるなんて…モトクロスならでは、なのかもしれません。
個人的には名阪スポーツランドでの観戦はこの場所が好きで、2日目はほとんど動かずここで観戦していました!
観戦する時にずっと立っているのでイスが欲しくなるところですが、観客が沢山いると場所をとってしまうのでレースの合間に動いたり、しゃがんだり♪
観る時は立っていた方がたくさんの方で楽しめるし、ちょっと移動するにも動きやすいですよね☆
レースの合間には、パドックも楽しめる!
モトクロスのパドックでも、メーカーさんのブースや物販コーナーがあり、いろいろ見て回ってきました!
あと、会場内でお昼ご飯とかき氷も食べたのですが、お昼ご飯はとても有名と聞いた「裕貴フーズ」さんでいただく事に♪
凄い行列で13時頃にはハンバーグが完売していました。さすが有名店さん!!
ハンバーグも美味しかったですが、暑かったので気になっていたかき氷も注文!笑
シロップを見てみると、カラー名がメーカーさんの名前になっていて面白かったです!
とっても美味しく頂きました♪
そぉそぉ!
お昼ご飯を買うために「裕貴フーズ」さんで並んでいたら、後ろの方で人集りができていたので、なんだろう?と思って見てみたら"モトクロス国別対抗世界選手権「Motocross of Nations」に出場する日本代表選手が集まっていました。ブースでメッセージを集めていて、そのメッセージの書かれた国旗の贈呈式だったのですが、実は私もちゃっかりメッセージを書いていたのです♪
3人の選手とチームのみなさんに頑張ってのエールを込めて書かせて頂きましたよ!
まさかこのタイミングで壮行会が行なわれるとは知らず、少し驚きましたが近くで見ることができて良かった(*ˊ˘ˋ*)
日本人選手の世界選手権での活躍に注目です☆
モトクロスライダーのレース中の生活
いろんなチームの方にお話を伺うと、一部のワークスライダーを除き、ほとんどの選手、スタッフさんはパドックで寝泊まりしているそうなんです!
今回、「KTM うず潮レーシング福山」さんのチームトラック内を見させていただきました。
ここでは、選手やチームスタッフの皆さんが座って休憩したり、作業したり、お話しされたり、、、パドックの裏側っぽい感じですよね!
その隣は炊飯器などがあり、ここで調理しご飯を作っているそうです。
車中泊しているトラックの中も見せてもらいました。
とても広くてびっくり(*˙꒳˙*)!!!
左の手前には2段ベッド、その反対には書いたりパソコン作業をする場所、私の座っている右側にもベッドがあり反対側にももう1つ。
その奥も見せて頂くと、、、
運転席のすぐ後ろにもベッドがあり、実はこの上でも寝られるそうなんです!
思っていたよりも大きくて、しかも凄くしっかりとした作りで驚きました。でも、これは車中泊しているチームの中でも、とても大きくてしっかりとした作りなんだそうです。
チームスタッフさんの中で別の所で寝ている方もいるというお話しを聞いたので、そちらも見せて頂く事に!
こちらにも扇風機などが取り付けられていたり、思っていた以上に広く、いろんな工夫がされているんだなと感じました。
レースに出て走る事もですが、それを支えるチームのこういった環境作りがとても大切で、いろんな方の力であのレースが出来ているんだと改めて思いました。
女性ライダーさんに聞いちゃいました!
今回、「T.E.SPORT」から女性クラスに参戦する高校生ライダーのおふたりにも、お話しを聞かせて頂きました!
小野彩葉選手は学校がお休みの日はほとんど練習で、友達と遊ぶ事はあまりないとお話していたのですが、兄弟もモトクロスをやっていて、しかも小さい頃からこの生活だから「それが普通です♪」と笑顔でお話してくれました。その雰囲気から、とてもモトクロスを楽しんでいる感じが伝わってきました。
モトクロスは砂ボコリなどもかかるので、髪を短くしたくならないかと気になったので聞いてみると「髪は傷むしバサバサになるので、走行後は2回シャンプーしたりしますが、長い方が好きだからショートにはしない」とのこと。やはり女の子(*ˊ˘ˋ*)
続いて、この日2位表彰台を獲得した川井麻央選手にもお話しを聞きました!
今回、川井選手はトップで走り続け、フィニッシュする前に抜かれてしまい2位になったのですが、とても熱いレースをした直後なのに自分自身の走りを冷静に分析したり、いろんなプレッシャーの中で走っているであろう姿を見て、とてもかっこよく、アスリート魂を感じる場面が多々ありました。
そんな川井選手には転んだ時の克服方法やオフロードの走り方を教えて頂いたところ
「とりあえず1つ1つ課題をクリアにしていく事が大事」「座ってできたら、次はスタンディングしてできるかやる」と。スタンディングの重要性について、詳しく教えて頂きました。
転んだ時は、転んでからも練習をする事と、慣れていく事がやはり大切だとも教えてくれました。
「私だったら走ってもらってこういう順番で、、、」と凄く丁寧に教えて下さり、さすがモトクロスを教えている先生だなって、若いのに教えるのも走るのも上手で本当にかっこいいな、素敵だなと思いました!
他にも見所満載のモトクロスでしたが、やっぱり生で観る迫力は凄くて面白い!!
現地での観戦はホントに楽しいので、行かれた事のない皆さんにホントにオススメです(*´∇︎`*)
ちなみに、気になる入場料ですが、今回の名阪スポーツランドでの大会は、当日券が3000円、前売り券が2500円。中学生以下の入場は無料でした!
あと、私は今回凄く日焼けをしてしまったので、次回はしっかり紫外線対策をして、またモトクロス観戦に行きたいと思います!
[ アルバムはオリジナルサイトでご覧ください ]
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