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業界ニュース 2019.9.16

日産が第2世代の新型「ジューク」発表! 9年ぶり刷新で初代からどう進化した?

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■新型ジュークついに発表! 初代モデルはパイオニア的存在だった?

 日産は、2019年9月3日(現地時間)に欧州で新型「ジューク」を世界初公開しました。欧州での発売時期は2019年11月が予定されています。

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 初のフルモデルチェンジを遂げ、2代目に進化した新型ジュークは、いったいどのようなSUVになったのでしょうか。

 新型ジュークは、現行型モデルでアイコン的な丸形のヘッドライトは新型のフロントデザインにも踏襲し、日産の先進技術「プロパイロット」が新たに採用されました。

 プロパイロットは、先行車を検知して追従する機能やハンドル操作を支援する機能、クルマだけでなく歩行者や自転車も認識する衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などで構成される運転支援機能です。

 すでに複数の日産車に搭載されており、新型ジュークにも新たに採用されました。

 一方、現行型ジュークのアイデンティティともいえる個性的なデザインのエッセンスは、新型ジュークにも取り入れられ、SUVでありながらクーペを思わせるボディシルエットが引き続き採用されています。

 デザインはヨーロッパ日産のデザイナーたちによっておこなわれたということです。全長4210mm×全幅1800mm×全高1595mmと、ボディはひと回り大型化されました。

 これにより、後席のニースペースは5.8cm、ヘッドルームは1.1cm拡大され、荷室容量は約20%拡大した422Lとなるなど、実用性が大きく向上しています。

 エンジンは、最高出力117馬力を発揮する3気筒1リッターターボが搭載され、6速MTと7速DCTのいずれかが組み合わされます。

 英国市場での価格は1万7395ポンドから2万5395ポンド(約223万円から325万円)です。日本での発売時期は現在のところアナウンスされておらず、未定となっています。

※ ※ ※

 今回のフルモデルチェンジで約9年ぶりの刷新となったジュークですが、現行型はどのようなクルマだったのでしょうか。

 日産ジュークは、2010年6月に日本市場で先行発売された、小型クロスオーバーSUVです。

 グローバル市場での販売を想定して開発されたジュークは、上下で2分割されているかのように見えるヘッドライトや、力強く張り出した前後のフェンダー、そしてルーフがなだらかに傾斜したクーペ風のシルエットによる個性的な外装が最大の特徴となっています。

 そして、有機的な曲線が組み合わされた包まれ感のある内装も、ジュークならではといえる個性のひとつです。

 ジュークが公開された当時、内外装のデザインについて賛否両論がありましたが、その強い個性があったことで、結果としてジュークは世界的な人気車種となります。

 2010年6月の日本発売から4か月後の同年10月時点で、国内では2万台を超える受注台数を記録。同年6月より予約受付が開始されていた欧州市場においても、予約台数は4か月で3万台超となっています。

 ジュークが発売された当時の人気ぶりについて、日産の販売店スタッフは次のように話します。

「ジュークは発売当初、個性的な内外装のデザインが話題を呼び、それまでなかったスポーティなスタイルが人気を博しました。当時のメインユーザーは30代の独身男性で、おもにパーソナルユースにマッチしていたといえます」

 また、ジュークが発売されて以降、SUVブームが本格化し始めたことから、ジュークがコンパクトクラスにおけるSUVブームの火付け役になったともいえるでしょう。

■小型SUV市場での打倒トヨタ・日産に向けた日産の意気込みとは

 しかし、ジューク自体は世界的なSUVブームの波にのり続けることができず、国内での販売台数を徐々に落とし始めます。

 要因としては、ハイブリッドも用意されたSUVで車格の近いホンダ「ヴェゼル」が2013年に、そしてトヨタ「C-HR」が2016年に発売されたことで、相対的な商品力が落ちたということが挙げられます。

 一般社団法人「日本自動車販売協会連合会」が発表する販売台数(輸入車と軽自動車は除く)によると、ヴェゼルとC-HRの2車種は登場以来、SUVカテゴリの販売ランキング上位を争っていますが、ジュークは2015年に9622台(登録車48位)、2016年に8794台(登録車49位)となった後、2017年から現在に至るまでランキングTOP50圏外となっています。

 販売低迷の要因としては、フルモデルチェンジが9年間おこなわれなかったことは大きく、前出の日産の販売店スタッフも「ジュークは基本的に大きな手を加えられないまま販売が続けられていることから、現在の販売台数は月販で約250台から300台ほどです」といいます。

 マイナーチェンジや新グレード/特別仕様車の追加はおこなってきたものの、商品力を回復させるには至りませんでした。

※ ※ ※

 新型ジュークは、先代が抱えていた基本設計の古さなどの弱点を払拭しただけでなく、運転支援技術のプロパイロットや、近年普及しつつあるインフォテインメントシステムなど、最新技術が多数搭載されています。

「Apple CarPlay」や「Android Auto」を使用してスマートフォンと連携し、スマートフォンアプリを8インチのタッチスクリーンに表示することが可能です。また、車載Wi-Fi機能を使い、パソコンやタブレット端末を接続できる機能も備わっています。

 また、「Nissan Connect Servicesアプリ」を用いて、スマートフォンを通じてクルマから離れている場所でもクルマのドアロック状態を確認したり、ドアのロック、アンロックをおこなうことも可能です。

 さらに、ドライブ前にタイヤの空気圧やエンジンオイルのレベルを確認することもできるといいます。

 欧州日産で商品企画を担当するポンツ・パンディクティラ副社長は、新型ジュークについて次のようにコメントしています。

「新型『ジューク』は、独自の個性を身にまとい、エキサイティングなパフォーマンスを発揮し、そしてお客さまのニーズに応える先進技術を搭載しています。必ずや欧州の小型クロスオーバー車を嗜好するお客さまにご満足いただけるものと確信しています」

 2019年10月末に開幕する東京モーターショーに向けて、日産が国内仕様のジュークについてなんらかの発表をおこなうのか、注目されます。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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