100円ショップのアイテムで作る超便利なライディングバッグ！

バイク乗りにとって『荷物』は永遠のテーマですが、最近は“サコッシュ”なるお洒落な小型バッグが流行ったおかげで、こんなことができます。軽く乗る程度なら本当に『使える』のでお試しあれ！

サコッシュってご存知ですか？
サコッシュバッグっていうのは、もともと自転車レースなどで補給色とかボトルを入れる小型バッグのこと。

なのですが、そのコンパクトさが注目を浴びてお洒落アイテムとして、ここ最近は人気になっています。

例えば『サコッシュ』でぐぐると、お洒落系からスポーツ系までよりどりみどり。

プライスもお手頃なものが多いです。

個人的には上のGOREGORYのサコッシュなんてステキだなと思っています。

サコッシュをバイクの『ちょい乗りバッグ』にできないか？
そしてサコッシュが流行ったおかげで、100均にもサコッシュとかサコッシュ風バッグが登場しております。

素晴らしい世の中になったもんです。

右がダイソーのもの。サコッシュではなく商品名としてはショルダーバッグです。

左がおしゃれ100均の王様seriaのサコッシュ。

ちなみにダイソーのものは200円商品でした……

しかし、これがスゴい！

サイズ感としてはこれくらい。

スマホとサイフ＋αくらいは入ります。

ちょっと走りにいこうかな、というときに便利なサイズです。

でもロードレース用が起源とはいえ、基本はショルダーバッグ形状。

バイクに乗ると走行風で暴れるし、ズレてくる……

そこでっ！！！

このダイソーのサコッシュ風バッグ（ショルダーバッグ）に

これを追加します！

長さ調整可能なゴムベルトです。

もちろん100円。税込108円ですね。

こいつはどこの100均でも、ベルトのコーナーにいけばだいたい売ってます。

本来の使いかたは

こんな感じ。

これはこれで確かに便利なんですがライダーはパーツ流用するのが得意ですからね！

アイデアとしてはメッセンジャーバッグのズレ防止用サブベルトと同じ発想。

こうやって追加します。

ボタンで簡単に着脱できるので便利なのです。

するとまるで小型メッセンジャーバッグ状態に！？

ひとりでセルフタイマー撮影なので半袖なのはご容赦ください（笑）

前から見るとこんな感じ！

サブベルト（楽々ゴムベルトのこと）の位置をもっと上にして、脇の下辺りに近くするとバッグがくるくる回りません。

下のほうにするとバッグ自体が風で暴れない。

サブベルト（楽々ゴムベルト）は50cmから80cmまで長さ調整できるから、ライディングジャケットの上からピッタリフィットを探せます。

このダイソーサコッシュのすごいところは、ショルダーストラップが長さ調整できるところ。

200円なのに……ダイソーおそるべし。

実際に使うときは、ショルダーストラップをもっと短くして、写真の位置よりもバッグ本体の位置を上にする＆サブベルトを脇の下の近くに通すのがオススメ。

そうするとバッグ自体も暴れず、走っている間に前側にズレてくることもない。

唯一の弱点は、フラップがベルクロ留めだというところ。

とりあえず走っていて外れたりはしてません。

でも200円の商品に完璧を求めるつもりもないし、ボクは通勤とか買い物の時にちょっと使いたいレベルなので、これで充分。

こだわる人はボタンなどの追加カスタムするのが正解でしょう。

200円のバッグ本体＋ゴムベルト100円＋消費税

しめて324円！（笑）

手間もありませんし、ダイソーで全部手に入ります。

これホント便利なので、よかったらお試しください！

そしてさらなる上級者にはseriaサコッシュを次ページでご案内します。

おしゃれ感で街乗りなら
デニム生地風のseriaサコッシュです。

seriaのは商品名もSACOCHEでした。

こちらは100円商品なので、先のサブベルトと合わせて合計216円の投資額となります

ただし、これは上級者向けです。

それと言うのも……

小さいんですね、バッグ本体が。

でもそれがイマドキな感じ。

流行の小さいお財布とかを使っているかたには、こっちのほうがおしゃれ感です。

収納は前面ファスナーからのポケットと、メインの2系統。

seriaサコッシュはファスナーなのが嬉しいですね。

そしてミニマルなライフスタイルを演出してくれるのがステキです。

seriaサコッシュの弱点はショルダーストラップの長さ調整ができないところ。（※ストラップの長さは、短すぎず長すぎずで丁度いいくらい）

上級おしゃれライダーのひとは挑戦してみてください。

まぁ、100均アイテムなので失敗しても、たかが知れてるでしょう（笑）

100均アイテム2個でつくる、お手軽ライディングバッグ。

でもサクッと乗るときに、かなり『使える』アイテムですよ？

ダイソー仕様でも合計324円ですから、汚れようが傷がつこうが気になりません。

ただし、これで高速道路とかは乗ったことがないので、耐久性全般は自己責任でお願いします（笑）

あくまでチョイ乗り用ですが、ご興味あるかたはお近くの100均SHOPへどうぞ！

文・写真：北岡博樹