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業界ニュース 2019.9.12

初代登場から28年! 売れ行き好調な日産セレナの歴史とはどんなもの?

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■人気ミニバン「セレナ」の歴史とは

 ミニバンのなかでも高い人気を誇る日産「セレナ」は、2018年に9万9,865台を売り上げ、2018年の新車販売登録台数(軽・輸入車除く)で4位に、ミニバンでは1位に輝きました。そんなセレナは、誕生から現在までどのような変化を遂げてきたのでしょうか。

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 初代セレナ(C23型)は、バネットコーチのフルモデルチェンジモデルとして、1991年に「バネットセレナ」として発売されました。

 当時、日産は1990年代までに技術の世界一を目指すクルマづくりを目標として、「901運動」というもの掲げていました。

 そのなかで設計された初代セレナは、世界初のスライドドアパワーウインドウの採用や、最上級グレードに「スーパーHICAS」の設定、マルチリンクサスペンションの採用(一部グレードを除く)など、特徴の多いモデルとなったのです。

 1994年におこなわれたマイナーチェンジで、商用バンのイメージを払拭すべく、バネットセレナから現在の「セレナ」という名称に変更。また、1995年8月の改良では、オプション設定だった運転席エアバッグが標準装備化されています。

 その後、1999年に登場した2代目セレナ(C24型)は、上位モデルである「ラルゴ」と統合して発売されました。

 当時、床面の低さが人気となり大ヒットしたホンダ「ステップワゴン」に対抗すべく、FR駆動からFF駆動に変更。

 そして、乗用車のミニバンとしては初の両側スライドドアを採用しました。また、コラム式のシフトレバーに変更することで、前後席間のウォークスルーが実現しています。

 2001年におこなわれたマイナーチェンジでは、横方向にフロントデザインを広げることで、安定感がありスッキリとした印象に変わりました。

 また、両側スライドドアにリモコンオートスライドドアを追加することで、さらに利便性が向上。このマイナーチェンジで、ディーゼルエンジンが廃止され、ガソリンエンジンのみの設定になっています。

 そして2002年には、累計国内販売50万台を記念し、「デュアルディスク V-G」、「デュアルディスク V-Gナビパッケージ」という特別記念車も発売されました。

 2005年には、3代目セレナ(C25型)にフルモデルチェンジ。「1BOXの可能性をシフトする」と「家族の絆をシフトする」をテーマとして開発されました。

 3代目セレナは、エンジンを2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに統一し、変速機にエクストロニックCVTと組み合わせることで、従来モデルに比べて低燃費を実現し、「平成22年度燃費基準+5%」を達成しています。

 2007年から2009年では、3年連続でミニバンの年間販売台数で1位となり、2010年には国内累計販売台数が100万台を達成しました。

 3代目セレナの売り上げが好調になった理由としては、室内長2825mm×室内幅1470mm×室内高1355mmと広い室内空間や、最小回転半径5.5mといった運転のしやすさ、シートアレンジのバリエーションなどが、ファミリー層などから支持を得たためです。

 また、この3代目からはスズキへのOEM供給として「ランディ」が登場しています。

■売れているミニバンの代名詞に?

 2010年に発売された4代目セレナ(C26型)は、先代のプラットフォームを採用しつつも、室内長は先代に比べて300mm拡大し、5ナンバークラスでは最大級となるフロントウインドシールドが採用されています。

 また、ボタンひとつで開閉可能な「ワンタッチオートスライドドア」や「フロント/リアワイドビュー」や「駐車ガイド機能」などを備えた「アラウンドビューモニター」がオプション設定されました。

 2012年には、「S-HYBRID」が「20S」を除く2WD全車に搭載され、サブバッテリーをエンジンルームに搭載することで、セレナ初となるハイブリッド化を実現。

 2015年におこなわれたマイナーチェンジでは、エマージェンシーブレーキとLDWを全車標準装備するなど、安全性能でも充実した内容となりました。

 2011年から2013年では、3代目と同様に年間販売台数が3年連続で1位を獲得しています。

 5代目セレナ(C27型)は、2016年に発売され、日産のデザインランゲージとしているフロントデザインの「Vモーショングリル」や、サイドデザインの「フローティングルーフ」、インテリアデザインの「グライディングウイング」を採用しています。

 5代目セレナに搭載された技術としては、量販車で世界初となる「ハンズフリーオートスライドドア」や、リアガラスの部分のみでも開け閉めできる「デュアルバックドア」、日産車では初となるキャップレス給油口を採用しました。

 また、運転操作支援システムである「プロパイロット」をメーカーオプションとして搭載。これはミニバンでは世界初となる設定です。

 また、2018年には電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したモデルも発売されました。e-POWERの追加によってユーザーからも好評を得た結果、2018年の年間販売台数では9万9865台を記録し、3代目、4代目に続きミニバンジャンルにおいて1位になっています。

 2019年8月には、5代目セレナのマイナーチェンジが発表されました。デザインが一新され、フロントマスクは「ダブルVモーショングリル」にクロームをちりばめたグリルパターンを採用。

 リアコンビランプをハイウェイスター専用パーツとしてデザインし、e-POWERモデルではホイールが16インチのアルミホイールとなりました。そして先進安全技術として、「全方位運転支援システム」を全車標準装備とし安全性能を高めています。

 長年に渡り、ミニバン人気をけん引してきたセレナ。新たにマイナーチェンジしたことで、ライバル車にさらに差を付けたいところです。

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(くるまのニュース Peacock Blue K.K.)

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