初代M3の生産が終了してから3年、2代目 M3はE36となって熱狂的な支持を受けて登場した。ややボディは大きくなったとはいえ、新たに搭載された直列6気筒エンジンがもたらす走りは鮮烈なものだった。
時流に合わせて控えめな仕立てで登場
1990年、次期3シリーズ(E36)の準備が整った頃、BMW モータースポーツ社はすでに新しいM3の開発に着手していた。当然、再びツーリングカーレースを制覇するべく進められていたが、突然のレースレギュレーション変更のため。もはや4気筒である必要はなくなり、2代目M3は新開発の直列6気筒エンジンを搭載してデビューすることになった。
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