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業界ニュース 2019.9.9

初代「デミオ」登場から23年 最新プレミアムコンパクト「マツダ2」は激変したか!?

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■シンプルな小型ワゴンからプレミアムコンパクトへ

 初代マツダ「デミオ」が登場したのは1996年です。日本のバブル経済崩壊後、消費が鈍くなっていたマーケットに、シンプルで実用性の高いコンパクトカーを低価格で供給するために開発されました。

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 コンパクトなボディサイズながら大人4名乗車でもゆとりある室内空間や、多彩なシートアレンジによる使い勝手のよさ、実用上十分な性能を持つエンジンを搭載するなど、コンパクトカーの王道をいくクルマでした。

 初代デミオはフォード「フェスティバ」をベースとしていたことで、海外では「Mazda 121」として販売がされました。その後、世界で販売されるフォード「フィエスタ」とプラットフォームを共通とする2代目からは、121の発展車種として「Mazda 2」の名前が与えられます。

 そして2019年7月、マイナーチェンジに併せ、日本国内向けの車名もデミオから「マツダ2」にあらためると発表したことで話題となりました。

 そこで、デミオの初代モデルと最新のマツダ2、それぞれの特徴を紹介します。

●実用性重視の潔さと低コストで人気となった初代「デミオ」

 1996年にデビューしたマツダ「デミオ」は、同社が製造していたフォード「フェスティバ」のコンポーネンツを流用して、短期間・低コストで開発した小型ステーションワゴンです。

 市街地などを走る日常ユースから、荷物を積み込んで出かける週末のレジャーまで、幅広い生活の場面で多彩な使い方ができることを目指した「マルチパーパスコンパクト」がコンセプトでした。

 全長3800mm×全幅1650mm×全高1500mm(ルーフレール付きは1535mm)のボディは、ルーフラインを水平基調にデザインすることで、後部座席のヘッドクリアランスも十分に確保し、大人4名乗車でも窮屈にならない広い室内空間を実現しています。

 また、シートをフルフラットにすることも可能で、リアシートを倒して荷室を拡大すれば、高い収容力も持っていました。

 エンジンは最高出力100馬力の1.5リッター直列4気筒、または83馬力の1.3リッター直列4気筒を搭載。実用には十分な性能を備えており、組み合わされるトランスミッションは5速MTと4速AT(1.3リッター車は3速AT)が選べ、駆動方式はFFのみです。

 移動という目的を果たすための手段として、デミオは日常でも週末のレジャーでも不満がなく、中級クラスのクルマからの乗り換えや、運転のしやすさもあって軽自動車からの乗り換えなど、幅広い層に受け入れられました。

 ちなみに初代デミオは、当時のフォードブランドの販売チャネル「オートラマ」から、フォード「フェスティバミニワゴン」としても販売していました。

■2019年7月、デミオは「マツダ2」に生まれ変わる

●上質なコンパクトベーシックとなり、あらたな顧客も獲得する「マツダ2」

 前述のように、2019年7月のマイナーチェンジで、日本国内向けの車名がデミオからマツダ2に変更されましたが、基本的な部分は2014年に発売された4代目デミオを踏襲し、目立った変更はフロントフェイスとリアのデザインです。

 マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」によって生まれた、美しくまとまった外観と、さらにそれを際立たせる塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」が、色の深みを強調して、ボディの造形美がより質感高く映ります。

 内装についても、上質な心地よさに包まれる色と素材のコーディネーションが施された、乗る人にフィットするシートや操作しやすいレバーやスイッチ、便利な収納スペースなどの機能性を持っています。

 ボディサイズは全長4065mm×全幅1695mm×全高1500mm(FF車)と、初代に比べると265mm長く、45mm幅広くなっていますが、まだまだ十分にコンパクトなサイズです。

 加えて機械式駐車場(一般的には全高1550mmが上限)に入れる全高を初代デミオから維持しており、背が高い印象のあった初代デミオの全高(ルーフレールなし仕様)と同じです。

 搭載されるエンジンは、最高出力110馬力/最大トルク14.4kgmの1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」と、最高出力105馬力/最大トルク25.5kgmの2.5リッターガソリンエンジン並みの最大トルクを誇る、1.5リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の2種を用意しています。

 またマイナーチェンジでは、車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」にもとづき、シートとサスペンションを最適化し、クルマの動きを自分の体のように感じられる上質で心地よい走りを追求しました。

 今回のマイナーチェンジでは、マツダ2への車名変更が大いに話題となっていますが、じつは見えない部分で確実に進化しています。

 マツダ2の価格はガソリンエンジン搭載車が154万4400円(消費税込、以下同様)から、ディーゼルエンジン搭載車が195万4800円からです。

※ ※ ※

 マツダ2は、作り手がこだわり手間をかけて開発したクルマだと、マツダがアピールしていますが、初代デミオの割り切った実用車のイメージからは大きく変わっています。

 初代から代をかさねて現在のマツダ2になるまでの間、ベーシックなコンパクトカーにも「質」が求められるようになったという、時代の流れなのではないでしょうか。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • kan*****|2019/09/09 20:08

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    今のマツダには、初代のようにコンパクトながらスペースユーティリティに優れたモデルが一つもないね。
  • jtw*****|2019/09/10 00:48

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    箱型のデミオに乗ってる人に何で買い換えないのって聞いたら今のデミオは格好は良いけど
    リアシートは狭いし天井も低いしリアシートを倒しても段差ができるからこれがいいんだとさ
    見た目より実用性を優先する人も多いのを考えてほしいな。
  • zen*****|2019/09/09 19:27

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     初代はコンセプトや価格好きだったけど、足回りは妙に腰高でグリップしないへんな車だった。プレミア言うなら2代目が一番物量入って高級だったけど、重さと低いエンジンミッション技術で燃費がFitあたりの倍になり不評に。その後のはスペースユーティリティー下がったからデミオじゃなくて2と言われればまあそうなんだけど。にしても高くなった、初代なんか実質80万以下じゃなかった?

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