日本仕様専用のエンジンが用意されることも!
最近では昔ほど特別感はなくなり、普通に受け入れられつつある輸入車。しかし、本来は日本国外がメインマーケットということもあり、日本で正規に販売するにあたって大小さまざまな改良が施されている。今回はそんな輸入車が日本仕様を作る上で変更している点などをご紹介していこう。
クルマ好き同士が混乱必至! 日本と海外で「名前が被る」のに「違うクルマ」5選
1)エンジンマネージメントの変更
日本と海外では普通に販売されている燃料の質が異なる場合もあり、それに合わせた調整が施されたり、排出ガス基準に合わせた改良が施されたりすることがある。場合によっては日本専用のエンジンが用意されることもあるほど。なお、輸入車の大半がハイオク仕様となるのは、海外で販売されているレギュラーガソリンのオクタン価の値が日本と異なるためと言われている。
2)オーディオ・ナビゲーションの変更
一昔前はナビが標準ということもなかったが、ラジオの周波数が国によって異なるため、日本仕様の周波数のオーディオへの変更は必須だった。現代ではナビゲーションが必需品ということもあり、ナビゲーションの中身はもちろん、メーター類に表示される文字や表記なども当然変更される。
右ハンドルにするにあたりペダルレイアウトの調整も必要
3)ハンドル位置の変更
以前は正規輸入車でも左ハンドルのままということが多かったが、現在では正規輸入車のほとんどが日本の交通事情に合わせた右ハンドルとなっている。以前は本当に単純にハンドル位置を変更しただけで、ペダルレイアウトが残念なモデルもあったが、最近はそのあたりも含めしっかりチューニングがなされている。
4)車名の変更
自動車の車名というのは商標として登録されており、同じ車名のクルマを他メーカーが販売することはできなくなっている。しかし商標というのは国ごとに登録されるものであるため、本国では名乗れた名前が日本ではすでに商標登録されている、ということもある。そういったときは商標を持っているところに交渉して譲ってもらうことになるが、全く別の車名で販売してしまうという手段もある。また、日本では言葉の響きがネガティブな意味にとらえられてしまう恐れがある場合も改名されることがあるようだ。
今回取り上げたのは一般的な輸入車のお話だが、中には日本専用のドアハンドルを用意したり、足まわりの味付けを丸ごと換えてしまうというような車種もあるとのこと。輸入車オーナーの人は本国仕様との細かい違いをチェックしてみるのも面白いかもしれない。
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