同乗者を酔わせないためにできること
クルマに酔いやすいという人、いますね。こまめな休憩、ゆっくり走る、などもいいですが、ドライバーとしても最大限に注意してあげたいものですね。運転時の注意点やポイントを意識することで同乗者が酔いにくい運転へと改善していきたいですね。同乗者が酔いにくい運転を目指して、ここでは同乗者を酔わせないための注意点を紹介したいと思います。
クルマ選びにおいて「○○スポーツパッケージ」的なクルマや重心の高いクルマは選ばない
マニアックな輸入車など、日本に限られたグレードを導入するのに「○○スポーツパッケージ」のようなクルマばかり輸入していた時期がありました。歴史を紐解いてもたいしてモータースポーツで支持されてきたわけでもないブランドまで。筆者個人的にあの手の惨状を昔から見て「なんだかなあ」と思っていたものです。こうしたクルマを購入検討されている場合には、少なくとも試乗していただくのが良いと思います。
現在はだいぶ知見がたまって、しなやかさこそ速さの源泉という知識も浸透してきました。ですからスポーティーモデルでも乗り心地が良いクルマもあります。ただ注意されるべきは、中古車のときです。適度にやれていてちょうど良くなっている場合もありますが、間違っても、酔わないクルマを選ぼうと思ったら、必ず試乗していただくことをおススメします。
また、大人気ミニバンも注意が必要です。同じようにハンドルを切っても、ブレーキを踏んでも、上体の移動が大きいですね。軽自動車のスーパーハイトワゴン系ももちろん含めてです。こういうものも、上級仕様で専用の足回りになっているクルマなど、酔いやすさの元凶である場合も少なくありません。ぜひ確認していただきたいです。
酔いやすいクルマを避けるという意味では、ミニバンや軽自動車はカテゴリー的に排除した方がいい場合もありますが、ドライバーとしての「同乗者を酔わせないための運転練習用」になら、むしろ積極的に選んでもいいかもしれません。こういうクルマで、荷重移動を意識してひらりひらりとカ187466738ーブを超え、山坂道を過ぎることができれば、普通のクルマなら同乗者に車酔いさせなくて済む運転ができるかもしれませんので。参考にしてみてください。
教習所で習った「“急”のつく行為禁止」をもう一度意識する
免許を取って、初めのうちは不慣れであちこち擦ってみたりしてその都度免許の点数もさることながら、しょんぼりして少しずつドライバーとしての経験も積んでいくわけですね。そして10年、10万キロくらい走ってから一番最初に教官から教わったことが実はかなり的を射ていることを再認識する瞬間があるかもしれません。「“急”のつく行為の禁止」もその一つでしょう。
急ハンドル、急ブレーキ、急加速は気持ち悪くならなくても不快にさせることがありますね。端的に言うと「かっくん」させないようにするということです。運転をする上では同乗者にできるだけ不快な思いをさせないというのはマナーとして実は一番大事なことの一つだとさえ思います。
道路は社会です。クルマの中にも、同乗者がいるということは小さな社会があるのです。“急”のつく運転は、余裕がないのです。余裕がないと注意力散漫になってしまったりします。そうした時は早めに休憩を取るべきです。とにかくぶつかりそうだからとかけた急ブレーキが玉突き衝突の原因になることもあるでしょう。渋滞の原因もそうしたことです。
そういう運転の仕方の積み重ねが同乗者を酔わせてしまう原因にもなり得ます。もちろん、職業ドライバーでもなければなかなかすぐにそんなこと言われても、という話もあるでしょうが、是非今日から意識してみましょう。ずっと無意識なのと意識することの違いは大きいです。交通安全にも寄与するはずです。
ルート選びは適切ですか?
もし車酔いしやすい人がいて、その人のことを最優先に考えるのであれば目的地にたどり着くルートも考慮にいれてみましょう。例えば箱根を超えて沼津へ行くのと、御殿場を越えていくのではかなり様子が違います。総距離もかなり変わてしまうことになりますが、それでも車酔いしにくいルートを選ぶというのも一つの手です。そう考えると、いつもナビに従ったコースだけを運転していても、本質的にはこういう時にはあまり役に立たないかもしれませんね。日ごろから場所と位置関係を気にする癖をつけておくと、例えば同乗者がクルマに酔いやすかった場合など役に立つかもしれません。
高速道路は車酔いしにくいか。確かに安全です。しかしそれでも急なカーブ、日本の場合は首都高速や阪神高速などがありますね。運転時には注意したいところです。快適なクルージングを心がけて、揺れの少ない運転を心がけましょう。同乗者の車酔いしにくい運転、そして自分自身も疲れにくい運転をこころがけましょう。
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