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業界ニュース 2019.8.25

30年以上なぜ「ハチロク」人気続く? 走り屋漫画で有名になったAE86とは

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■漫画の読者が憧れた、「ハチロク」とは

 走り屋系の漫画として、1990年代後半に一躍ブームとなった「頭文字D」。その主人公が乗っていたクルマが通称「ハチロク」です。

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 正式には、1983年にトヨタが発売した4代目「カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86型)」のことを指し、世界規模で有名な日本車のひとつともいえる人気を誇ります。

 なぜ、これほどまで人気の高いクルマとなったのでしょうか。

 ハチロクはの発売当初、2ドアと3ドアのボディタイプが用意されました。パワートレインは、1.5リッターエンジンと当時新しく開発された1.6リッターエンジンの2種類があり、トランスミッションは5速MTという内容でした。

 1985年におこなわれたマイナーチェンジでは、新たに電子制御4速ATを追加。レビンとトレノの見た目の違いは、ヘッドライトで、レビンの固定式に対し、トレノはリトラクタブルヘッドライトを採用していました。

 ハチロクが人気となった理由のひとつに、前述した漫画「頭文字D」の影響があります。

「頭文字D」とは、主人公の藤原拓海が、関東各地の走り屋と峠で対戦を重ねながら成長していく物語です。そんな主人公の愛車として登場したのが、白黒のスプリンタートレノでした。

 それまでAE86というと、人気が高かったレビンを指すのが一般的でしたが、頭文字Dが流行した1990年代後半からは、AE86というと白黒のトレノをイメージするのが一般的となりました。

 アニメ化もされた頭文字Dの影響により、漫画やアニメを見た世界中の若者たちの間で白黒の3ドアのトレノが人気となっています。

 また、「ドリフトキング」の異名を持つレーシングドライバー・土屋圭市氏の存在も、AE86の注目を集める大きな要因となります。

 1977年の富士フレッシュマンレースでデビューを果たした土屋氏。1984年の富士フレッシュマンレースでスプリンタートレノに乗り、開幕6連勝を果たしたことで、土屋氏とトレノへの注目が集まりました。

 土屋氏のドリフトテクニックは、ハチロクのおかげとしており、高いボディ剛性と優れた応答性によるものとしています。

 プライベートでもカローラレビン/スプリンタートレノを所有しているという土屋氏は、「ハチロクは一生乗り続けるつもり」とトヨタのインタビューにて明言しました。

 走り屋系漫画と土屋氏の影響もあって、世界中のドリフトイベントでは、必ず目にする1台といっていいほど流通したほか、カスタムパーツもさまざまなものが商品化されています。

■「ハチロク」の名を受け継ぐ、トヨタ「86」

 トヨタ「86」は、2012年に発表・発売されたFR駆動のスポーツカーです。「直感ハンドリングFR」をコンセプトとして、スバルとの共同開発により誕生しました。

「自分だけの1台を楽しみながら育てる」という、カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86型)の考えを継承していることから、「86」の名を受け継いでいます。

 86は、軽量・コンパクト・低重心・低慣性を特長とし、スバルの水平対向エンジン技術とトヨタの最新直噴技術D-4Sを組み合わせた、世界初の「水平対向・D-4Sエンジン」を搭載したクルマです。

 ボディは、軽量でコンパクトなFRプラットフォームを専用に設計することで、量産4人乗りスポーツカーでは世界最小となるサイズを実現。

 また、低重心を追求したパワーユニットをフロントミッドシップに配置し、低重心と低慣性化を実現させたのです。

 水平対向・D-4Sエンジンは、優れた出力・トルク性能を発揮しつつも、高い環境性能を確保しました。

 また、共同開発を行ったスバルから兄弟車として、BRZが発売されています。BRZは、「B:ボクサーエンジン (Boxer Engine)」「R:後輪駆動(Rear wheel drive)」「Z:究極(Zenith)」を意味しており、スバル車では初となる量販型後輪駆動車です。

 86とは、仕様上の大きな違いはなく、エンブレムや内装のデザインが、足回りのセッティングなどが一部違うのみとなっています。

※ ※ ※

 ハチロクは発売から30年以上経った現在でも、根強い人気があるクルマです。2012年には、ハチロクの考えをコンセプトを受け継ぐ86/BRZが登場しましたが、いまだにレビン/トレノともに中古車市場での価格は高騰しており、「ハチロク」の人気の高さがうかがえます。

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(くるまのニュース Peacock Blue K.K.)

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みんなのコメント

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  • jrh*****|2019/08/25 08:33

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    一番の理由は、ここ30年間において、
    DOHC1600ccエンジン、クロースドの3ドア(2ドア)、5ナンバーサイズのコンパクトボディ、後輪駆動、
    これらすべての条件を満たすクルマが一台も世に出てこなかったことじゃないか
  • kan*****|2019/08/25 08:14

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    なぜ人気が続くのか?それは、この30年余りの中、AE86に代わるくらいのコントローラブルなFR車が数えるくらいしか現れなかったこと、しかも安価で若者が買えるくらいのモデルが代を経るごとに少なくなったからですよ。メーカーも30年余り、安価なFR車がこれほど市場性を持つなんて思いもしなかったんでしょう。やろうと思っても、コスト面、安全装備、設備投資が足かせとなり1つのメーカーではどうしょうもなくなっているのでしょう。それがあっての86/BRZだったんでしょうが・・・
  • er3*****|2019/08/25 09:13

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    マンガで人気になる前は5万10万で買えたのにね。安いからクラッシュさせても財布にダメージないし、すぐに代わりはあるし、部品もあるからなんとでもなるっていう貧乏走り屋御用達だったな

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