モータージャーナリストの竹岡 圭さんが2016年から主宰する「圭rally project」(http://www.kei-rally.com)。今年で3年目を迎えるが、その戦いの模様を今回から逐次、彼女自身のレポートでお届けする。まずはそのプロローグから。
モータースポーツとの出会いはレーシングチームのマネージャーとして
みなさまこんにちは。モータージャーナリスト・タレントの竹岡圭です。さて、今回からWebモーターマガジンで、私のラリーチャレンジのレポートを掲載させていただくことになりましたので、よろしくお願い致します~!と、急に言われても何の話?という方も多いと思いますので、ちょっとした経緯をまずお話しますね。
トヨタ決算発表会で明らかにされた“21年末までに投入する新モデル18車種”を大予想【スクープ】
私はプロのレーシングドライバーではないのですが、長いことモータースポーツをしてきました。最初はレーシングチームのマネージャーとして、モータースポーツ業界に入りました。そこで働いているうちに「私もドライバーとして乗ってみたい!」という気持ちがムクムクと沸き上がりまして、まずは国内B級ライセンスを取得し、続いて国内A級ライセンスを取得。チャンスを伺っていたところ、メディア対抗ロードスター4時間耐久レースのシートをゲットすることができまして、それが私の公式モータースポーツデビューとなりました。
それから耐久レースをメインに、スプリントレースやラリーレイドに参戦してきましたが、いつかラリーをやってみたいな~という夢を持っていたんですね。というのも、ある日グラベル(非舗装路)路面を走ったらとっても楽しかったから。そのグラベルを走る競技はいくつかあります。まずはダートトライアル。でもダートトライアルはとっても楽しいけれど、方向音痴の私はコースを覚えるのが難しかったし、距離が短いのがちょっと気になりました。
落ち込んだ心を立て直すためにラリー参戦を決意
せっかくならもっと長い距離を走りたいとなって、ラリーレイドにも参戦しましたが、ラリーレイドやラリークロスやグラベルレースって日本で開催されていないので参戦するのがとっても大変なんですよね。となると、グラベル(非舗装路)を走ろうと思ったら、やっぱりラリーでしょ!ということになるんです。
でもいくら日本で開催されているとはいえ、モータースポーツに参戦するには、準備も含めて大変な時間と労力とお金が掛かります。やりたいと思いたって、パッと始められるものでもないんですよね。なので、いつかはやりたいなぁ~という夢になっていたんです。
そうして時は流れて2016年、突如私の身にとってもショックなことが降りかかってきました。そして、私はかなり落ち込むことになります。そう、今まで体験したことないくらいに…。「このままだと病気になっちゃいそう…。何か楽しいことしなくっちゃ。私がやりたかったことってなんだっけ…。そうだラリーがやりたかったんだよね」と、ラリーへの参戦を思い立つわけです。
手元にはこれも憧れ、いつかは手にしようと夢見てコツコツ貯めていた、ポルシェ購入貯金がありました。ポルシェを買うか、ラリーに出るか…。究極の選択ではありましたが「ポルシェは頑張れば、もう少し後でも買えるかもしれない。でも年齢を考えてもラリーへの参戦を始めるのは、もう今がラストチャンスかもしれない」という結論に達した私はラリーへの挑戦を決意します。それが2016年のことでした。<続く>(文:竹岡 圭/写真:原田 淳)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
ホンダ「新型最高級ミニバン」登場! 超豪華な「リアシート」がスゴい! 2年ぶり復活でめちゃ快適になった後席の特徴は?
伊豆縦貫道「最南端区間」開通で「25分短縮」も!? 全通まで大詰め 河津~下田の「危険な山道」解消から1年「驚きの効果」とは
日産が“新”「エルグランド」発表! 超豪華「4人乗り仕様」もアリ! 価格は408万円から 何が変わった?
ついにマイナス金利が解除! このままだと銀行のマイカーローンが上がるかも……実は知らない銀行金利の秘密
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?